
このご時世によりいろいろな制約や自粛により公開のブログとしては半年と少しぶりのブログになりますが、その間も対策はしっかりとしたうえで細々と走っておりました。
とは言え、今年のディレチャレは開催は不可能だろうと当初は考えていましたが、世間がコロナへの対策や取り組みに慣れて来た事もありつつ、無事開催となったのはやはり最終的な勇気ある決断をしてくれたスタッフの皆様のお陰だと思います。
僕自身ここ数年は所有タイヤの制限もあって参加はせずに観戦の立場でしたが、今年は程度の良い中古タイヤを直前に手に入れられたこともあり、前後のDZDも含めてZⅢで久しぶりに参加させていただく事としたのでした。
美浜サーキットは例年鈴鹿の帰りにA052で走行はしていたものの、ZⅢでしかもディレチャレ参加となると本来は事前に数回練習に行きたかったところですが、仕事や天気の状況もあったりで結局いけず、前日に1本だけ走行して少しでも感覚を取り戻す感じです。
そして当日。
しっかりとホテルで朝食を頂き、その後美浜で準備やら久しぶりな方々にご挨拶等を済ませ、1本目の走行となる練習走行前に少し前から気にはなっていたプラグの確認をしたところ、4番と3番のイグニションコイルにオイルがべったりと付いている状態で、現地にいる有識者の方々に確認したところプラグのパッキンがおそらく劣化していて、その影響で失火症状も怒っているんだろうとの事でした。
仕方ないのでとりあえずは現状拭けるだけオイルを拭き取り、プラグの締め付けも確認して今日はこの状態で走る事としましたが、おそらく1本でも走ればまたオイルが進入していそうな感じです。
そんなこんなバタバタしていると練習走行の時間となったため、そそくさと支度をして走行を始めるもなぜか掲示板に僕のタイムは表示されない。
みるところ間違えているのかなと思い、車内のロガーラップタイマー表示を確認しつつピットに戻ると、スタッフさんが駆けつけて来て「計測器の位置が悪いみたいですけどどこに付けました?」と問われて初めてそこで付け忘れていた事に気が付くw
〇練習走行 クラス2 Bグループ
外気温 23℃
ZⅢ 内圧 冷間190 → 温間220
減衰設定 F4(17K),R5(18K) ARVOU E-12 STD
45.605 (06/08) ☆本日のベスト
16位/16台
※計測器付け忘れによりノータイム
当然計測無しの最下位となるのでセッション1は遅いグループからスタートです。
とは言え、皆さんがイマイチタイムが出ていない雰囲気の中で、僕自身は前日走行時のタイムを少しですが上回れていたので、意外にそこまで悪くはないかもと少しほっとしながらも、ここで頑張ってセッション2を速いグループに入るか、上手くいけばシードを取れると良いなと思いつつ走行開始。
計測1周目はいつもの様に全開時の9割くらいのハイペースで走り、アタック1周目となる計測2周目に最終コーナーを立ち上がりストレートで2速から3速にシフトアップした瞬間…ガン!ガラガラガラ…と言う音と共にトラクションが一気に抜けます。
その瞬間、おそらく不安を持っていた左のドラシャが折れただろうと想像は付きましたが、出来るだけ邪魔にならない場所まで車を移動させたいと惰性で行けるところまで移動させ、最初は黄旗が振られていましたがその後は解除されたのが確認出来たので、他の皆さんのタイムアタックへの影響は少なくは出来たのかなと少しほっとしました。
とは言ってもコース脇の目に入る位置に車両がある事で気持ち的にも悪影響が出てしまうのも確かなので、同枠走行の皆様にご迷惑をおかけしてしまった事をまたこの場を借りてお詫びをさせていただきます。
大変申し訳ありませんでした。
〇セッション1 クラス2 Bグループ
外気温 25℃
ZⅢ 内圧 温間220
減衰設定 F4(17K),R5(18K) ARVOU E-12 STD
46.222 (02/02)
05位/16台
※ホームストレートシフトアップ時にドラシャブロー
その後、牽引してもらいピットに移動させて確認をしてみるとやはり左のドラシャが折れていました。
不安があっただけに常に左の予備ドラシャは持参していたのは良かったのですが、やはり自分自身で作業するにはスキル的に知識的にも不安が大きいところもあり、現地で観戦にいらしていた某ショップのメカさんのお力をお借りして交換をしていただけました!
プライベートで来ていたところ快く作業をして頂きありがとうございました。
このご恩はまた何かしらで換えさせていただきます!
ちなみに、このセッション1ではアタックラップはドラシャ折れの惰性でコントロールラインを通過したこのラップのみでしたが、これがなんとかギリギリ上位5位に入れていた様で…セッション3へシードでの進出となり、そのお陰もありドラシャ交換や諸々確認に時間の余裕が出来たのも不幸中の幸いでした。
そしてセッション3ですが、ドラシャブローの瞬間は自走で帰れるのかどうかも怪しかったこともあり、走れること自体がもう奇跡的だし幸せな事だと思いながらも、せっかく走れるんだからと気持ちを切り替えて出走です。
しかし走り始めてみると思う様にタイムが出ていない事に気が付く。
朝一のプラグ周りの影響なのか、それともドラシャブローで心もブローか等々モヤモヤしつつ、走行も終了となり諸々確認してみると…フロントのブレーキパッドが完全に終了していました。
走行中は夢中になっていたせいなのかそこまで感じなかったのが、中の人が実は意外にテンパっていたと言う事なのかもしれません。
〇セッション3
外気温 25℃
ZⅢ 内圧 温間220
減衰設定 F4(17K),R5(18K) ARVOU E-12 STD
46.327 (04/10)
06位/16台
※ここまで無事走れたことに感謝
と言う事で、朝一から色々とダメな事ばかりで結果としてはイマイチではありましたが、それもこれも自分自身の準備不足や注意不足から来ている事ばかりであり、自分自身のダメさ加減に凹んでいた事も確かでしたが、そんな状況の中でも皆さんに助けて頂けた事により自走で帰宅する事が出来たのはとてもありがたい事で、とても幸せな環境でこの遊びをさせて頂けている事を再認識させていただいた週末でもありました。
来年もまたディレッツァチャレンジが開催されるのかどうかは現時点でははっきりしていませんが、日程的に残っているDZDも含めて出来るだけ参加していきたいと思っております。
関わったスタッフの皆様に参加者の皆様大変お疲れ様でした!
ご迷惑をおかけしてしまった方々本当に申し訳ありませんでした。
Posted at 2020/10/06 20:50:06 | |
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サーキット走行 | 日記