
TOYOTA 4RUNNERにお乗りのお客様からユニフォミティマッチングのご依頼をたまわりました。
日本名はハイラックスサーフですが、この5代目 N280系からは 海外専売車となってしまい、日本市場からハイラックスサーフがなくなってしまいました。
ホイールは純正17インチ、タイヤはブリヂストンDUELER H/T 265/70R17 です。
現状把握のため、
GSP9700にてユニフォミティと重量バランスを測定します。
測定結果です。ユニフォミティはそれほど悪くありません。重量バランスの狂いが
大きいとおもいます。
果たして良くなるのか!? RFVを最小化するためにユニフォミティマッチングを行います。
タイヤをバラしてホイールのランナウトを測定します。測定の前にビートシート部をキレイに
掃除します。海外専売車なので、純正
TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)が装着されています。最近では国産車でも純正装着の車両が多くなってきています。
ちなみに当店ではこんなキャンペーンもあるので、機会があったらぜひどうぞ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/606715/blog/30461196/
ホイール測定後、タイヤを組み付けます。
組付け後、
GSP9700にてユニフォミティを測定します。
ユニフォミティ測定後、ホイールのローポイント、タイヤのRFV1次ピークにマーキングをし、
タイヤを脱着して位相合わせをしてその後、
GSP9700で測定します。
位相合わせ後の結果はこちら。

75Nが55Nに低減しました。
これを4本ともRFVが最小になるまで位相合わせを行い、重量のホイールバランスをとります。
重量のバランスも1g単位でとります。
最終結果です。
車両に取り付ける前にハブ面を清掃、グリスアップをします。
RFV1次ピークを上死点にして装着します。
これを4本ともおこない完成です。最終的な数値です。
ホイールの精度は良好です。4WDやSUVタイヤですと、
振動を感じ取りにくいこともあると思いますが、
オーナー様の官能評価能力が高いと改善しているかどうかは
実走していただかないとわかりません。改善しているといいのですが…。
遠方よりご来店ありがとうございました。
Posted at 2014/01/09 18:12:29 | |
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ユニフォミティマッチング | 日記