
有島記念公園から見る冠雪の羊蹄山、ニセコ町にて。

弁慶岬のつづき、追分ソーランラインを進んでいると右手に桜が見えたので入った。

道の駅みなとま~れ寿都の近くにある寿都神社。

今日は初めて桜に出会えた。

散り始めていたが。

これだけの桜並木が見られれば十分満足。

ここもピンク色。

思いがけず桜が見られたことは嬉しい。

春の時期に北海道を巡っていると思いもしなかった場所で桜に遭遇することがある。
それまで何度か通っていても、それが桜の木であることに初めて気が付くことも多い。

偶然の桜に満足。

鰊御殿のところに来ると日が陰って暗くなってしまった。

このスペース、最初に訪れた2017年は車が入れたが、少し前から入れなくなっている。

向かいのそば屋は営業中。

少し待って雲の間から太陽が出てきた。

ここから見える海と風車の景色は好き。

駐車場の所に展望台のようなものが見えたので行ってみようとしたら、
直後にまた太陽が隠れてしまったので、まあいいかと通過した。

磯谷高原へ行こうとしたら以前は無かった立入禁止の看板が設置されていた。
羊蹄山も見えるし海の景色も良いし好きな場所だったが残念。

道の駅いわないに立ち寄ったのは15時ごろ。
左が駐車場で道の駅は前方にある。

ずっと気になっていたがこれから進む積丹半島の方は雲がかかっている。
前回積丹半島を回ったのは2019年で、久しぶりに神威岬や島武意海岸に行って、
今日は小樽で泊まろうかと考えていた。

羊蹄山がある方向は雲が少ないので神威岬方面ではなく羊蹄山を目指すことに決めて、
今日の宿泊地として倶知安駅前のホテルを予約した。

羊蹄山を見る場所として選んだのは有島記念公園。

今回の渡道で初めて羊蹄山の近くにやって来たが、
時刻は16時近くなので、今日はもうあまりいろいろな所へは行けない。

振り返るとニセコアンヌプリ。

有島記念館の方ではなく真っ先にこちらへ来た。
昨年の春に有島記念公園に来たが、この場所が分からず有島記念館から写真を撮った。
そして夏に来た時にこの場所を確認した。
新日本海フェリーの情報誌の表紙になった場所で、ここから冠雪の羊蹄山を見たかった。

羊蹄山のところから発生した雲が左へ移動している。

有島記念公園から見る冠雪の羊蹄山は素晴らしい。

手前の赤い屋根が風景のポイントになっているのかもしれない。

ちょっとした水路があって。

どこを撮っても素晴らしい風景になる。

実際にこの空間にいるとそれはもう最高の気分。

昨年の春もあの場所に車を停めながら、左のエリアの存在に気が付かなかった。

有島記念館があるエリアへ。

羊蹄山ってずっと見ていても飽きない。

あそこには桜が咲いている。

昨年は4月30日に来ていて、この場所の写真が全く無かったのでまだ桜は咲いていなかったと思う。

桜については数日の差で全然様子が変わってくる。

冠雪の山と桜の風景というのは春の北海道の醍醐味。

昨年はこの辺りで、あれ?見たいと思っていた風景と違うなと思いながら写真を撮っていた。

有島記念公園は羊蹄山を見るスポットの中でも最高峰に位置すると思う。

他に二組ほど人がいたが、桜も咲いているのに人があまりいないというのが不思議なくらい。
本州だったらあのちょっとした桜だけでも人が集まってくる。

有島記念館を少し通り過ぎた場所、左に1本の桜があった。

羊蹄山と桜。

こっちにも桜が見えたが。

まだ見頃の前だった。

ということで有島記念公園とはお別れ。
またこの春の時期に有島記念公園には必ず訪れたい。

国道5号沿いの宮田ビューポイントパーキング。

何度か北海道を訪れてきて、標高の日本一は富士山でも、美しさの日本一は羊蹄山だと思う。

17時半ごろ倶知安駅に立ち寄る。

駅舎の横に桜があった。

北海道新幹線開業に伴う工事として、在来線のホームが奥の方へ移動されていた。

倶知安駅に寄ったのは、明日うちの奥さんが帰宅するため、
今日のうちに新幹線を含めた切符を買っておこうと思ったから。
普通列車で倶知安から長万部まで行けば、あとは特急と新幹線で帰ることができる。

今日宿泊するのは倶知安駅の斜め向かいにあるスマートホテル倶知安。

18時にホテルに到着、地方のちょっと古めのホテルだと部屋が広かったりする。

部屋は網入りの窓ながら羊蹄山ビューだった。
羊蹄山には再び雲がかかっていたが。

およそ15分後に再び外を見ると、驚いたことに雲が無くなっていた。
わずかな時間で雲が無くなったり逆に雲がかかったりすることがあるのは、
面白いことでもあり逆に怖いことでもある。
今日は新函館北斗駅前を出発して追分ソーランラインを北上、岩内町で内陸部へ入って倶知安駅前泊。
初めてかもめ島を散策、日本海を眺めながらの追分ソーランライン、最後には羊蹄山と、
書き出すとまだまだたくさんけど、朝から夕方まで内容の濃い一日だったと思う。
本日の走行距離は371km。
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北海道2023 | 旅行/地域
Posted at
2023/06/26 21:15:47