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2022年04月30日

爽快なアメ車マガジンのフォード特集

爽快なアメ車マガジンのフォード特集 毎月26日が楽しみでなくなって久しいです。そういう方も多いのではないでしょうか?それでもコロナ禍前までなら、一応書店でパラパラとページをめくるくらいのこともしていたのが、買いもしないのに手に取ることは衛生面で好ましくなく店にも申し訳ないので、もはや立ち読みさえしなくなり、販売日すら意識しなくなっています。
車雑誌の衰退が言われ、実際にこの10年くらいの間で淘汰された媒体もあります。その理由として、広告主頼りの誌面が読者にソッポを向かれたとか、若年層の車離れが進んだからとか、そもそも紙媒体が衰退したからだとか色々言われましたが、私に言わせれば、車雑誌が拠りどころとする「自動車趣味」の社会的な位置づけの変化に鈍感であったところほど自滅していったのです。少なくとも今は自動車趣味というものは、もはやそこから社会に新たなトレンドが生まれていたり、何か新しいムーヴメントが生まれてくることを人々に期待させるような領域ではありません。それなのに昔ながらの観念に基づいた自動車趣味の世界を、ニッチやカウンターカルチャーとしてでなく、メインフィールドで示そうとした媒体や作り手の姿勢が、社会から本質的にズレて感じられたというだけのことです。

そんな中で久しぶりに買ったのがアメ車マガジンのフォード特集号(2022年6月号)です。で、これがなかなか良かった。今までアメ車関係の媒体だとA-Carsはたまに買っていたのに対して、アメ車マガジンは買ったことも読んだこともなかったのですが、アメ車が好きな層をきちんと意識した誌面構成が徹底していて明快です。
それでいて今回の特集では、フォードメインということでFLCさんのピューマも紹介されています。センターにピューマがいて右にマスタング、左にエクスプローラーという写真はまさしくFLCさんならではで爽快ですね。フォードに関してアメリカ派とヨーロッパ派の分断はよく言われますが、そんなつまらないラベリングを物ともせず、あくまでもイーブンに取り扱う。ちなみに特集内では、70年代のリンカーン・コンチネンタルなども紹介されていたりして、これこそまさしく、本来はなんでもありの雑食性がキモである雑誌の醍醐味でしょう。




私としては、運転免許を取り立てでS197マスタングを購入したという若者の紹介記事に特に気を惹かれました。そのマスタングがV6のMT車というのもなかなか珍しいのですが、何よりほぼストックの状態を維持していそうな点がレアです。おそらくこれからオーナーの彼はいろんなカスタムを施したくなるのだろうけど、あえて素のまま・ベーシックなポニーカーの存在感を若い人にこそなるべく味わってもらいたいな・・と、少々年上目線で感じてしまいました。
ブログ一覧 | Ford | クルマ
Posted at 2022/04/30 19:41:30

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この記事へのコメント

2022年5月1日 9:19
こんにちは!!
自動車雑誌を買わなくなったのは同感です。
理由はロボ部長さんが書かれていたことがもっともだと思いますが、
個人的な理由としては、雑誌の編集者が自分よりもはるかに若い世代になってしまっていることが最大の原因だと自覚しています。
私ももう若くはないので、CAR GRAPHIC誌の小林章太郎さんなどの一言一句に心躍らせて読み漁ったのも遠い昔です。
これからの世の中、内燃機で走る「自動車」が電気で走る「家電」に変わるのは間違いない未来ですが、その時の「自動車雑誌」がどういう媒体になっているのかは、とても興味深い変化ですね。
コメントへの返答
2022年5月1日 12:12
おはようございます。コメントをいただきありがとうございました。

継続性・持続性がある媒体であれば作り手の年代や世代が段階的に若くなっていくのは当然のことだと思います。問題なのはそれよりも前の世代(つまりかつて媒体作りを担っていた世代)が、世の中・社会がこれだけ変化して、自動車の存在価値も変化しているにもかかわらず、自分たちがかつて携わっていた頃の自動車趣味の位置づけや社会的な影響力を未だに過信している点です。あまつさえ、それを普遍的なことと捉えてより若い世代へ伝えようとしたり、逆に若い世代がそこに魅力(ノスタルジー?)を覚えるようであれば、もはや害悪レベルですね。

私自身は、自動車も家電もどちらも社会的に大事な尊い存在であると考えていますが、趣味の対象としては同列に語りづらそうです。
特に大きく変化する自動車については、趣味の対象としても、それを語るより新しい「言語」を見出していかなければならないでしょうね。
その際に避けたいのは『自動車の白物家電化』といった表現です。私と同世代以上のクルマ好きはわりと当然のように使いますが、それは白物家電の開発製造や販売などに携わる人への侮蔑以外の何ものでもなく、自動車(趣味)を何か特別なものにしたいという浅ましい意識の現れに他ならないので、お互い気をつけたいものですね。

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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