
深山峠さくら園から見る美しい残雪の十勝岳連峰。

美瑛町白金で十勝岳連峰を見たつづき、30分ほど移動して深山峠へ。

上富良野町には「かみふらの八景」としてその名の通り美しい景色が見られる場所が八ヶ所ある。
現地の案内に「大雪山系が広がり」と書かれているけど、その案内板の写真は十勝岳連峰。

標柱を境に左が大雪山系、右が十勝岳連峰。

「かみふらの八景」と呼ばれる場所は十勝岳連峰の風景が美しい。

手前は例年7月中旬から下旬にかけて見頃を迎えるラベンダー畑。

十勝岳連峰をキレイに見るなら逆光にならない午後が良い。

近くのトリックアート美術館のところへ。

これまで何度も通り過ぎていたが、今回初めて立ち寄る。

遠くから見ると真っ白な観覧車かと思ったが。

近づいてみると淡いグリーンに黄色のラインが入っていた。

深山峠の標柱、奥にも深山峠の標柱がある。

展望デッキへ。

ここは牧草地のグリーンが美しい場所であることが分かった。

以前の展望デッキの様子を知らないけど、改修中?

案内に山の名前が書かれているが、大雪山系から十勝岳連峰までずら~っと見渡せる。

桜の向こうには大雪山系。

そして十勝岳連峰、このころから黄砂の霞みが取れてきたのを感じた。
朝は北西の丘からは霞んで全く見えなかったが、黄砂の影響は午前中までの予報。

トリックアート美術館のところの深山峠も十勝岳連峰の眺めが素晴らしいことが分かった。
残雪の時期の十勝岳連峰は美しいので、ぜひ寄りたい場所の一つに追加しよう。

深山峠さくら園へ。

早朝、富良野から美瑛に向かっている時にここの桜がけっこう咲いている様子を見ていた。

桜がいっぱい。

桜の向こうに残雪の十勝岳連峰が見られるというのが最高。

脇役ながら白いコブシが風景の中で良い味を出している。

下の方も桜がたくさん。

歩いて下も行ってみれば良かったかも、また次回ということで。

深山峠さくら園は美瑛と富良野を結ぶ国道沿いにあるので交通量は多い。

桜が咲いていない時期なら通過する場所。

朝から黄砂でモヤモヤしていた気分も、この桜と十勝岳連峰を見てだいぶスッキリした。

桜と残雪の山の風景は春の北海道を象徴する一コマ。

たくさんの桜に癒された深山峠さくら園でした。

最後に駐車場の端から十勝岳連峰を見る。

日の出公園に到着したのは15時。

ここもかみふらの八景の一つということで、十勝岳連峰がキレイに見える。

周辺もそうだったが4月のこの時期、トイレは閉鎖中だった。

この上に行ってみる。

斜面に広がるラベンダー畑と上富良野の街並。

ラベンダーが見頃の7月は上富良野が一年で最も賑やかになる。

春の時期は反対側の十勝岳連峰が美しい。

桜も咲いている。

初めて日の出公園に来たのは春ではなく秋の季節で、
朝の早い時間だったため、十勝岳連峰は逆光でシルエットになった。

十勝岳連峰と桜の風景、ずっと眺めていたい。

こんな素晴らしい場所なのに、たくさんの人が集まらないというのも良い。

展望台から下りたところ。

残雪の十勝岳連峰、桜、丘の風景、春の北海道の素晴らしさを代表しているような風景。

桜がたくさん咲いている下の公園の方へ行ってみることに。
昨年はあそこまで行ってみれば良かったと後になって思った。

白樺の木の間から十勝岳連峰と思ったが、山があまり見えず。

階段が続く。

下まで行ってしまうと十勝岳連峰が見えなくなりそうに思えたので途中で引き返すことに。

15時を過ぎていてこの後もいろいろ行きたかったので、ちょっと急いだ。
それでも来年はあの下の桜があるところまで行ってみようと思う。

美瑛と富良野エリアには数多くの素晴らしいスポットがある中で、
桜が咲く時期はこの日の出公園が一番良いかもしれない。

日の出公園から江花さくらの杜へ。

昨年はこの前を通ったが私有地のように見えたので入らなかった。
今回行ってみると「さくらの杜」の看板も設置されていた。

小学校の跡地ということで、どこかにその名前が残っていないか探したら、
入口に当時の門柱があって、そこに「江花小学校」の文字を見つけた。

桜の向こうに十勝岳連峰が見える。

牧草地のグリーンが鮮やかでキレイ。

春の時期に北海道へ行くとあちこちで見ることができる桜。
ただでさえ美しい景色が多い北海道でそこに桜があると最高である。

千望峠へ、ここもかみふらの八景の一つ。

十勝岳連峰と左には小さなラベンダー畑。今はこうして桜を見ることができるが、
7月中旬から後半に美瑛や富良野に来ると今度はラベンダーが各所で見られるのだろう。

千望峠にも小さな桜の木がある。

ファーム富田に到着したころには16時を過ぎていた。

中へ入るとムスカリとパンジー。

畑に咲いている花としてはこのくらい。

ファーム富田は昨年の同じ時期、同じ時間帯に来ているので様子は想像通り。

ファーム富田の良い所は十勝岳連峰が見えるということ。
自分の中では隠れた「かみふらの八景」のような存在になっている。

ファーム富田にある白樺並木、ここを通り抜ける瞬間が好きだ。
夏だとこんな誰もいない白樺並木の写真を撮ることは難しいだろう。

奥へ行くと桜が咲いている。

この桜は見頃を過ぎていた。

ファーム富田でも桜が見られることを昨年知って、今年もこの桜を楽しみにしていた。
桜の数自体は少ないが、あのファーム富田で桜が見られること自体が何とも感慨深い。

ファーム富田でラベンダーとは無縁のこの時期の楽しみ方は、桜と十勝岳連峰の景色。

濃いピンクで花が大きかったので花桃かと思ったが。

エゾヤマザクラだった。表示が無いとさっぱり分からない。
北海道へ来る前に花桃を見ていたのでひょっとしたらと思った。

ポプラ並木の足元には開花前のチューリップ。
過去に8月のすごく混んでいる状態も経験しているだけに、
この人が少ないファーム富田というのは得したような気分になる。

17時過ぎ、朝日ケ丘公園へ。
今日は昨日に続いて富良野に泊まるので、この富良野でゆっくり出来る。

一瞬、上に登れるかと思ったが、見るためのシンボルタワーでした。

前日も朝日ケ丘公園に来ていて、この先に見える山の上まで車で登ったが桜はよく見えず。

下にも桜と駐車場があることを前日に見ていたので、今日は最後に寄ってみようと思っていた。

桜園と書かれているように、ここは桜がいっぱい。

美瑛ではあまり桜は咲いていなかったが、富良野では咲いている場所が多い。

太陽の光は無くなってしまったが、一日の最後にこの桜の光景を見て気分も上々。

宿泊するのは富良野のリゾートイン・ノースカントリー、17時半ごろ到着。
今朝は富良野を出発して美瑛と富良野を巡って走行距離は160km。
前年も利用して勝手も分かっていたので、朝の出発の段階でここを予約していた。
今日は午前中、美瑛では桜がほとんど咲いていないし十勝岳連峰も黄砂で霞んでいて、
このまま一日終わってしまうのかなという思いもあったが、午後からは黄砂の影響も和らぎ、
十勝岳連峰も良く見えて、富良野ではたくさんの桜に出会えた一日となった。
はるばる北海道へやってきて、この4月下旬という時期に桜が見られるというのが素晴らしい。