
無事エントリーも済ませて続いてコース上でのドラミですも済ませ、50分間の公式練習走行の時間です。
我がチームとしてはその練習走行の時間でタイヤの内圧テストをふじそんさんが担当して実施。
そのインフォメーションにより我がチームの内圧を決定しました。
それ以外の時間は普通にメンバーの練習走行の時間にした訳ですが、実は僕はこの日の走行が初めてと言う事もあり、LFIKALさんやゆうちンさんが短めに済ませる中、僕は少し長めに乗せて頂きました。
車のバランスとしてはなかなか良い感じで、去年のGXと比べてEXは下のトルクもあり、走っていても楽しいカートだなと感じましたね~。
そしてようやくレーススタートの時間です。
先に書いた様に我がチームのスタートドライバーはゆうちンさんで、昔は某レンタルカート専門のサイトの管理人をしていた程の方なので、走りも視野の広さも引き出しの多さも全く不安無しです。
と言うか今回の我がチームの(僕を除く)ドライバーはどの方も同じ事が言えるくらいクレバーでいて速い方で、経験の多さや安定感で行けば数多くの参加チームの中でもトップクラスでしょう!
それに加えて今回はピットクルーとしてまんじゅう乗りさんとK下さんがいてくれたお陰で、作戦面やらタイム管理やら色々な意味で非常に助かりました。
特にまんじゅう乗りさんの燃費計算等素晴らしいレスポンスで、そちらの計算や管理は完全にお任せできちゃったのも非常に大きいです。
去年はドライバー達が全て掛け持ちでしていたため、元々グダグダな作戦がよりグダグダになっていましたから…。
で、スタートの混乱は今年は特になく、流石のゆうちンさんは素晴らしいペースで持ち時間を終わり、給油も済ませてふじそんさんにチェンジ。
そのふじそんさんもこれまた素晴らしいペースで走り続け、給油も済ませてガス残量もたっぷりの状態で僕のロングスティントに。
去年は幾つかのミスをしてしまいチームの皆さんに大迷惑をおかけしてしまったので、ペースとしてはあまり貢献できない僕としては最低限ミス無く繋ぐ事を心がけながら、何度かひやっとするシーンも運良くかわしつつ約60分の連続走行をほぼノーミスノーペナで終えられました。
これにて僕の走行分は終了なので、無事最低限の仕事をこなす事が出来てホッとしました。
シューズも普段履きに変えてプロテクターも外してスーツも半分脱いで上着を着て、後の僕の仕事は臨機応変な状況判断とチームメイトの応援だ!…とこの時点では思っていたのですが…。
僕の次のふじそんさんの2回目のスティントでアクシデント発生。
ガス欠の危険がある場合と何かあった時のサインは事前に決めていたのですが、S字区間を通過時にふじそんさんからドライバーチェンジを要求するサインが!?
え?ガス欠??そんなはずは…と思いながらも次のゆうちンさんに急遽準備をして貰い、給油所に向かおうと走ると…給油所もスルーしてピットにふじそんさんが帰還。
どうしたの?と聞くと声も出さずに左足を指さしながら、表情は非常に苦しげなのが見て分かりました。
どうやら少し前に痛めた左足がまたつってしまった様で、ブレーキが全くかけられない状態でピットまで頑張ってもどってきてくれた様です。
後々分かったのですがブレーキすらまともに踏める状態ではないくらい左足は痛めていたらしく、無事ピットまで戻れたのは運が良かったとも言えます。
実際ふじそんさんはこの後サイレンの鳴らない救急車(オフィシャルカー)によりメディカルセンターへ運ばれるほどでしたから…。
ともあれこればかりは仕方のない事なので、少しの時間のロスでゆうちンさんに早めに出て貰って、その間に僕とまんじゅう乗りさんでこの後の作戦を練り直します。
作戦的にはもちろんイレギュラーなので、ゆうちンさんには申し訳ないところですが少し長めに頑張って貰って、残りの時間で行けるところまでLFIKALさんに長く走って貰う事に。
LFIKALさんが走行中にふじそんさんご本人から連絡があり、とりあえず今は大丈夫との事でそちらは一安心。
そしてその時に燃料に関してちょっとした情報を頂き、それによってまたまんじゅう乗りさんと作戦の練り直しです。
すると…どう考えてもガソリンが足りないと言う結論になり、ガス欠症状の出ないギリギリまでLFIKALさんに走って貰って、最後は別のドライバーに残りを走らせるという事になり…LFIKALさんの連続走行は不可だしゆうちンさんは予定以上のロング走行でお疲れと言う事で、なんとチームで一番へっぽこな僕が走る事になってしまいました。w
これは僕としては大きな想定外でした。
でもこれについては選択肢は他にないので、僭越ながら出来る限り頑張ってアンカーを勤める事に。
そしてLFIKALさんを入れる予定時間まであと10分程度となったところで…SCが。
じゃあ呼んじゃいましょう!とこちらが決断するよりも早く、LFIKALさんが自己判断で給油所に戻ってきました。
タイミング的には非常にばっちりで、ロスも最小限に済ませる事が出来たんじゃないかな?
ただ、運が悪かったのは出口のクローズのタイミングで、僕の前の車輌まではスルーできたのですが僕から後ろは前車ストップ。
これで約1周分ロスしてしまいましたが、こればかりは仕方のない事ですからね。
そして僕の2回目の走行時にも中盤くらいに再びSCが入り、同じ周回数で争う僕等の下とその下のチームがすぐ後ろに…。
ピットからはUPのサインがしきりに出されていますが、僕も常に気持ちはUPなつもりなので出されてもなぁと思いながらも頑張りました。
ただ、速さと言う意味では当然劇的にアップする事は出来ないので、周回遅れの処理やコース上でのアクシデントを回避するロスタイムを最小限にする事に気を付けながら…あまり後ろを意識せずに集中して走りましたよ~。
そして…ついに5時間のレースのチェッカー!
とりあえず同一周回だったチームからは辛くも逃げ切り、最終順位としては47台中の11位で終了となりました。
僕等のマシンは最後までバランスも大きく変わることなくコントロールの出来る扱いやすいマシンでした。
それにドライバー陣はほぼノーミスでもちろんノーペナ。
作戦面も当初グダグダだった割にはなかなかまとまっていたと思われます。
ですので、今回のこの結果はメンバーやマシンなりに結構頑張った良い結果だと思います。
お約束のタラレバを言うとすれば…もしふじそんさんのアクシデントが無く走れていたとしたら、場合によってはトップ6すら狙えた可能性もあるなぁと、その後の反省会でも話して無理矢理納得していたところでした。w
とは言ってももちろんどのチームにもタラレバがあり、色々ある中でも上位に来るチームはやはり実力のある素晴らしいチームです。
今回の我がチームはまだその域では無いと言う事ですね。
そんな訳で…今年も関係する皆さんのおかげで非常に楽しく、素晴らしいマシンでのレースをする事が出来ました。
カートのセットアップとサポートをしてくれた中央サーキット藤野のスタッフの皆さん。
そしてサポートスタッフとして参加してくれたまんじゅう乗りさんとK下さん。
ヘルパーとして色々と手伝ってくれたふじそんさんの奥様と菜子さん。
本当に皆さんのおかげで助かりました。
お疲れ様でした!
そしてありがとうございました。m(_ _)m
そして素晴らしいチームメンバー。
誰もが認めるエースドライバーでありシビアなバトル中でもおちゃめなLFIKALさん。
素晴らしい安定感と切れ味鋭いオーバーテイクと見せ場を作る演出までするふじそんさん。
去年から約10キロも減量して陰のエースでありサイボーグとも言われるほどのゆうちンさん。
こんな方々と同じチームで走れる事は本当に幸せな事です。
皆さん大変お疲れ様でした。
そんなメンバーの中に恥ずかしながら超重量級の僕。
でもチームのマシンのウェイトを減らすと言う意味では誰よりも貢献したのは間違いなく僕ですから。w
そして別の施設から参加のカート仲間の皆様。
見事上位入賞された方もいれば納得のいかない結果だった方もいらっしゃる事とは思います。
とは言えそんな皆さんと一緒にこのレースに参加できて幸せでした。
皆さんもそれぞれお疲れ様でした。
またどこかでお会いする方も多いと思いますが、その時にはまた遊んでやって下さいね。
ダイジェストにするつもりが結局長文になってしまい申し分けないです…。
最後まで読んで頂いた方、お疲れ様でした。w