桃乃木權士のブログ一覧

「どぶろっく」という漫才コンビをご存じでしょうか。抜群の歌唱力があり、ギターの演奏に合わせて繰り出される漫才ソングがとても面白いです。
代表的なネタに、「もしかしてだけど」があります。――あるとき薬局ですごい待たされた。もしかしてだけど、美人薬剤師が俺に惚れ薬的なものを混ぜていたんじゃないの～。
この路線の話が、軽快なメロディとともに続いていきます。
ここで、自験の「実録」を紹介します。
場面は、体育会のテニスコートです。6面あり、1番から3番までを男子で、4番から6番までは女子が使用中です。すると、中央の3番、4番付近には、男女の練習球が混在する状況になっていきます。同じ部費で調達しているとはいえ、これは許されない状況です。基本的に、面単位で練習前後の球数が合わないと、そのコートの1年生の責任になります。
テニスラケットを水平にすると、面に球を蓄積させることができます。徐々に富士山のような形で積み上がっていきます。走っては拾うの連続ですから、球がコロコロ落下してしまっては困るのです。
――あるとき、3番コートに1年生の女子が入ってきました。
「失礼します。その球、女子のものです」
「ああ、これね」
球を拾い上げてラケットの上に置いてあげたいのですが、すでにエベレストの状態となっていました。
彼女は、ラケットと胸の間にも多数の球を蓄えており、そこへ置いて欲しいと目で訴えてきます。脇を締め、左右の腕を外輪山にしている形です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺に軽く触れて欲しいと思っているんじゃないの～。
この勘違いは、頻発しました。練習後、男子の間で、よく話題になっていました。

食べログ百名店の中でも、ひときわ印象に残る名店の続編です。
裏メニューを発見しました。メニューには掲載がなく、店内の黒板にお勧めとして記されていました。
このグリーンカレーのつけ汁も人気のようです。具材には和の素材がゴロゴロ入っており、アレンジが効いています。カレー自体の質も、タイ料理店が嫉妬確実のハイレベルでした。


和食の匠が手掛けるタイ料理風の武蔵野うどんも素晴らしい味わいでした。この店は、全部美味しいです。

食べログ百名店の中でも、ひときわ印象に残る名店の続編です。
揚げ出し茄子入りのつけ汁うどんです。本品のほかに、牛、豚、牛ホルモンという3つの選択肢があります。武蔵野うどんの本流は、厚切りの豚肉ですが、割烹の技術を有した料理長の工夫が光っていました。これも美味しかったです。


武蔵野うどんの本流をいく見事な完成度でした。

食べログ百名店の中でも、ひときわ印象に残る名店の続編です。
ホルモン入りの温うどんを注文しました。濃口の醤油味を予想していたのですが、出汁を強調した白醤油が使われていて驚きました。自信の表れでしょう。これも絶品でした。この店は、きっと全部美味しいです。





前回ご紹介した牛ホルモン入りのつけ汁うどんです。
武蔵野うどんの真骨頂どころか、極みに到達している味わいだと思いました。

前回、前々回の名店松屋から徒歩1分圏内にある、もう一つの百名店です。老舗の割烹料理店がうどん屋をやっています。
画像は、牛ホルモンのつけ汁なのですが、目がくらむような衝撃を受けました。想像を絶するレベルで、激ウマなのです。趣味の連載を始めてから、食への執着心が増し、美味しい多数の出会いがありました。それでもなお一頭地抜けた感動を味わえました。
この味を再現できるのならという架空の前提で記すと、東京丸の内や八重洲界隈に店を出せば大行列でしょう。価格に加えて提供時間まで追求される場所のため、現実的ではなく、この地で頑張って欲しいと思います。私が愛車で通い続けます。


見事な武蔵野うどんです。