関連情報URLに記事をリンクしましたけど、大手百貨店はどこも赤字決算だよ、というお話です。
まあ、緊急事態宣言中はどこもお店は閉まっていたわけですし、近年の稼ぎ頭だったインバウンド需要もほぼ消滅してしまったわけですから、どう考えても厳しい状況であることは想像に難くありません。
私も実はこの業界出身であることは、みん友さんには結構バレバレだったりするような気もするのですが、本当に涙しか出ないよなー。
以前もアパレルの苦境について同じようなコメントをした覚えもありますけど。
ヤフーニュースのこの記事には、髙島屋と大丸松坂屋の話が出ておりますが、私、実は就職の時に大丸の内定貰ってたんですよね。
もちろん当時はまだ松坂屋と一緒になる前の時代です。
しかも大丸が一番最初に内定が出た企業で、かなり行く気満々だったんですよ。
結果的にはより良さそうな同業他社からの内定が複数出たために、その中のひとつを選んだのですが、いずれにしてもこういう状況は悲しいものであります。
しかし最終的に選んだ私の古巣、業界の中でも一番赤字額が膨らみそうなんですよね、年間通した時の予測として。
かつては圧倒的な勝ち組だっただけに悲しみもひとしおでありますが、まあ、今はもう関係なくなったわけですからあまり気を揉んでも仕方ありません。
(とはいえOB共済会なんかにも加入していますので、未だに一部の福利厚生を使ったりしているのですが汗)
私が新社会人になった1991年って、実は百貨店業界の売上が一番高かった年なんですよ。
あの頃はまだまだ小売業の雄、的な位置付けだったんですよね。
未来永劫売上が伸び続けるイメージしか描けなかったもんなぁ。
だけど当時は全国の百貨店の売上合計って年間約10兆円あったのに、直近では6兆円を大きく割っていますから、要するにこの30年で4割以上の売上が消滅したってことでして・・・今年はひょっとしたら5兆円割っちゃったりするんじゃないかしら。
各社ともにインターネット通販に力を入れているなんて記事を最近よく見かけますが、百貨店のEC売上なんて多いところでも比率としては2~3%に過ぎないのが実態ですから、正直焼け石に水だったりするんですよね。
それにどんな仕掛けをしても、今さら感が強く出てしまうのも否めないですし、Amazonには勝てるはずもなさそうですしね(汗)
私が見栄っ張りなのも、輸入車が好きなのも、それなりに若く見られるように努めるのも、全て百貨店業界あるあるだったりします。
令和二年の今の時代でも、頭の中が未だにバブル野郎なヤツばっかり生息している業界ですからね(爆)
我々のようなバブル入社世代だけではなく、20代、30代の若い世代までそんな感じの人間が多いのは、元々そういう資質があったのか、会社に入ってからそうなったのか。
ま、でも楽しい世界でした、女性も多いですから特に若いうちは毎日会社に行くのが楽しくて仕方ない、みたいな。
私が曲がりなりにも家族を持てて、贅沢は出来ないまでも普通に生活出来て、ちょっとは趣味を楽しむ余裕があるのも、これは間違いなく自分が籍を置いた百貨店業界のおかげですから月並みな言葉ではありますが頑張ってほしいものだと思う次第です。
ちなみに私、百貨店の中でもいわゆる企画屋だったので、クルマ関連のイベントにも結構携わっていたんですよ。
以前内容をぼかしながらネタにしたこともあったかもしれませんが、現在私が超心魅かれているアルファ・ロメオとのお仕事も2回ほどしているんですよね。
いずれもイタリア展の絡みなのですが、最初は2000年代初頭に新宿で156スポーツワゴンを店内に持ち込んで、そこでディーラーの人とカタログ配ったりしたなぁ。
2回目は京都に赴任している時、多分2008年頃でしたがその時の展示車は何だったかな?後で画像探してみよう。
つまり、私が来年ジュリアを買うのは必然というか、運命だったんだな!(笑)
アルファ以外にも、プジョーやメルセデスと組んだイベントもやっているので、よし、いつかそれもネタにしてみよう!(もうしていたかな?)
ブログ一覧 |
日常生活 | 日記
Posted at
2020/10/14 06:55:20