第27回シマノ鈴鹿ロードレース参戦記

28日（土）に、毎年我がチーム恒例の「鈴鹿」へと行って来ました。
我々は３人で、チームタイムトライアル（TTT）と２時間エンデューロ（２ｈED）の２種目です。結果から言えば、TTTは全体の５０％くらい、２ｈEDは少し良くて全体の２５％あたりと、あまり誇れるようなものではありませんでした。が、まァそんなもんかなという感じです（汗）

昨年のTTTは、個人的な練習不足から途中「泣き」を入れてペースダウンしてもらったのも束の間、チェーンまで落として「万事休す」。仲間にとんでもなく迷惑をかけたこともあり、今年はプレッシャーがかかりました。

スタートするや否やガンガン上がるペースにドンドン上がる心拍計。今年は無理せず序盤は抑えて、抑えて・・・。さんざん引いてもらい先頭交代。

「ヒィーハァー、ヒィーハァー、ヒィーハァー・・・」
「カチカチッ・・・シャカシャカン、ジャーーッ！」
「ゴォーーーーッ！！」

激しい息づかい、シフトチェンジ、ハブラチェット、そして風を切る音・・・。

「おおっ、今年はイケるゾ！！よっしゃ、なかなかイイ感じや！！」

ガンガン登って、グイ～ン！と一気に下り・・・右に左にクイクイとコーナーをすり抜けながらも先頭交代の繰り返し。ヨダレ鼻水垂れ流しながらも必死にペダルを回し続け、そしてようやく最終周回３周目へと・・・。

「よっしゃ、ラストや！」「おう！気合い、気合い！」「ういっーす！」
お互い乱れた呼吸の中で声にならない声で叫び合いながら、最後の力を振り絞りゴールラインへと。

誰一人として千切れる事が許されないこの競技では、常に仲間同士の目配り気配りの配慮も不可欠です。

チームで協力し合い限界まで出し切ったと思えば、続いての２時間エンデューロ。連続５周回の持ち分を汗まみれになりながら無事にこなして選手交代。
最終走者のメンバーがゴールする頃には、陽が傾き始めていました。

厳しい暑さの中での戦いがようやく終わった時、黄金色に包まれたサーキットはもう秋の気配でした。

夜の打ち上げでは、１杯目の「生中」が殆ど一気飲みであったことは言うまでもありません（笑）