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2016年04月14日

今こそフェスティバ・ミニワゴン(初代デミオ)復活待望論

今こそフェスティバ・ミニワゴン(初代デミオ)復活待望論 このクルマについて何か言うなら、フォードブランドよりもマツダのデミオ、それも初代のこととして言うべきでしょう。ちょうど数日前、みん友のくうればさんのブログに共感を覚えてコメントを書かせていただき、自分なりにいまのマツダに対する意識を再確認していたところへ、たまたま目にしたのがこの一台です。
フェスティバ・ミニワゴン、初代デミオは今なお素晴らしいクルマだと思っています。このクルマには何かを飾り立てたり、実体以上によく見せようといった気負いは皆無です。そもそも作り手の側にそんなことに気を回せるほどの余裕もなかった。ともかくいまできる範囲内で、人々に受け入れてもらえるクルマを少しでも早く、しかも商業的に失敗することなく提供しなければならないという、ある種の切羽詰まった状況がもたらした「無作為の潔さ」がありました。それが結果として、日本の風土の中で扱いやすく便利に使いこなせる一台となって、多くの人の支持を得たことで、マツダの救世主になったのです。いまでこそ国内の自動車メーカーの中では業績が比較的良好とされ、ブランドイメージ面での飛躍もあり一目置かれる存在となっているマツダの今日に至る礎を築いたといってもよいのでしょう。
ところで、私は作り手の財政状況や対外的なイメージが上向いているときにこそ、その見識や哲学が如実に顕れると考えています。つまり、単に「守る」だけでなく、一歩進んだ「攻め」に打って出られる立場として、何に投資をして、何を訴求するか。それは組織として社会に対してどういった展望と目的意識をもって、具体的に実践していくかという姿勢の表れであって、組織が沈滞しているときにはなかなか外からは見えにくいものです。
翻っていまのマツダからは、この初代デミオのような商品が生まれる機運は見出しづらい。時代が進み社会のありようもすでに20年前からは大きく変わっているので、人々が求めるものごとのあり方も変化していて、単純に昔のような商品をリバイバルすればよいということはないにせよ、マツダが自分たちがこれまでに培ってきたものを大事にしながら、これからの人々の暮らしに真に資するような提案に挑むことを望むものです。
ブログ一覧 | Festiva Miniwagon | クルマ
Posted at 2016/04/14 04:56:01

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この記事へのコメント

2016年4月16日 21:04
こんにちは♪

フェスティバミニワゴンイイですよね!

質実剛健で使い勝手の良いコンパクトカーなのにプレーンなデザインが好きでした。

今のマツダは独自のポジションを築くためにちょっと背伸びしている感がありますが、差別化を図り生き残りをかける為には仕方がないのかなとも思っています。

この前のフェスティバも好きな車でした(*^_^*)
コメントへの返答
2016年4月16日 23:36
こんばんは。
狭いマーケットに自動車メーカーが林立する日本で、生き残りのため固有の地位を築くべく、クルマ好きの琴線に触れる姿勢を強調して、トヨタなどの主流派には飽き足らないユーザー層を惹きつけようとするマツダの戦略は理解しています。
ただ、それが「自分たちはニッチだから」という開き直りのような姿勢に見えることに、疑問を覚えてしまうのです。
確かに、トヨタなどに比べればマツダのマーケットは限られているにしても、マツダの企業規模ならば社会的にはとてもニッチといえるレベルではありません。
自らを少数派と自認することで、自動車産業に課せられた社会課題に正面から向き合うことを避けるような体質にはなってほしくないと感じます。
2016年4月17日 3:36
キャバストップとか見かけると、今でもテンション上がりますよね〜ヾ(*´∀`*)ノ
コメントへの返答
2016年4月17日 18:43
ぽまっちさんこんばんは。
初代デミオにはキャンバストップはなかったですが、二代目には光を透過する?白いキャンバストップの設定もありましたよね。
でもキャンバストップといえば、やはりフェスティバですよね!サンルーフ以上・オープン未満の解放感は日本で愉しむのにちょうどよい装備だったのに、その後はあまり普及しなかったのはなぜでしょう?

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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