恋人岬から見る冠雪の米山と米山大橋。
道の駅あきた港近くのルートインを朝2時40分に出発。
最初に写真を撮ったのは5時半ごろ道の駅あつみ、まだここは秋田県。
日の出時刻は過ぎているが、この辺りの日本海側沿いに太陽が出てくるのはもう少しあと。
新潟県に入って国道7号から日本百名道の一つ「笹川流れ」と呼ばれる国道345号へ。
この「笹川流れ」は2017年8月、北海道からの帰りに通っている。
夏の暑い日だったが、晴天の日本海は良かった。
道の駅笹川流れに着いたのは6時過ぎ。
前回来たときはちょうどお腹が空いていて、2階のレストランでソースカツ丼を食べたのは良い思い出。
国道345号へ入るとき、今日はマラソンがあって9:00~12:30は通行止めになる案内があった。
朝6時台でもすでに各所でマラソンに向けた準備が始まっていた。
この時間なので道の駅やレストランは営業前。
2階から道路向かいの海が見渡せる場所へ行こうとしたら鍵が閉まっていて行けない。
と思ったら、その道路向かいにも階段があった。
前回、レストランの所から渡ったイメージが残っていた。
新日本海フェリーの新潟~小樽便では、新潟を出港すると間もなく粟島が見えてくるが、
ここからはその粟島がうっすら見える。
まだ太陽が当たる前の海岸の景色を見ながら、2017年の時に来た様子を思い浮かべる。
今日も天気が良さそうなのに帰らなければいけないので、新潟県内をそれほど立ち寄れない。
7時半ごろ、豊栄SAにて。
桜が咲いていた。
さて、ここからどこへ行こうか。
有名どころで弥彦山スカイラインへまだ行ったことが無く、行ってみようかと思ったが、
前方に見える山の方は霞んでいる感じだったので今回はやめた。
選んだのは海に近い駅として度々紹介される青海川駅へ行くことに。
写真は国道8号の駐車帯にて。
お~っと思わず声が出るくらいキレイな日本海の景色。
国道8号の赤い米山大橋をくぐる。
青海川駅に到着したのは8時50分ごろ。
ここは初めて。
もう少し待てば9時06分の直江津行きがやってくる。
無人駅というのは気軽に入れるのが良い。
越乃Shu*Kura?
そういう列車があるんだ。
毎年のように北海道への玄関口として新潟港へ行っているので、
このエリアを通過するたびに海が近い駅ということでいつか来てみたかった。
雰囲気としては北舟岡駅に近いかなと思った。
反対側のホームへ行ってみる。
海側のホームはこんな感じ。
2022年の春に北舟岡駅へは2回訪れていて、ホームの後ろは似たような感じで、
2つの駅の写真を見比べてみると海に近いのは北舟岡駅の方かな。
波打ち際までの距離でいうと驫木駅が圧倒的に近く、目の前がすぐ海になる。
この海の先。
恋人岬があるのでこのあと行ってみる。
特急列車が通過して行く。
そして直江津行きの普通列車が2両編成でやって来た。
乗る人はいなかったが、降りる人は2~3組いたと思う。
では恋人岬へ。
ここから歩いて行くのかと思ったが、まだ車で進めそうだ。
下には広い駐車場があった。
初めての所は楽しみ、スイセンが咲いている。
初山別村のみさき台公園のような感じに写真を撮ったつもりでいたが。
これが昨年の2022年5月5日にみさき台公園で撮った写真。
今になって写真を並べてみると、この支柱は全く同じものか?
根元の枝を切った部分なんかはそっくりだ。
向こうは人がいるのであとにしよう。
この先は鴎が鼻(かもめがはな)となっている。
下の広場へ。
下灘駅にあるようなベンチ。
写真真ん中の大きな岩が鴎が鼻の案内図にあった弁天岩か。
では恋人岬へ、床にはビー玉が埋められている。
ここへ来て驚いたのが赤い橋の向こうに雪山が見える。
あの雪山は米山か!
米山というとサービスエリアの名前しか思い浮かばず、
実際にこれまでこの山を意識して見たことはなかったと思う。
右下には先程の青海川駅が写っている。
この恋人岬に来たら海の景色がキレイだろうなと思っていた。
それが思いもしなかった冠雪の米山を見ることが出来て、
そして赤い米山大橋と青海川駅、この景色はすごいと思った。
時間的にはもう少し他も回れたが、すごく良いものを見た感じになって、
有終の美ではないが、これで終わりにしようと思った。
帰りながら国道8号の途中で見えた桜の所へ。
国民休養地は閉園しましたとの看板。
この先も桜があるなあと思っていると、一台の車が通り抜けていった。
あれ行けるんだと思って、ちょっと行ってみることに。
すごい、ず~っと桜が続いている。
上に行くとこんな駐車場があった。
かつての施設の駐車場なのか、入口に何も書かれていなかったので入って大丈夫だと思う。
車を停めた場所と反対側にあった案内、これを見るとかつてキャンプ場だったようだ。
ちょっと歩いてみる、これが入ってきた駐車場の入口。
そして国道8号から上がってきた道の桜並木、けっこう大きな桜の木だ。
さあ、これで帰ろう。
寄るつもりはなかったが、吸い込まれるように新井PAへ。
前方に見える山は妙高山か?とにかくキレイだった。
早目に切り上げたので17時には帰宅、この日の走行距離は860km。
4日間に渡って東北を巡ってきて、今回の一枚はこの龍飛岬へ行った写真。
龍飛ラインが冬季通行止めと分かった時は九州をやめて東北に切り替えた判断を誤ったかと思ったが、
その後は三陸海岸や五能線沿いの大間越街道、そして男鹿半島と全体としては良かったと思う。
4日間の走行距離は3011km、あっというまに時間が過ぎていった。