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2019年12月25日

「モデル3」から仄かに感じ取る初代フォーカスの像

「モデル3」から仄かに感じ取る初代フォーカスの像 今朝の出勤前にテスラのモデル3を見ました。アメリカ本国で生産開始に至るまでにすったもんだがあり、今年からようやく日本でも出荷が始まったテスラの新たな戦略車種です。これまでのテスラ各車に比べて小型化が図られ、価格も下がるなどぐっと身近さを増した印象を与えていますね。まだデリバリー開始からさほど経っていないにもかかわらず、都心ではすでに何台か目にしたので、テスラに関心を持つ人の間口をさらに広げる存在になりそうです。

このモデル3にみられる「背が高めのプロポーションと大径タイヤを持った、SUV的でありながらクーペライクな4ドアハッチバック」という成り立ちは、いかにもいまどきの売れ筋なクルマのディメンションど真ん中という感じです。ちなみにそれって、タイヤの大きさは別として、初代フォーカスの考え方に近くありませんか?

準ミニバン的な空間を確保しつつ、クーペのような流麗なフォルムを持ったハッチバックとして、初代フォーカスはそれまでの小型ハッチバックとは一味違った商品性をマーケットに提示し、結果として好評を持って受け入れられました。そんな初代フォーカス像が、いまのEVにぴったりであるように感じられるのです。



背の高さは、アンダーフロアにバッテリーを敷き詰めるEV固有の構造に伴う全高の増加もカバーできるし、ワゴン並みとまではいかなくても、クラス以上のユーティリティを確保できる。それでいて鈍重さを感じさせない動感のあるスタイリング処理は、動的性能に長けたEVに似つかわしい。
初代フォーカスの今となっては控えめなフロントグリルも、むしろEVっぽいポイントです。ちなみにこのモデル3のフロントエンドは完全グリルレスなのに、なんとなくグリルの存在を匂わせる造形になっているところがおもしろい。
そんなことを考えていたら、モデル3のフロントフェンダーに付けられたサイドマーカーランプ(オーナメント?)も、初代フォーカスの三角形状のそれと近いようにさえ見えてきました・・。

「EVにコンバートしてよみがえらせたい昔の名車は?」ークルマ好きの間でよく話題に上るネタですね。実際にそうしたエンスーの願望に答えて、いにしえのマスタングもEVへ換装するサービスがアメリカにはあるそうですし、オールド・ジャガーにもそうしたサービスがあるとか。いまのところあまりEVに興味がない私にとっても、まさしく初代フォーカスのボディをそのままに、中身をそっくりEVに換えられるならばアリかも!
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Posted at 2019/12/25 23:20:11

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この記事へのコメント

2019年12月27日 15:13
あ、昨日隣にいました!
初代フォーカスとの共通性については気が付きませんでした~。
言われてみればあるかもですね。

そういえばフォーカスのEVってありませんでしたっけ??
と検索したら2代目のコンセプトカーか3代目で初代はないみたいですね。
コメントへの返答
2019年12月28日 10:36
初代フォーカスとモデルSとの間に、タイヤとドアが4つ付いている以外、直接の共通性はないと思います。あくまでも私の勝手なこじつけですので・・(笑

フォーカスのEVは2代目にプロトタイプが作られ、3代目で本格的に市販されました。ただしセールス的にあまり成功したとは言えないようです。
初代ではセダンベースの燃料電池車のプロトがありましたが、EVはなかった気がします。
2019年12月28日 0:42
こんばんは。
初代フォーカスの登場時期はEU型シビックやプジョー307など、
それまでのハッチバックは低くスポーティーの傾向から脱却してパッケージ効率とデザインのバランスに各社とも取り組んだ時期に思えます。この手のハッチバックの実用性と走行性バランスは好ましいと私的には思いますが、
市場はその後、ミニバン、MPV、SUV、へと流れる傾向を止めることは出来ず、各社ともユーティリティではそうしたモデルには
対抗できないと割り切って旧来の低く構えるボディデザインへ回帰した雰囲気です。
モデル3も良いですが個人的にはまだ大きい車の部類になるので
モデル2とかで旧フォーカスぐらいのサイズが出てくれれば理想的なんですが。
コメントへの返答
2019年12月28日 10:44
こんにちは。
SUVが市民権を得たことで、小型HBはスペース効率の追求はそちらへ任せて、エモーショナリティの獲得へと舵を切りましたね。
HBだけでなく、ワゴンもそうした傾向が強まり、いまあるワゴンは積載性よりもスタイリング重視の、かつての「シューティングブレーク」的な存在になっています。
それによってセグメントごとの個性ははっきりするのでしょうけど、高密度で賢いパッケージングを追求するという小型車のエンジニアリングの姿勢が弱まったことは残念です。
2020年2月13日 17:38
>ワゴン並みとまではいかなくても、
>クラス以上のユーティリティを確保できる。
>それでいて鈍重さを感じさせない
>動感のあるスタイリング処理

まさにおっしゃるとおり、健康的なパッケージングに
鈍重さどころか十分な塊感を保ちながらも、
動感とシャープさを併せ持つ、
尚且つどこから見てもこの車と分かりながらも、
見る角度によって表情を変える。
ニューエッジという哲学を見事に具現化した
素晴らしいデザインですね。
ゴルフと並び立つ
2ボックスの金字塔として進化していくと思ったのに。
ホントに今でもいや、時を重ねるにつれ、
素晴らしさが際立つデザインですね。
コメントへの返答
2020年2月13日 20:59
こんばんは、お久しぶりです。
私たちにとって初代フォーカスのかたちは永遠不滅ですね。EVの勢力が増す中で、その基本的なコンセプトや実際の空間の取り方、さらにスタイル表現のあり方など、ますます輝いて見えます。

それだけに四代目となった現行フォーカスは、実車を見ていないですが、かえすがえすも残念でなりません。フォーカスが築いてきたソリューションがこんなかたちに表されるなんて・・フォードが日本から撤退したおかげで無様になった新しいフォーカスを見ないで済んだのは良かったかも?などと皮肉の一つも言いたくなります。

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
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