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SNJ_Uのブログ一覧

2025年11月03日 イイね!

ETCアンテナの台座が野暮ったくなくなる

ETCアンテナの台座が野暮ったくなくなる
ゆうべブログを書いたばかりですが、3D CADで設計して製造を依頼したETCアンテナの台座が昨日届きましたので、12時間以内でのブログ連投です。



先週のブログで書いた通り、3Dプリンターによる製作費はクーポンでただ、送料と手数料他全部込みで$3.5しか払っていませんが、ホントにそれで無事入手できました。

梱包は、プリント基板と共通と思われるJLCPCBと書かれた袋に入っていて、


袋の中にはJLC3DPと書かれたダンボールに入ってきました。


安物中華製品にありがちな弱々しく質の悪いダンボールではなく、めっちゃしっかりした丈夫なダンボールの箱です。コストかかっていそうです。

この箱の中は隙間を埋め尽くすようにプチプチが何枚も重ねて敷き詰められていて、その層になった中間からプチプチに包まれたこれが出て来ました。気を使ったちゃんとした梱包でした。


おぉ〜、文字の彫り込みはちゃんと出ないかも知れないと思っていましたが、ちゃんとわかります。


裏側の灰皿を模した曲面で音の反射板でもある曲面もきれいに造形されています。


その筒状の中にアンテナを固定するために作り込んだパッチン等の構造もちゃんとできていますね。


素材にナイロン12を選んだのは、主に耐候性(耐紫外線等)からなのですが、このザラザラ感もいい感じです。

JLC3DPにナイロン12で製作を頼む場合、粉末造形方式の3Dプリンターで作られます。頼む前からわかっていたのですが、原理上の特性でその仕上がりは若干粒々が残ったようなザラザラになるそうです。ダッシュボードに付ける場合、つるんとしたプラ光沢のものよりもいいと思うので、むしろ好都合かなと思ってこれを選んだというのもあります。

そして、筒状の中に細かい押さえやパッチンの出っ張りがあるようなこんな構造物は、通常のプラ部品の作り方である射出成形で作ることはできないと思います。


この作り方じゃあ、金型から抜けませんからね。と言うか金型が作れません。3Dプリンターだからこそ作れる構造だと思います。

3Dプリンターは、型が起こせないような少量生産に向くというだけではなく、以前は作れなかった構造のものを形にできるというところも優れた点だと思います。なので、それをかなり意識して、せっかく3Dプリントするんだから、他の方法では作れないような構造にしてみたのでした。


と言うことで、早速取り付けてみました。

MDF板とアルミ板で手作りした台座を外して、


アンテナを貼り付けている強力両面テープを何とか頑張って無理矢理剥がして、(あれっピンボケだ)


テープのネチョネチョ残りを似た感じのテープの粘着で極力くっつけて取って、


それでも残ったネチョネチョをパーツクリーナーで拭き取ってきれいにしました。(あれっまたピンボケ)


そして、アンテナを台座に挿し込もうとすると‥‥‥


‥‥‥‥‥パッチンの先っぽの角に当たって入りません(汗)。確かに抜き差しのクリアランスが十分かどうか、CAD上で確かめるのを忘れていました‥‥‥‥

仕方がないので、ちょっと先っぽをヤスリで削りました。無駄に両方とも。


これでアンテナを挿し込むことができ、


パッチンに嵌め込むことができました!!



アンテナの角のRを見誤っていたようで、ちょっとパッチンが緩くてカタカタしますが、落ちてくることはなさそうな程度にはちゃんと止まっています。

これを穴に嵌め込んで取り付け完成。


外から見るとこんな感じです。

※別の弄りのためにボンネット開けているところです。

ガラス越しにアップにすると、一応、ETCロゴの彫り込みもわかります。


車内側から見るとこんな感じ。


マットな質感も周囲に馴染んでいて、今度こそはスッキリできたんじゃないかと思います。後は音声ガイドがちゃんと聞き取れるかどうかを試したいですね。


このやり方ならば、手作りじゃないワンオフものも自分で安く作れそうです。どこかで要り用があれば金属プリントもやってみたいところです。
Posted at 2025/11/03 08:58:26 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2025年11月02日 イイね!

桐生のイベントはやはり大盛況

桐生のイベントはやはり大盛況
今日は、第18回クラシックカーフェスティバル in 桐生に行って来ました。


このイベントを見に行くのは、今回で3年連続3度目となります。やはりと言うか何と言うか、参加車両も盛大さも素晴らしいイベントでした。天気も良くて参加者の皆さんにとっても素晴らしいイベントになったんじゃないかと思います。


さて、朝に戻って。

今日は何で行こうか考えたんですが、355で行くことにしました。クラシックカーイベントとは言え、展示車にするわけじゃないので、スピットファイアで行く必要もなかろうと。スピットファイアには昨日乗ったし、明日も乗る予定なのです。

うちから会場の群馬大学桐生キャンパスまでは、高速使って1〜1.5時間くらいの距離です。行楽シーズンの休日でも、群馬方面に向かう東北道上りと北関東道が混むことはないので、7時半ちょっと前に家を出ました。案の定順調に高速を進み、太田桐生ICを降りると、目の前に宇都宮組の2台のカルマンギアが!!!


2台でこのイベントに行くという話は聞いていましたが、まさか遭遇するとは。あ、でも会場に向かう経路はほとんど同じになるだろうし、時間も似たようなものになるでしょうから、遭遇してしかるべしですね。

この2台を追い抜いて行くと、


さらに他のみんともさんの車にも遭遇しました。


桐生の市街地に入り、本町通りを進むと、街路樹が赤く色付き、


沿線には古い街並みがよく残されています。


会計事務所や設計事務所なんかも雰囲気ある建物に入っていますね。


そのまま進み、大学キャンパスに隣接した駐車場に無事駐めることができると、2台の86がやって来られてこんな並びに。



大学構内と言う珍しい会場に入ると、今回の特別展示車はこの2台でした。




希少なのは間違いないと思いますが、今回の車はあまり刺さらず‥‥‥


会場にはものすごくたくさんの名車達が集まっていましたので、ざざっと流します。

まずは、ラリー参加車たくさんから。







ラリー見物の人出もすごいです。


スピットファイアも赤のMk4とMk3の2台が出場されていました。




次に展示車に行きましょう。

日本車たくさん:













イギリス車:










VWとボルボ:


シトロエン:


ポルシェ:



アルファ:



フェラーリにミウラ2台!!:






超古いすごいの:




もっとたくさんの車が参加されていましたが、これくらいにしておきます。詳細の説明も省略します。Googleレンズが優秀ですので任せることにして。


今日は、珍しい車、美しい車をたくさん見れて大変良かったです。思いの外スピットファイアが来ていて4台も見ましたが、正直、私の車が一番いいなと思いました。そして、ミウラはやっぱり良いですね。2台並びには参りました。


《おまけ》ざっと車を見させてもらった後は、お昼前に会場を後にして、こちらの一本木屋食堂さんにランチに寄って帰りました。



この肉も丼ぶりも大ぶりな親子丼が、税込700円は安い!


しかもフリードリンク付き!!


軽く探して何となく選んだ店だったのですが、コスパ最強レベルの定食屋で驚きました。
Posted at 2025/11/02 21:37:10 | コメント(6) | トラックバック(0)
2025年11月01日 イイね!

りんごはゲットしたけど、スターターは外せない

りんごはゲットしたけど、スターターは外せない最近、週末に天気が良くないことが多かったですが、今日はいい天気でしたね。今日は矢板にりんごを買いに行って来ました。

去年も書きましたが、栃木県はりんごの産地とは言い難いものの、宇都宮の北の方にある矢板にはりんご園がたくさんある地域があります。


これらのりんご園の多くには直売所が併設されていて、樹上完熟のりんごを買うことができます。今日はこちらの加藤農園さんに行って来ました。


十分早いと思って朝9時前に行ったのですが、それでもすでにたくさんのお客さんでレジ並びの列ができていました。思った以上に人気です。ここに来るまでの別のりんご園には、駐車場がいっぱいで入れないところもありました。

店に入ると、たくさんのお客さんが次々にりんごを手に取っています。りんご園だけあって、無尽蔵と思える程にどんどんりんごが売り台に補充されて行くのですが、それを上回る勢いで。



で、我が家は、お隣の帝国の名を冠する黄色いりんご「ぐんま名月」を買うことにしました。5個入り1200円也。


その名の通り群馬県で生まれたりんごだそうですが、今が旬のようです。家に帰ってから早速食べてみましたが、酸味が少なく甘くジューシーなりんごですね。りんご特有のえぐみ(わかりますかね?)もまったくない美味しいりんごでした。

直売所の裏にはりんご畑があって(と言うか、りんご畑のそばに直売所を作ったんでしょう)、まだこれからの品種であろうりんごがたくさんなっていました。



もう少しするとフジが採れるようなので、近々のうちにまた来たいですね。


りんごを買った後は買い物などして一旦家に帰り、ランチはこちらに行って来ました。しばしば行きがちな「やきとり家竜鳳 総本店」さん。


あまり混んでいなくて、駐車場が広くて駐めやすく、結構美味しいと思うので、我が家では定番化しているお店です。

前にも書きましたが、こちらのお店は焼き鳥屋さんと言いつつ、魚系の限定メニューがいいんです。今月の限定メニューはバラちらし定食だったので、


迷わずそれにしました。


値上げ値上げの中にあって、これで1000円を切る値段なのは結構安いんじゃないでしょうか。タコがいいアクセントになっていて美味しいちらしでした。

オマケで竜ちゃん揚げも付けました。にんにくが効いている甘辛い手羽揚げで、これも美味しい。



午後には、スピットファイアのメンテがしたくて、ちょっといじり始めました。

私の車は、エンジンをかけるときにスターターモーターは元気よくクランキングを始めるのですが、すぐにエンジンがかからないときに、数秒クランキングした後にモーターが空回りをし始めるんです。

私のスピットファイアのスターターは、これ。


一見、純正のLucas M35型っぽく見えますが、よく見るとCS19と言うリビルド品だとわかります。


LucasのM35は、モーターの回転によってピニオンギヤが慣性でねじ込まれてフライホイールに噛み合う古い方式(Inertia方式)なのですが、このCS19は、ソレノイドがピニオンギヤを先に押し出し、噛み合ってからモーターが回転する方式(Pre-engaged方式)のようです。

一見するとそうは見えないんですが、これはモーター筐体の先の方にソレノイドが内蔵されているらしいです。多くのスターターでは、ソレノイドがモーターの横にポコっとくっついていますけどね。

で、このPre-engaged方式のスターターで使われているワンウェイクラッチが滑り始めると、私の車のような症状になるらしいのです。ダダ滑りになっていたら交換するしかないでしょうが、少しクランキングをした後に滑るくらいであれば、分解してワンウェイクラッチを清掃すれば直る場合が多いとのこと。

と言うことで、とりあえず外して中を見てみようと思い立ったわけです。

まずバッテリーターミナルを外して、


スターターの電源ケーブルを外して、


スターター本体を固定しているボルト2本を外して、引っ張って外して。


‥‥‥ここまでは順調に作業してきたんですが‥‥‥‥‥ここからスターターを抜き取れない‥‥‥‥!!‥‥‥(泣)

このスターターは、アルミフランジの先のピニオンギアよりも先が超長いんです。ネットにある画像ですが、こうなっているんです。

https://nerings.com/en/home/starteri/starterirestaureti/lucas/p-24853-starterremanufactured_nlp

モーターをまっすぐ引くと、お尻がサスペンションを固定しているフレームに当たるし、下にはフレームがあるし、手前に逃がそうにもステアリングシャフトに当たるし、上に逃がそうにも油圧スイッチとヘッドへのオイルラインに当たって、どうやっても抜き取れないんです。

油圧スイッチとオイルラインとオイルフィルターを外せば取り出せそうですが、今日はオイルを抜く準備はしていません。

何か手がないものか少し考えましたが‥‥‥素直にそのまま元に戻すことにしました。う~ん残念。どうするか考えます。


で、スターターをボルト固定して電源ケーブルも付けて、次にバッテリーのターミナルを戻すと‥‥‥‥今度はカーオーディオが鳴り始めました‥‥‥って、何じゃそれ!!!

私の車には、BlaupunktのBREMEN SQR 46 DABというヘッドユニットが入っているんですが、


バッテリーを繋ぐだけで電源がONになるんですよ。もちろんACCはオフのままです。

また、ボリュームをゼロにしていたのに鳴り始めたので、メモリーしていた情報を完全に忘れたようです。

‥‥仕方がないので、ヘッドユニットの電源を外しましたよ。そのままじゃあバッテリーが上がっちゃうので。スピットファイアでオーディオを使うことはないので、困らないんですが、余計な作業が増えました。

後でChatGPTに聞いてみるに、どうやら内部マイコンのリセット時のバグ(仕様)のようですね。ACCがOFFなのにバッテリー電源だけでONになるなんて、極悪仕様としか思えないけど‥‥‥



と言うことで、りんごはゲットできたのですが、スターターは何も手出しができないまま、余計な作業だけする羽目になりました。

まあ今のところエンジンはかかるんですが、スッキリ直したいなぁ。
Posted at 2025/11/01 22:16:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2025年10月28日 イイね!

3D CADで台座を設計してみる

3D CADで台座を設計してみる
先月、ETCの取り付けをしてから1ヶ月以上になります。

MDF板で自作したアンテナの取り付け台座はまあまあの収まり具合ではあるんですが‥‥

‥‥なんかしっくりこない感‥‥‥。

そこで、3D CADを使ってもっとスッキリ作れないか考えてみることにしました。日頃、3D CADを触ることはまったくありませんが、OSSで無料で使えるFreeCADを使ってモデリングしてみることを通して。


まず、もっとアンテナを寝かせられないのかという観点です。

今の台座は、前方に向けてだいたい50°くらいで立っています。今とほぼ同じ構造を踏襲し、アンテナの角度だけ30°を切るくらいに下げてみるとこんな感じになります。赤がアンテナ、グレーが台座です。



これだと、アンテナの後ろから出るケーブルが台座に干渉してしまっています。スピーカーの露出も中途半端。簡単に言うと灰皿の前後サイズがアンテナの縦サイズに対して狭いんですよね。


そこで、もう少し角度を上げた35°にして、アンテナをもう少し上に上げてみることにしました。こうなります。


※3D CADの使い方を勉強しながらなので、ついでにフィレットを付けたりしています。

これならケーブルの干渉も問題なく、スピーカーも程良く露出します‥‥‥が‥‥‥これでは、先月作った現状のものとあまり変わり映えしないんですよね。わざわざ作り直すほどでもないんじゃないか感バリバリです。

そのため方針を変えて、アンテナのある面(両面テープのある面)をフロントガラス上側に向けることはそのままに、アンテナを90°回転させて、横向きにしてみることにしました。横向きはアンテナを黄色に変更。


アンテナの横幅は縦よりも狭いので、この向きにすれば角度を浅めにできます。開口部もなくせるので、外からの見た目がスッキリできそうです。なお、アンテナは20~60°の間で設置することが推奨となっていますので、これくらいは斜めにした方がいいかなと思います。

ただし、こういう設置にしてしまうと、スピーカーがダッシュボードの中を向いてしまうため、せっかくのガイド音声が聞こえなくなりそうです。というか、スピットファイアはなかなか勇ましい音がするので、音が出ていることはわかっても何を言っているのかはわからなくなると思います。

そこで、アンテナを取り付ける場所の両サイドに穴をたくさん開けて、音が外に出るようにしてみることにします。


ちょうど、灰皿の場所に嵌め込むために下側に作る曲面の板にスピーカーからの音が反射すると思うので、いい感じに音が外に出てくるんじゃないかと思います。

これなら、今よりも何か良さそうな台座になりそうな気がしますね。やっているとどんどん弄りたくなってくるので、もっとこれベースで弄ってみることにしました。

最初に、フロントガラスに貼るわけじゃないので、両面テープから固定方法を変えてみることにします。だんだん3D CADに慣れてきたこともあって、パッチンで嵌め込む構造を作ってみたりなんかしてみました。両面テープの厚み分だけアンテナを上に上げて。


どれくらいの強度になるかのはさっぱりわからないので、パッチンの厚みは勘です。こういう感じで単純ではない構造を作り込んでいくと、わざわざCADでモデリングする甲斐がある気がしてきますね。

次に、見た目が殺風景なので表側に細工を入れてみることにします。

ETCのロゴ画像をダウンロードしてきて、


その明度境界をトレースしてベクター図形にすることができるソフト(Inkscape)を使ってSVG(Scalable Vector Graphics)に変換します。そのままではいびつなところがあるので、それを手動で修正して、


ETCロゴのSVGデータを作成します。


これをFreeCADに読み込ませて図形化し、フロントガラス越しに見える斜めの面のところを彫り込んでみました。



おぉ、これでなんとなくいい感じにできてきた気がします。上から右から前から後ろから見た様子はこんな感じです。





一通りできたので、正射投影から透視投影に変えて、グリグリ回してみた様子がこちら:
https://youtu.be/bdkzav8UMaA


最初は、台座の改良案の雰囲気を考えたかったことで始めたモデリングですが、何だかんだでせっかくここまでできたので、このまま現物にしたくなりました。

世の中には、3Dデータを入稿して3Dプリントしてくれるサービスを提供しているところがたくさんあります。でも、自分では使ったことはなかったので、良さげなところを探すところからです。

選ぶ基準は、
 ・値段が安いこと、
 ・誰かが常用している実績があること(webで紹介があること)
の2点です。それでなんとなくヒットしたJLC3DPに頼んでみることにしました。ここは中国にある会社で、元々はプリント基板(PCB)の製作を受託していたところだと思います。後から3Dプリントも始めたんだと思います。

注文はすごく簡単で、やることは、CADから3DモデルをSTEP型式で出力し、それを専用のwebページからアップロードすることくらいです。


アップロードしたSTEPファイルをJLC3DPの注文画面でグリグリしている様子がこちら:
https://youtube.com/shorts/YW_TZwgnXO0


形状が細かすぎるところがあって、そのままだと作れないかもしれないと怒られましたが、リスクを許容することにしてそのまま頼むことにしました。

選んだ素材はナイロン12です。こちら(https://nikougiken.jp/column/2110-nylon-differences/)に解説がありますが、ナイロン12は吸水性が低くて寸法精度が高く、温度変化や亀裂に強いようです。そのため、スキーブーツや結束バンドに使われているようです。

紫外線硬化型のSLA LEDO 6060も選べたのですが、屋外での使用には不向きで紫外線に弱いようなのでやめました。熱線カットどころかUVカットすらない昔ながらのフロントガラスに、後ろからなら直射日光がそのまま当たるダッシュボードの環境は、屋外と同等の過酷さだと思うためです。

それで、値段はなんと送料込みでわずか$3.5でした。本当は、見積り段階での3Dプリント代は$8.57だったのですが、なぜか最初から$9のクーポンが使えたので製作費はただ。おかげでこの激安っぷりです。って言うか、そうだとしても、国内の送料よりも安いくらいなのはどういうことなんでしょうね。


で、まだモノは届いていません。
数々の工程を経て、製作自体は終わっているようで、現在輸送中です。



さて、思ったようなものができ上ってくるんでしょうか?

本当はモノが届いてからブログに書こうと思っていたんですが、それではブログが長くなり過ぎるのと、仕掛り状態であることを公にすることで、これをやり始めたことを闇に葬れないようにしました。続きはまた追って。
Posted at 2025/10/28 20:02:06 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2025年10月25日 イイね!

壁に近づいたことを検知する方

壁に近づいたことを検知する方
今日は、朝からダンボールと厚紙で工作を始め、


SA-GIRLのフレームの塗装用の治具ができたと思ったら、


1日中降ったり止んだりの雨でしたね。曇りが続く時間帯があるかと思っていたのに、塗装ができなくて残念です。

明日は雨だとわかっていたので、今日塗装をやりたかったんですが、今日もダメでした。部分的にでも見た目が完成すると、進んだ感を感じられるのですが、しばらくお預けです。

そっちができないのならばと、今日は電気系を製作することにしました。どこから作ろうかと少し考えて、後ろに下がったところで壁(シャッター)に近付いたことを検知するところからです。

全体構成の中で言うと、この赤枠のところです。


車がいなくなったこと検知して、Moddoreを自動で動かす改良をしたときに作った基板を流用して作ります。

その回路図はこれなんですが、

これのサブセットで作れます。

前回、電気系のブログで書いたシミュレーション用の回路図のこの赤枠のところがそれで、


物理的には、そのときに作ったプリント基板を使って、


下の方にだけ部品を実装すれば作れるんです。



‥‥‥で、いきなりですが、はんだ付けして基板完成です。ジャンパーを1本飛ばすだけでOK。


センサーには、シャープ製のこの距離センサーを使います。



この手のものは、秋月電子で買っていたんですが、アリエクでも売っていて安いことに気が付いたのでアリエクで買いました。


で、基板とセンサー電源を繋いで、動作テストしてみた結果がこちら:
https://youtube.com/shorts/TIdoFTo9Rfk


障害物がないときはlow(0V)、障害物があるとhighが出力されるようにしたいので、想定通りに動いています。ひとまずヨシ。


これで壁に近づいたことを検知する方はできたので、次は車がいなくなったことを検知する方を作ることにしました。今度は同じ基板に部品をフル実装すれば作れます。

それで、こんなふうに背の低いものから部品を基板に通してはんだ付けしていくのですが‥‥‥


‥‥‥途中で長年使い続けてきたはんだがなくなりました。たぶん、高校生のときに買ったはんだです。去年までは一生もつんじゃないかと思っていたんですが、Moddoreで急激に消費して残り僅かになっていたんですよね。使い始めてから40年を経てとうとうなくなりました。

で、はんだは買ってあったので、これに変えて続きをやっていたんですが、どうにも溶け込みが悪いんです。


イマドキでも鉛入りの低温はんだにしたんですけど、これでも融点が高いんでしょう。一箇所のはんだ量が多い抵抗とかはまだいいんですが、トランジスタの狭い足とかをきれいに付けられないんです。

と言うか、おそらくこのはんだごてがイケてないんだと思います。


これも高校生のときから40年以上使っているんですが、昔は電子工作用としては一般的だった30Wのはんだごてです。兄からもらったお古だったような気がします。当然ですが、今じゃあ当たり前の温度調整機能なんてありません。放置状態でのつり合い温度がそもそも低いんだと思います。それでも使えていたのは、昔から使い続けていたはんだの融点がさらに低かったからじゃないかと思います。

それでも、なんとかかんとか無理やりはんだ付けを頑張っていたんですが、やっぱりダメです。素直にはんだゴテを買い替えることにしました。

と言うことで、今日は電気系もあまり進められず‥‥‥

明日は雨なんですよね。塗装も基板実装もできないから、他のことをするしかありませんね。
Posted at 2025/10/25 21:23:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「@{ひろ}さん、 朝は少し降っていましたが、今はすっかりきれいに晴れましたね。もう大丈夫じゃないでしょうか。」
何シテル?   11/03 11:37
2021年にF355を購入したことを契機にみんカラを始めました。案外向いているようで、今のところ続いています。 スーパーカーブームの頃、一番好きな車はミウ...
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