
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
いきなりサビから始まり、タイトルをシャウトする曲を強く意識したのは、TUBEの「Beach Time」が最初でした。伸びのある色気満点のハイトーンボイスがインパクト抜群で、これは流行ると思いました。ほどなくして、この5年前にリリースされていた山下達郎の「JODY」も同じパターンの曲であることに気づきました。いきなり、「JODY、君となら」というハイトーンが全開です。声が高過ぎて、「ジョージ」と聞き間違えた方も少なくなかったのではないかと推察しています。
1960年代のビートルズでもこのような曲が見つかりますので、必ずしも革新性が高いわけではないようです。「She Loves You」と「Can’t Buy Me Love」がその代表曲になります。「HELP!」は、歌いだしのシャウトがサビなのかどうか迷いますが、「適」と判定します。
このような流れで、いろいろ探してみたのですが、意外と少ないことに気づきました。各アーティスト1曲か2曲持っていても、3曲以上はまずない印象です。
菊池桃子さんでは、「Say Yes!」がこれに近いですが、歌いだしが「空にSay Yes!」ですので、準該当止まりになります。
この準該当では、前出TUBEの「SUMMER CITY」があります。スポーツカーのようなダッシュ力が効いていて、盛夏を表現するトルクの力強さが印象的です。
ビートルズ解散後のソロ作品で、ジョージ・ハリスンの「Got My Mind Set on You」も思い浮かびます。ジョージの健在ぶりを強烈に印象付けた名曲でした。歌いだしは、「I Got My Mind Set on You」となっており、主語「I」が1文字加わっただけです。惜しい!
実録は、以上です。
今回登場した3曲のビートルズナンバーを連作にすることができます。
桃子が俺を愛していて、その愛はお金では買えない貴重なもので、あまりの幸せに「助けて」という心境になるという流れです。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、ビートルズは、これからの俺を予言しているんじゃないの~。
サビかどうか微妙なのですが、ビートルズの「ミッシェル」の歌いだしも美しいです。
「愛しくて美しい人よ」という意味合いでは、曲の本題であり、広義のサビではあると思います。
「Michelle Ma Belle」
Posted at 2024/06/22 08:20:41 | |
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