
自験の「実録」を「どぶろっく」バージョンでご紹介します。
1960年代は、肉眼でも観察できる明るい彗星が多かったそうで、映像制作関係者に影響を与えたのではないか、と推察しています。1978年から放映された「コメットさん」(主演:大場久美子)が大ヒットし、国民的娯楽番組になっていました。この年の「さらば宇宙戦艦ヤマト」では、ズォーダー大帝率いる彗星帝国に戦慄しました。そして、「機動戦士ガンダム」では、赤い彗星の凄い戦士が現れました。今思えば、世の少年少女の間で、彗星がブームになっていました。
ときが過ぎ、2013年に、「アイソン彗星」が話題になった時期がありました。核が比較的大きく、太陽の至近まで接近することから、観測史上、最も明るい彗星になるかもしれないとの期待が高まっていたのです。JALでは、上空で天体観測するためのツアーまで計画されていました。羽田発羽田行きの幻の特別便があったそうです。
まだ尾が伸びていない状態でしたが、光度1等級の水星を目印に、「アイソン彗星」を双眼鏡で探してみたことがあります。夜明け前の東の低空に明るい天体が2つ確認できました。このどちらかが、彗星だったはずです。
翌日、同じように双眼鏡で観察すると、明るい天体が一つ減っていることに気づきました。ほどなくして、彗星自体が太陽に最接近する直前に崩壊してしまったことが、ニュースになりました。
今年10月に太陽へ最接近する「紫金山(ツーシンシャン)・アトラス彗星」も、「アイソン彗星」と似た経過になりつつあります。マイナス光度の大彗星になるかもしれないとの前評判でしたが、すでに核が崩壊しつつあり、太陽に最接近する秋まで持たないという話が出てきています。
「アイソン彗星」を観察するために購入した高性能の双眼鏡があるのですが、上述の経緯で活躍の場を失い、菊池桃子さんのコンサートでの専用兵器となりました。今度こそ、「紫金山・アトラス彗星」で彗星観察デビューか、と思っていたのですが、またしても桃子さんのイベント用に活躍する流れになっています。秋からのコンサートツアーが発表され、チケット争奪戦に加わったところです。
大彗星崩壊のたびに桃子さんのイベントが開催される奇縁があり、それはそれで嬉しいのですが、一度くらい壮大な尾を拝んでみたいものです。――10年周期で発生する大彗星崩壊と桃子さんのコンサート活動との兼ね合いを「モモコメットの法則」と名付けておきたいと思います。
実録は、以上です。
ここで、「どぶろっく」師匠の登場です。
――もしかしてだけど、俺との恋愛は、生まれたときから運命で約束されていた「モモコミット」なんじゃないの~。
寿司「銚子丸」の前を通るたびに、「モモコマル」に見えてしまいます。
Posted at 2024/08/06 07:10:37 | |
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