
ルスツリゾートの羊蹄パノラマテラスから見る羊蹄山。

道の駅名水の郷きょうごくのつづき、望羊の丘へ向かいます。
望羊の丘という案内は無く、牧場としての役目は終了している町営牧場方面を目指す。
前方には尻別岳が見えている。

右を向けば大きな羊蹄山が見える。

望羊の丘へと続く一本道、何度来ても同じ場所で写真を撮っている。

一年前のブログの中で、「脇方錦連絡線」とこの先の「大富・脇方線」を日本一の道と書いた。

これまで自分が走ってきた中で、ここから続く一本道が日本一の絶景が見られる道だと思った。

望羊の丘に到着。

尻別岳もキレイ。

昨年と変わらず、望洋の看板が掛けられる右の柱は折れたまま。

一年前のブログでもう一つ、望羊の丘が車で行くことが出来る日本一の場所と書いたけど、
望羊の丘はあの看板を含めての景色が最高だと思う。

その看板自体はこの小屋の中に置かれている。
是非とも復活させてほしいので、少し想いも書いて管理者の京極町に要望のメールを送った。
すでに修繕する計画があるのならいいけど、来年は復活してほしい。

昨年は望羊の丘からその先の道がすごく良いことを知った。
その前は知らずにここで引き返していたことが惜しかった。

望羊の丘からちょっとだけ進むとこんな景色となる。

ここからだと持っているレンズでは尻別岳と羊蹄山は一緒に入らない。

一つ前のブログでも書いたけど、羊蹄山というのは日本で一番美しい山だと思う。

そして昨年来たときにココいいぞ!と思った場所。

とにかく羊蹄山が美しい。

昨年はとても気に入ったのでここから撮った写真をヘッダー画像に使っていて、
今年の写真に変えてもそんなに雰囲気は変わらないので、昨年の写真のままにしておきます。

脇方錦連絡線から大富・脇方線へ進むと尻別岳と羊蹄山の2つが入るようになる。

夏に来ると道の両側の草が伸びてだいぶ雰囲気が変わってくる。
冠雪の山が見られるこの春の時期に来ると、それはもう感動の連続。

素晴らしすぎるこの風景。

大富・脇方線の表示。

グリーンがキレイ。

北海道へ行くなら春のこの時期がベストシーズンだと思えるような一枚。

昨年もほぼ同じような景色を見ていて、再び同じ景色を見ても感動する。
年に一度見られるかどうかなので、また来年渡道した時にこの場所へ来ても感動するだろう。

もう少し進むと視界が木で遮られて羊蹄山が見えなくなる。

白樺の木のあたりでUターン。

戻りながらでも名残惜しいので写真を撮る。

小屋まで戻ってくると三重県から来たというライダーの方がいた。
ここへは初めてで本当に道があっているのか不安だったがスゴク良いところだと写真を撮っていた。
北海道って絶景の場所でもそんなに人がいないというか混雑しない。
本州でこんな場所があったらこの一本道なんか渋滞してしまうなんて話をしていた。

フェリーで北海道へやってくる人はそれぞれ想いがあるので話は尽きない。
ライダーの方とお別れ、このあと最終的に函館へ行って夜景を見るそうだ。
自分の方は羊蹄山を見て洞爺湖は寄りたいなと思っていたが、その後は完全にノープラン。
そうか函館か!今日なら途中にある八雲育成牧場展望台へ行けば、
この羊蹄山が噴火湾越しにキレイに見えるんじゃないかと思って、
前日までいたが再び函館方面へ行きながらいろいろ寄ってみようと考えた。

望羊の丘をあとに更進ビューポイントパーキングへ。

尻別川と羊蹄山、近いから羊蹄山が大きい!

尻別川と尻別岳が見えるこの風景も好き。

今回の渡道で羊蹄山を見るポイントとしてどうしても行きたい場所があった。
羊蹄山と尻別岳の間の道道257号を通って途中のこの場所から入る。
右の注意書きはジャガイモの畑に入らないようにということで、道自体は進入禁止ではない。

この先のスポットやこの入口のことを昨年夏に北海道から帰ってきてから初めて知った。

ダートを登っていく。

高度が上がるにつれて雪が多く残っている場所もある。

幸いにも通行する部分に雪は無かった。
もし雪が残っていたら引き返すことになった。

進む方向に頂上らしきものが見えてきた。

初めての場所ということで期待が高まる。

8時半ごろ到着、あとで調べるとこの到着した山はソリオイ山ということだった。

近くにはルスツリゾートから上がってくるゴンドラの山頂駅。

羊蹄山を見るためにこの場所へやって来たのだが、目の前に広がる景色に驚いた。

お~、なんと洞爺湖が見えるんだ!
写真左下に道の駅230ルスツがあってそこから洞爺湖に向かって国道230号が伸びる。

洞爺湖だけでなくその先に噴火湾があって渡島半島があって、駒ヶ岳まで見える。
ザ・ウィンザーホテル洞爺に行くと洞爺湖と噴火湾の両方を見ることが出来るが、
こうやって同時に洞爺湖と噴火湾が見えるなんてスゴイ!

少し右方向に視線をずらすと、噴火湾の向こうの渡島半島に名前は分からないが残雪の山が見える。

写真右に見える尖った雪山が昆布岳になる。
予想していなかった洞爺湖に噴火湾、そして駒ヶ岳まで見て、これだけでも感動。

車を停めた場所とは反対方向に歩いて行くと、羊蹄山がよく見えるという情報だった。

こちらが登ってきた道。

尻別岳は雪がほとんどない。
更進ビューポイントパーキングで見た時とはぜんぜん様子が違う。
太陽が当たる南側だから雪解けも早いのだろう。

これより車の侵入はできない。

雪が残っていて先端まで行けないかと思ったが、左の方は雪が無くなっていてそこから回り込む。

視界が開けたところで進めるのはこの辺りまで、これより先は斜面になっている。

そして見たかった羊蹄山、いや~これはスゴイ。
これまで羊蹄山は周辺の各所から見てきたが、高いところから向かい合うようにに見るというのが新鮮。

夏に来ると周囲が緑でキレイなんだろうけど、そうすると羊蹄山に雪は無い。
どちらが良いかと言えば、間違いなくこの春の時期に見る方が絶対良い。

戻って、まだまだこれで終わりではない。

車で行けるところで、こんな絶景が見られる場所がまだあったんだなと思う。
昨年の春の時はまだ存在を知らなかったので、今回こんな晴天の時に来ることが出来で良かった。

そして予想していなかった洞爺湖や噴火湾に自然と目が行く。

洞爺湖眺望というのがさっきの車を停めた場所で、羊蹄山眺望が前方に見えている場所。
ホテル眺望なんてあるんだ。

晴れていても空気はちょっと冷たい。

ここが羊蹄パノラマテラス。

尻別岳と鐘。

羊蹄パノラマテラスから見る羊蹄山。

何か音がしたと思ったら、ゴンドラが動き出した。
時刻は9時少し前、下にルスツリゾートの遊園地があるのでこのゴンドラで上がってくるんだ。

ホテル眺望とされている方向。

ホテルと遊園地の間に国道230号があって、何度か通っている場所を上から見るのは面白い。

ここは眺望バツグン、いろんな方向の景色が見られる。

羊蹄山の眺望が良いということでやって来たが、洞爺湖や噴火湾まで見られて大満足。

30分ほど滞在して山を下ります。
初めての場所へ行って予想していなかった新たな発見がある、これがまた面白い。