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ジェームス安城店のブログ一覧

2016年04月19日 イイね!

アルピナ ユニフォミティマッチング

ブログをみていただいた、みんカラユーザ様から今回作業の依頼をいただきました。

お車はアルピナC2 2.5/1 1986年式だそうです。
ぼくが1985年式なのでほぼ同い年、約30年前のお車となります。

今回はタイヤ、ホイールのみを持ち込んでいただいての作業でした。

2本は溝が少ないということで新品に交換してマッチング、あとは測定をして結果しだいという作業です。
新品タイヤは持ち込みでしたが、当店では持ち込みでの作業も基本お断りいたしません。

ホイールは純正、タイヤはミシュラン パイロットスポーツ3 205/50R16です。


早速、GSP9700にて測定をしてみました。

結果は以下のとおりです。
リヤから振動が出ているというお話でしたが、ユニフォミティの数値は悪くありませんでした。③、④は交換予定なのでRFVが最小になるよう組み込みを行います。
①、②は精密バランスどり(フランジプレート+1g単位バランス)のみの作業となりました。

交換する2本はタイヤをばらしまして、

このようにビートシート部についているタイヤカスなどをなるべくきれいに清掃します。

その後、ホイールのランナウトを測定します。

測定後、ホイールのローポイントにマークをつけておきます。

タイヤを組み込んでいきます。

タイヤを組込み後ユニフォミティを測定します。

組み付けのRFVが55Nです。タイヤのRFV1次ピークにマークします。約90度のずれです。位相合わせをおこない、ユニフォミティを測定します。

組み付けのRFVが55Nから30Nに低減しました。

RFVを最小にした後、重量のバランスをとります。


③、④の2本は新品にてマッチングをおこなったものです。
以前のタイヤよりRFVが大きくなってしまいましたが、数値としては優秀です。

ホイールのハブ面等のサビなどもキレイにしておきます。

詳細な結果です。
今回ホイールは2本しか測定できていませんがタイヤ、ホイールともに問題ありませんでした。

オーナー様ありがとうございました。
Posted at 2016/04/19 17:31:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ユニフォミティマッチング | クルマ
2016年02月09日 イイね!

フォルクスワーゲン CC  ユニフォミティマッチング

ユニフォミティマッチングの作業を承りました。
お車はフォルクスワーゲン CCです。4ドアクーペのデザインが特徴のクルマです。
(写真撮るの忘れました。スイマセン…。)
ちなみにこんな感じの車です。(左:前期、右:後期)


以前も作業をさせていただいた、リピーターのお客様です。
今回はタイヤ、ホイール両方の交換でお持ちいただきました。
ホイールはBBSのRF505(17×7.5+45)です。

タイヤはミシュラン パイロットスポーツ3(235/45R17)です。


ホイールの内側と外側のリムランアウトを測定します。

測定後ローポイントにマークしておきます。

タイヤをシーチェS300で組付けます。ホイール内部にレバー傷をつけることなく組付けが可能です。

組付け後、GSP9700で測定します。

タイヤのRFV1次ピークにマークし、ローポイントとRFV1次ピークを位相合わせします。


位相合わせ後、再度ユニフォミティ測定を行います。これをRFVが最小値になるまで繰り返し行います。
RFVを最小値にしたのち重量バランスをとります。
これで終了となります。最終的な結果は以下のとおりです。


ホイールの精度は「さすがBBS!」といったところでしょうか。
タイヤ単体のユニフォミティも多少のばらつきはあるものの問題ありませんでした。

オーナー様ありがとうございました。




2015年06月22日 イイね!

USアバロン ユニフォミティマッチング

ステアリングの振動とフロアや内装も振動しているということで、ご依頼を承りました。お車はUSトヨタ、アバロンです。

タイヤはナンカンNS-20となります。
ユニフォミティバランサーGSP9700さっそく測定をしてみました。結果は以下の通りです。

フロントはさほど悪くありませんでした。
しかし②番は1次RFVは20Nなのですが、2次RFVが100Nあります。
簡単に言うと、タマゴ型になっています。そのため振動が低速でもでてしまいます。
リヤの結果では、フロア等の振動が出てしまうのも納得です。

タイヤ、ホイールをばらしてホイールの測定、組付けをおこないます。

ビートシート部も綺麗に掃除をおこない、ホイールの測定をします。

ホイール単体のランナウトを測定して、ローポイントにマークをして、タイヤを組付けます。
その後、GSP9700で測定をおこないます。タイヤのRFV1次ピークの位置にマークをします。

タイヤを一旦外してローポイントとRFV1次ピークを位相合わせします。

②の結果です。

2次成分が低減しました。タイヤの品質の問題もあるかとは思いますが、
タイヤの組み付けによる原因もあったように思います。

測定、位相合わせをRFVが最小になるまで行います。
その後、重量バランスを1g単位で調整をします。
ホイール、車両側のハブや取付面もできるだけ綺麗に掃除します。
車両へ取り付け時にはRFV1次ピークを上にして取り付けます。

最後に規定トルクにて均等に締め付けます。

完成です。詳細な結果は以下のとおりです。

ホイールの振れが若干大きい物もありましたが、最終的な組み付けは
総合的に良好になりました。

後日、お客様から連絡があり「良くなりました!」とのことでした。
今回は結果的によくなりましたが、当店で測定などしたものなど踏まえると、
アジアンタイヤはタイヤ単体のばらつき(公差)が大きいため、今回のように結果が良くならない確率が高いと思われます。 (あくまで個人的な見解です。)
タイヤ購入の際はお気を付けください。


最後にワコーズのRECSの施工も承りました。


オーナー様ご利用ありがとうございました。
2015年05月24日 イイね!

アウディTTユニフォミティマッチング

アウディTTユニフォミティマッチングアウディTTにお乗りのオーナー様からタイヤ交換の依頼が有りました。車両を中古で購入後、高速シミー(高速域の微振動)に悩まれていたのですが原因が分からず、仕方なく乗っていたとの事です。タイヤが摩耗して交換時期になりバーデンのブログを見てご来店されました。
交換するタイヤはミシュランPSSです。このタイヤはC3M製法で作られていてユニフォミティ的には抜群の真円度です。但し組み方にコツが要るのでユニフォミティマッチングは必須です。


現状のユニフォミティをGSP9700で測定します。


測定結果です。RFV(ラジアルフォースバリエーション)が130から190Nと今一つです。100Nを超えるとシミーが出やすくなりますので今回のシミーの原因はRFV不良だと思われます。


タイヤを外します。


ホイールのビードシート部を清掃します。


ピカピカに磨いた後にホイールのランナウトを測定します。


ホイールのローポイントにマーキングします。単純にローポイントと言っても奥が深く、インとアウトの位置関係を見て決定します。基本はローポイント1次のアウター側を重視します。


タイヤを組込み後ユニフォミティを測定します。


測定結果です。アッセンブリーのRFV(黄丸印)が100Nで重量バランスの狂いがイン12gアウト27gです。


タイヤのRFV1次ピーク(赤丸印)にマーキングします。位置的には約180度の位置です。


一旦タイヤを脱着して位相合わせを行い、リム組みしてユニフォミティを測定します。


アッセンブリーのRFVが25Nに低減しています。重量バランスはタイヤ位置を180度変えたのにほとんど変化無しです。これはPSSの重量バランスがほぼゼロという事です。


RFVを最小化してから重量のホイールバランスを1g単位で取ります。重量のバランスは後から取れますがRFV(剛性的真円度)は組み合わせでしか変えられません。


4本ともにRFVが35N以下になりました。RFV1次ピークを上死点にして装着します。


完成です。


測定結果です。


タイヤ、ホイール共に全く問題ありません。精度、真円度共に優秀です。
オーナー様には十分な慣らしをお願いして納車しました。

後日オーナー様より感想を頂きました。

”高速シミーで悩んでおりましたが、ならし運転も終わり高速シミー速度を超えてもブレは無く安定しております。タイヤもクワトロとの相性も良く、路面との密着感が有り、申し分ありません。車の性能を最大限発揮できており、満足しております。本当にいい提案を頂き、かつ完璧なマッチング技術に感謝しております。やって良かったです。”

シミーは完治したようで良かったです。TTの性能を最大限引き出せると思います。
お買い上げありがとうございました。
2015年04月26日 イイね!

インプレッサWRX STI ユニフォミティマッチング

インプレッサWRX STI ユニフォミティマッチング

高速シミー(高速走行時の微振動)が発生してお困りのオーナー様がご来店されました。


症状はタイヤ、ホイールを交換してから高速走行時のシミー(ステアリングの回転方向の振れ)が出るようです。
車両はGRBインプレッサです。ステアリングの振れが出ると折角の高性能車が台無しです。原因は何でしょうか?


ホイールはプロドライブGC-12L 鍛造ホイール タイヤはミシュランPSSです。
鍛造ホイールとPSSの組み合わせはユニフォミティ的には良好の場合が多いのですが。。。


ユニフォミティテスターGSP9700にセットしてユニフォミティを測定します。


測定結果です。4本中3本がRFV不良です。特に左前が220Nと非常に悪いです。シミーの原因はRFV不良と考えられます。


RFV不良の原因を探る為に、タイヤとホイールを組み立て直します。


ホイール単体のランナウトを測定して、RRO(ラジアルランナウト)ローポイントにマーキングします。


タイヤを組み込んで、再度ユニフォミティを測定します。タイヤの組み立て方にも技術が必要なのですが、特にPSSはコツが要ります。


測定したRFV1次ピークにマーキングして、タイヤを一旦外してローポイントとRFV1次ピークを位相合わせします。


GSP9700にてユニフォミティを測定します。RFVが最小化するまで組み直します。


RFVを最小化してから重量のホイールバランスを取ります。
正常な鍛造1PとPSSの組み合わせの場合、バランスウエイトは打ち込み換算で20g前後です。


RFVを最小化してから重量のバランスを1g単位で精密に取ります。


ユニフォミティマッチング後の数値です。RFVが大幅に低減しています。左前が220Nから40Nと劇的に低下しています。


RFV1次ピークを上死点にして装着します。


完成です。


詳細数値です。


今回の高速シミーの原因は、RFV不良と考えられます。

RFV不良の原因ですが大きく分けて次の3つが考えられます。

○タイヤ単体のRFV不良
○ホイール単体のランナウト不良
○組込み不良

測定数値を見る限りタイヤ、ホイール共に良好なので原因は組込み不良と考えられます。

特にミシュランは組込みに特別な技術が必要で、その中でもPSSは特に難しいです。
GSP9700を導入してから色々な組み方を試しましたがPSSだけはユニフォミティマッチングを行わないとうまく組めないです。

オーナー様ご利用ありがとうございました。

※最近良くユニフォミティマッチングについてお問い合わせを頂くのですが、当店のユニフォミティマッチングはRFV(ラジアルフォースバリエーション)最小化です。見た目の真円度向上や、バランスウエイト最小化等とは全く違います。

現時点では市販品でRFVを測定できるのはGSP9700のみとなります。
このテスターを使用せずにRFV最小化は出来ませんのでご注意ください。

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