
東京ビックサイトで開催されている
第33回オートサービスショー2013に行ってきました。
オートサービスショーは自動車整備関連の会社が集まって主に整備用機器の展示販売を行います。
整備業界の今後やトレンドが分かって、関係者以外でも工具マニアには面白いショーです。
受付のおねいさんには目もくれず会場入りします。
真っ先に向かったのはイヤサカさんのブースです。
今回の一番のお目当ては新型ユニフォミティテスター ハンターGSP9700です。他の人の迷惑を顧みず2時間?ほどいじくり倒してきました。
機能や原理は従来機からあまり変わっていないそうで、主な変更点は、タッチパネルになった事とやたらビジュアル面で派手になっています。
いじくり倒していると、タイヤ単体のLFV(コニシティ)が表示できるようです。この機能は欲しかったので良かったです。まだ日本語版は試作なので日本語表示はいまいちですが、ユニフォミティ値のフーリエ変換のプロット表示がいまいち改悪になってそうです。
ローテーパーコーンが標準になっています。残念ながらフランジプレートはオプションみたいです。
しかもコーンがメッキされています。これはいいですね。
廻りの視線に耐えられなくなったので会場を見て回ったのですが、いくつか面白い物が有りました。
HOFMANN(ホフマン)ゲオダイナホイールバランサー オプティマ2です。オプトライドプログラムに興味が有ったのですが、これはさらに進化してオプティマモードが搭載されているそうです。説明員さんを捕まえて質問攻めにしましたがあまりかみ合わず。。。
要は、ホイールとタイヤのランナウト(無負荷状態の寸法)を測定して位相合わせをする機能みたいですが、ランナウトとFV(RFV、LFV、TFV)は完全な相関関係は無いのではっきり言ってあまり意味が無いと思います。表示を見るとランナウトをRFVに換算して表示していますがこれは誤解を招くような。。。測定は非接触でレーザーとCCDカメラでこれはなかなか良いです。
オプトライドプログラムも質問したのですが、単にバランスウエイト最小化との事でした。ホントかな~
同じくホフマンさんの最新鋭アライメントテスタージオライナー2です。こちらはバーデンのブログで重要性を力説しているスクラブ半径(キングピンオフセット)とキャスタートレールが測定できるのです。
わがままを言って測定してもらいました。センサーのクランプは本当にワンタッチでランナウト補正も簡単です。
測定のみなら多分10分掛からないです。

測定結果です。何とネガティブスクラブでした。車両はVWだったので考えられないことも無いようですが。。。。説明員さんと話をしましたが、あくまで演算して数値を表示しているのでとの事でした。ホイールのリム寸法によりスクラブ半径が変化していたので目安程度かもしれません。よくよくセンサーを見てみると、タイヤの最外側とホイールの最外側でオフセットが有るので車両により正確に測定するのは難しそうです。実測と比較してみたいですね。
BOSCHさんです。最近の車両はコンピューター診断機が無いと何にも出来ません。
スナップオンさんです。目に毒です。
おまけで面白かったのがトラック用タイヤチェンジャーです。ほぼ自動化されていてすごかったです。
結局夕方まで楽しめました。
お目当ての新型HUNTER GSP9700ですが、基本機能は変更なしとの事でした。いじくり倒して改悪されていた所は勝手に改善要望?を出しておきました。
全般にOBD関連初め所謂コンピューター総合診断のビジネスモデルが多いのと、大口径低扁平化に対応したタイヤチェンジャーが沢山展示されていました。
明日まで開催していますので興味のある方は一度覗いてみてはどうでしょうか。
Posted at 2013/07/06 13:40:48 | |
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