今日は偶然にも、仕事の都合で
中山サーキット
へ通りかかりました(爆)
事前に
ALTEXさん達が試走に訪れるという情報も入手はしていましたが、あくまでも仕事の都合で
偶然に!・・・(^^ゞ
しかも偶然に偶然が重なって、なぜかヘルメットとシューズとグローブまで持参していたり・・^m^
早速、ヒロくんのご厚意でヒロFD号に試乗(^^ゞ
このヒロFD号、本日すでに使用感あふれる050で
2秒2をマークしています((+_+))
おっかなビックリでコースイン!
よくよく思い起こせば・・・
FDを運転した経験は、青FDさんのご厚意で青FD号に乗ったことが一度。
しかし某夜間サーキットだったのと、ビビりが出てほとんどアクセルを開けることができず(-_-;)
Sタイヤに至っては・・・初めての体験!?
(こんなんで何かが掴めるのだろうか・・・)
恐る恐るのコースインから数周。
走るほどに気分は高ぶり、それを抑えきれずにピットへ。
ALTEX: 「 どう? 」
赤FC: 「 いいです! 」
ALTEX: 「 10点評価で何点くらい? 」
赤FC: 「 10点です! 」
ALTEX: 「 すぐに俺のS15に乗ってよ! 」
何となくラッキーな展開で、すぐさまALTEX S15号にも試乗(^^ゞ
ALTEX S15号もとてつもない仕上がりの車で、本日もネオバで
4秒2(でしたっけ?)をマーク済み((+_+))
やはり数周の周回を経て、熱い気持ちを抑えつつピットへ。
ALTEX: 「 何点だった? 」
(む、難しい・・)
赤FC: 「 はっ、8.5点? 」
ALTEX: 「 くっ! 」
こんな流れでラッキーな試乗を経験できた訳ですが・・・
少し個人的なインプレをしてみましょう。
注:かなり長いブログです。
しかも技量不足な素人インプレですからね(^^ゞ
できれば読まないで終わってください・・。
さて・・・
まずはヒロFD号からなんですが、やはり初めて乗ったSタイヤってのも大きく評価を上げた要因には違いないことを前置きに。
コースは攻略不十分な中山サーキット。
当然、過去には自分の愛機でしか走行経験はありませんので、基本的にライン=攻め方はそれと全く同じ感覚で。
シートポジションのミス(もありますが、単に人の車が不得手)でヒール&トゥーが決まらず、シフトダウンが伴うようなコーナーへの進入アプローチは攻めきれてません。
こんな条件の中で、コーナーからの立ち上がりやシフトホールドでのコーナー(S字)での動きを、自分なりに確かめてみました。
まずは3速で立ち上がる場所(スタンド前・への字)ですが、アクセルの開け始めが非常に早いですね。
これはトルクの出方にもよるんでしょうが、進入で姿勢変化が均一なためアクセルを早く開ける体制に持って行くことができるのと、多少の横Gが残ってる状態でも全く不安感なく、多少の修正のみでアクセルを踏めるという絶対的な安心感がありました。
進入での姿勢変化については、ボディー剛性によるものも大きいと思われます。
次に2速で立ち上がる場所(最終・1コーナー)についても、愛機と同じ姿勢、同じタイミングでのアクセル開度ではカウンター量・スライド速度共に低い感じがしました。
これは・・・タイヤの恩恵も強いとは思いますが、バタつくような場所でこそ、トレッド幅の違いというか、四輪が四方にしっかりとそれぞれで踏ん張ってるように感じます。
一番良かったのがS字。
切り返しが非常に速いし、その自由度が高い!
コの字脱出から2速のままでつなぎ、S字の1つ目の左。
当然ですが2速なので進入スピードは遅く、ラインは自由自在。
ですが右へ残り気味の荷重が次の右コーナーへ向けて素早く左へ移って行き、簡単に切れ込むことができます。
さらには次の馬の背。
愛機でもここは左に残った荷重をアクセルオフで振りっ返し気味に右へ移しながら進入姿勢へ移行するんですが・・・ここの動きが速かった。
しかもアクセルオフ度で自由自在&右に若干、荷重が残った状態でのライン変更・アクセル開度共に高いレベルでコントロールできます。
そこから3速にシフトアップしつつクリップ目指す、舵角がまだ必要なラインで・・・
愛機だとアクセルで向きを変えるのに慎重な空気を伴う場面が、FDだとアクセルで素直にリアが押し出しフロントが入る旋回姿勢が可能。
う~ん??
ダブルウイッシュボーンってこんなの?
四輪それぞれの接地感も掴み易かった(前後ではなくタイヤ一つ一つって感じ)。
最後にブレーキも、もの凄く止まる・・・けどこれこそタイヤの恩恵大かな。
評価としては、私の技量ではポン乗りでマイナス点まで引き出すことができず。
『10点』
続いてALTEX S15号。
Sタイヤからの乗り継ぎなので進入スピードだけは気をつけようと思いましたが、予想以上にブレーキが効いてくれます(あれでもオーナー的にはプアらしいけど)。
しかもボディー剛性からか、車速に対する安定感もあってついつい調子に乗って進入すると・・・止まるんですが、多少の不安定さ(進入時のふらつき)がありました。
これは前後異サイズによる車高とABSの誤作動もあるんでしょうけど、ガツンとブレーキを踏めない体質の私だと、怖いほどではない感じ。
続いて、ヒロFD号と同じように走ってみると・・・
まず3速で立ち上がる場所(スタンド前・への字)ですが、やはりFDと同じアクセル開度ではリアが少しバタつきます。
この要因の一つは私のダメコーナリングにもあります(苦笑)
ALTEX S15号のフロントタイヤは結構ヘタってましたから、進入時でしっかり曲げきれてなかった(=下手くそアンダー)ため、舵角が残った状態でアクセルオンしてリバース気味にリアが抜けてる部分もあり。
ただ流れ出しのタイミングは掴みやすくて、出るタイミングさえ把握してればアクセルコントロールで素直にそこで流れ出しが止まる感覚。
しかし舵角の残り具合でアクセルコントロールが必要=FDとはクリップからの脱出スピードで張り合うには厳しいかと・・・。
2速立ち上りについては・・・失礼ながら我が愛機と非常に良く似た感覚を得ました。
最終コーナーは立ち上りラインにオイル痕があり、そこで異様に滑ってしまったために比較は難しいですが、1コーナーの立ち上りについてはアクセル開度とのカウンター量もほぼ同じ。
逆にアレだけのトルクフルな車でもコントロール出来そうに思えるのは、リアの接地感が途切れないんだからだと思います。
ただこの辺は綺麗なラインで立ち上がれば、乱れることも無いんでしょうけど。
S字に関してもFDと同じように2速キープで抜けてみましたが、FDとはまた違った良さがあります。
やはり2つ目の右コーナーから馬の背へ向けての切り替えしなんですが、FDの荷重移動に姿勢が直結するような感覚に対し、S15は荷重の戻りは若干遅いながらもアンダーをアクセルで帳消し&向き変えが出来ました。
この辺りがALTEX S15号の『幅』だと思いますね。
右に荷重が残りつつ馬の背のクリップへ向けて行くには、やはり愛機と同様(か、それ以上に)アクセルワークが慎重にならざるを得ないんですが、ここもALTEXさんのようにラインでカバーできれば問題ないんじゃないかな~?
どうしても直前に乗ったヒロFD号との比較になってしまいますが、タイヤ差も考慮すれば、ALTEX S15号も非常に高いレベルでセットアップされていると感じました。
あくまでも個人的にですが、進入から立ち上りまで一定のレベルで曲がれるのがFD。
FDに対すると進入が少し厳しい分、いかに立ち上りの姿勢を安定させて早くアクセル全開に出来るかどうかが肝のS15・・・のような気がします。
ALTEXさんとすればリアのトラクションを上げる方向(立ち上りでバタつかない?)でいろいろと模索をされていますが、トラクションという面では充分なのでは?
逆に進入から姿勢変化の時間を削ることで、アクセルを開けるタイミングを早めれれば脱出以降で捕まえることが出来そうに思えました。
評価としては、基準値(=FD)に対してタイヤのグリップ差・立ち上りでの自由度を加味して
『8.5点』
(同じSタイヤなら『9点』なのかな~?)
最後に・・・実は民くんのS15号にも試乗させていただきました(^^ゞ
しかし前出の2台以上に、民S15号では攻め込むことが出来ず(-_-;)
コレは多分、好みの問題だと思うんですが・・・
私、テールスライドのコントロールが苦手なんですよ(笑)
流れても接地感が途切れないような感覚だと大丈夫なんですが、スパッと流れてしまう間、接地感が途切れるように感じてしまうと流したくないとセーブしちゃいます((+_+))
しかし、面白いことに青FDさん・
赤シルくんの両名は乗りやすいとのこと。
多分、流れ出したテールを逆に使えるほどの技量があるドライバーだと、扱いやすいと感じるのでしょうね~。
ALTEX S15号との違いで一番に思ったのが、スタンド前からの3速フル加速。
両車とも同じような舵角でリアが少しバタつくんですが、リアが沈み込むような安定感があるALTEX S15号と逆にリアが浮いてるような感じがする民S15号。
ボディー剛性の差・・・なのかリアのトラクション部分なのか?
少しアクセルを踏む抜くのに躊躇しそう。
頭の入りは民S15号の方が良かったんですが・・・これもタイヤ差(Z1☆)かな?
非常に難しい車に感じてしまいました(-_-;)
民くんもこの状態では少しタイムが落ち込んでいたそうですが、ローブーストにセットすると
4秒7を出してました!
う~ん・・・民くん、さすがです(^_^;)
ありがたいことに
偶然!
に通過した中山サーキットで、非常にラッキーな経験をさせていただきました(^^ゞ
他にも
トラウトマン大佐や
SSJさんもいらしてて、非常に熱く有意義な集いでした。
みなさん・・・中山サーキットへ行かれるときにはご連絡を(^^ゞ
追伸!
コースクローズの5分前、ヒロFD号の履いていた050をそのまま付け替え、ALTEX S15号が一発アタックを慣行されました!
2秒3!
まだまだ熱いバトルは続行中です(^_-)-☆