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ロボ部長のブログ一覧

2023年02月04日 イイね!

「フィールダーのお尻」とフォーカス

「フィールダーのお尻」とフォーカスたまたま隣にいたこの車。「カローラ フィールダー」と称されるようになったカローラワゴンの初号車です。よく売れていた人気車種だっただけに、少し前までそれこそ当たり前のように至る所で目にしていた気がしますが、今やすっかり街中で出会える台数が減っています。無理もありません、発売はなんと2000年秋というから、初代フォーカスの国内販売開始とほぼ同じタイミングだったのです。道理でめっきり見なくなったわけだ!

せっかくなので初代カローラ フィールダーのデザインに関するトリビアを少しばかり披露しましょう。このフィールダーが設定された世代のカローラは、トヨタのヨーロッパのデザイン開発拠点によるデザイン案が採用されていました。小型ながらガッチリとした、張りのある骨太な感覚のスタイルがどこか日本離れした印象だったのは、ひとえにヨーロッパ発のデザインがベースだったからなんですね。
そしてフィールダーのデザインが検討されていた時のアイデアスケッチを見てください(2000年秋発行のCarStyling誌より)。明らかにC170フォーカス、それもワゴンでなくハッチバックのリアエンドに触発されたとみなせるスケッチがありますよね。フォーカスの登場が1998年、それはカローラのデザイン開発が進行していた途中の時期にあたりますが、トヨタのヨーロッパの担当デザイナーたちにおそらく大きな影響を及ぼしたのでしょう。
ちなみに最上列右側の2番のスケッチなどは、のちの二代目プレマシーと瓜二つです。



最終的には穏当な造形に落ち着いたのは、まさにフォーカスと同じ展開です。C170フォーカスもハッチバックは先鋭的なフォルムだったのに比べて、ワゴンは比較的オーソドックスというか、いかにもワゴンらしいフォルムになっています。

カローラとフォーカス、ともに言うに及ばないCセグメントの世界的な量販車です(でした?)。フォードもフォーカスのプロモーションではいつでもカローラを比較に出すくらい、両車は市場では常にコンペティターだっただけに、トヨタとしてもフォーカスを大いに意識するところがあったことを物語るかつてのエピソードでした。

Posted at 2023/02/04 19:59:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2023年02月02日 イイね!

日本におけるフォードのプロの下から、フォーカスが消えた

日本におけるフォードのプロの下から、フォーカスが消えたフォード乗りとしてあまり嬉しくはない内容になります。江戸川区にあるニューエンパイヤ商事は、日本におけるフォード販売ディーラーの老舗であったニューエンパイヤモーターの系譜にある、著名な輸入車部品卸業者です。フォード車のパーツの輸入・業販を日本で長年にわたって手がけています。

ここの事業所には長いこと社用車としてマスタードオリーブのフォーカスがありましたが、少し前からその姿をまったく見られなくなっていたことが気になっていました。そして今日、以前はいつもフォーカスが駐車されていた敷地内に、全然興味がないから車名がわからないのですが、小型のメルセデスが置かれているのを見て、フォーカスが箱替えされたことを確信しました。ニューエンパイヤ商事の人に直接聞いて確かめたわけではないけれど、地元・足立ナンバーのいくぶん古いメルセデス、それもフォーカスとわりと近いディメンションのハッチバックであることから、フォーカスに代わり導入されたことはまず間違いないはずです。ちなみにニューエンパイヤ商事さんは、フォードだけでなくメルセデスのパーツなども扱っています。

以前はこんな感じで、いつも敷地内にフォーカスがいたのですよ。夜には倉庫内に仕舞い込まれて、日中の営業時間帯はこうして屋外に置かれていました。




C346フォーカスはここ2年くらいの間で急速に減少しています。実際に、私の身近なところにいた複数の個体が立て続けに姿を消して行きました。国内販売から10年を迎えるのを前に退役のペースが早まっている印象があります。
個人のオーナーさんがなんらか訳あってフォーカスを手放すことは仕方ないと思いますが、長年にわたりフォードの部品を専門に扱う・すなわちフォードに関する推しも押されぬプロフェッショナルな立場といえるニューエンパイヤ商事さんがフォーカスを手放すということは、一個人がそうするのとはちょっと意味合いが違うような気がします。
私としては、たとえ個人ユーザーが維持をあきらめても、ニューエンパイヤ商事さんのようなところには、日本におけるフォードサービスのプロの矜持を持って、最後までがんばって維持し続けてもらいたい・・と思ってしまうんですよね。部品類は人一倍入手しやすい立場でもあるわけですから。
そうあることが、この国でフォーカス、フォードに乗り続ける人たちを勇気づけるようにも感じるのです。

ニューエンパイヤ商事さんのウェブを見ると、こんな風に「FOCUS NAVI」などと記されていたりして、そんなところにも勝手に社用車のフォーカスとのリンクを感じ取っていたものでした。




あ、このような書き方をすると、まるでニューエンパイヤ商事さんがなくなってしまったように受け取られるかもしれないですね・・そんなことはなく、ニューエンパイヤ商事さん自体はもちろん営業を継続していますのでご安心を!

Posted at 2023/02/02 21:57:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2023年01月29日 イイね!

豊潤なる標準の水準

豊潤なる標準の水準1/28欧州フォード標準車オフ、発起人のYorupikuさん曰く「(欧州フォードの)優れた性能は素性が確かなベース車があってこそ」、何とも嬉しい形容ではありませんか。RSやSTといった一目置かれるパフォーマンス・グレードの大元には、ベースグレードの基礎体力の高さが横たわっているわけで、声高にその存在を誇るでもない、ごくごく一般的・標準的な欧州フォード車をクローズアップしてみるというのは、まさしく欧州フォード趣味の一方の真骨頂であり全面的に賛同したいです。

標準グレードと、そこに“エンスーの薫り”を絶妙にブレンドしたSTが参加された今回のオフミは、小規模なれど、なかなか濃い眺めを拝めました。
私が不思議と心動かされたのが、こちらのキャンディレッド並び。そもそもこの色はSTやRSには設定がなかった色であり、まさしく「標準フォードを象徴するカラー」であると言えるでしょう。一方でキャラクターの強いカラーだからでしょうか、B299フィエスタとC346フォーカスとの同世代感が不思議と強く印象づけられます。あとはここに、MC後のフォーカスのキャンディレッドが加わったなら鬼に金棒ですが見果てぬ夢ですね・・それは一体日本に何台残存していることか?




同じ車が2台並ぶのも、モンデオST220が対象だと案外すごいことです。それもどちらも国内初期モデル同士で揃うのは、限定20台のうちの2台ということですから・・何気に激レア!やはり私自身は、モンデオ自体がMCを受ける前のこの初期型、フロントグリルに赤いSTのバッヂさえない無装飾な佇まいこそを、よりST220らしく感じるのです。それにしても左のST220のオーナーであるアオクロモンさんは、後期型パンサーブラックのST220との2台持ちというから、静かなる欧州フォー度MAXですね🤗




私は今回はフォーカス1600Ghiaで参加しました。会場の秋ヶ瀬公園内の限られたコースでしたが、ご参加の方々に同乗していただき、初代フォーカスの(経年)標準車を味見してもらいましたが、いかがでしたでしょうか?ところで今回、私のフォーカスがあまりにもみすぼらしい外観であったことを反省しました。前日の夜中に千葉では中途半端に降雪があったらしく、朝になったら車体に無数の斑ができていたのを落とさずにそのまま参加したのですが、昼間の光の下で見たらまあ汚いこと・・😭せっかく関心を持って接して下さった皆さんに失礼で申し訳なかったです。こうした場ではきちんと身だしなみを整えなければいけませんね。

自分のフォーカス絡みで会場で気づいたのが、お隣のボンバー997さんのC346フォーカスとのAピラーの角度差。双方の車高の差は実はほとんどないにもかかわらず乗車感覚が大きく異なる所以です。ちなみにYorupikuさんのフォーカスTitanium Xにも同乗させていただき、その感覚差を改めて実感しました。




このオフミを開いていた同じ場所では、すぐお向かいのスペースでスイスポのオフミが開催中でした(トップ写真をご参照ください)。私の勝手な見立てでは、スイスポをお乗りの方なら欧州フォードに潜在的な関心を持っている人も少なくないはず。なんといってもスズキのスイフト開発陣がフィエスタをベンチマークとしたことを過去に公言していますからね。実際に、ファーラーさんのフィエスタSTが登場すると、何人かのオーナーさんが色めきたって会話し始めた様子を確かめられました(笑




帰路に遭遇した『街中欧州フォード標準車』。この後は私がすぐ前を走ってしばしの間ランデブーを楽しみましたが、果たしてC346のオーナーさんは前にいるのが自分のご先祖だと気づいてくれたろうか・・?


そして今回、Yorupikuさんから教えてもらったプチ・トリビアを。2000年発刊の「フォーカスのすべて」に登場しているカップル役の男性が、実はアンジャッシュの渡部健さんだったのです😲確かにそのようにキャプションが記されたページがありました。私もこのムックを発売当時から所有していますが、今まで全く気づかなかった〜ちなみにキャプションによると、渡部さんは当時フォーカスに対して「食指が動いた」そうな😅
こうした想定外な発見にも恵まれるのもオフミならでは。素敵な場を企画して下さったYorupikuさん、ご一緒できた皆様方、今回もどうもありがとうございました。


Posted at 2023/01/29 02:18:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2023年01月22日 イイね!

「自然すぎて写真に残らないような」

「自然すぎて写真に残らないような」Web CGでフィエスタが取り上げられています。在イタリアの大矢アキオさんによる現地シエナのフォード販売店へのインタビュー動画がアップされていて、そこで語られている、長年にわたってフォードやフィエスタを扱ってきた立場ゆえの声は、とても正当で実感がこもったものに聞こえます。
動画の中では、販売店の2階に今も保管されているという初代フィエスタGHIAが写されていて、その原初的な瑞々しい佇まいが実に素敵に見えます。ちょっと私のコッパーパルスと近い色相でもあることにも親近感を覚えずにいられません。

これらインタビューだけでなく、記事内に掲載されている大矢さんが撮られてきたというヨーロッパの街中での歴代フィエスタのショットと、そこに付けられたキャプションもまたいいものです。特に響いたのは『思えばフィエスタは、イタリアの風景の中であまりに自然すぎて、筆者の写真アーカイブには数が少ない。』というくだりで、当たり前だからこそいちいち意識して写真になど残さない-それこそがフィエスタという車について余すことなく表しているように思えるのです。
わざわざ写真に撮るでもないほどに、日常に密着していて、そこに埋もれているような車。ある意味で、フィエスタやフォードのような対象に対する最大級の賛辞ではないでしょうか。

大矢さんとはもうかなり以前ですが仕事の現場でお話をさせてもらったことがあり、その頃私はB256フィエスタに乗っていたのですが、それを伝えたことでしばしイタリアでのフォードをめぐる話題に花が咲きました。その時に大矢さんが言われたことで今でもよく記憶しているのが、イタリアだとフォードは親が免許を取得した子どもに初めて買い与える車だ、ということ。それは比較的安く手に入り、しかし維持にもお金がかからず信頼性が高い、だから親としては安心して我が子の初の車に選べると。その点で同じようなクラスの(当時の)フィアットは信頼性などに難があるから勧められない-なるほど、彼の地でフォードとはそういう存在なのか!確かに、私自身もフォードの信頼性の高さと維持費の安さを充分に体験していたから、大いに納得したものでした。
今回のインタビュー記事の中で、販売店の方がフィエスタについて述べられている内容も、まさにそうした趣旨でした。もしかすると大矢さんが収録前に相手の方とそんなような方向で話を進めましょう、といくらか申し合わせたのかもしれないけど、でもきっと本当にイタリアにおけるフィエスタとは、そのような存在に他ならなかったのでしょう。
「親が子に託せる」って、相当のことですよ。


「第791回:さよなら『フォード・フィエスタ』販売最前線の人が語る“驚くべき普及率”」
https://www.webcg.net/articles/-/47666


Posted at 2023/01/22 11:00:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2023年01月21日 イイね!

ここにも、フォードからのインスピレーション。

ここにも、フォードからのインスピレーション。昨日フィエスタのスポーツ・プレミアムを見たすぐそばの場所にいたのが、こちらのスバル1000のバン。この写真の個体のことは知っているという方も、もしかするといらっしゃるかもしれませんね。それというのも、おそらく新車当時から、とある外装建材店の商用車としてずーっと使われていて(ナンバーがすごい!)、過去にTV番組で紹介されたこともあるなど、ここの一帯ではちょっとした著名車だからです。私もかつてこのあたりに住んでいた頃には幾度となく走っている姿を見てきました。たぶん今でも街中を普通に工具とか積んで走っているのではないかな?

さてスバル1000、スバル360と並び、スバルというメーカーを特徴づけた製品として語り継がれる名車です。のちのシトロエンやアルファの小型前輪駆動車に影響を与えたとされる独創的・合理的な成り立ちを伴い、スバリストと称される熱烈なファンを生み出した一台です。
そんなスバル1000のこの「顔立ち」は、かつてのイギリスフォードのコンサル・コルセアに範を求めたことが明らかです。コンサル・コルチナの上級車としてコルセアが登場したのが1963年なので、66年の販売開始へ向けて開発中であったスバル1000のスタイリングがその影響を受けるには充分であったことが想像できます。



ちなみにコルセアのスタイリングは、当時のアメリカフォードのサンダーバードのモチーフを4ドアサルーンに応用したと言われています。その頃はアメリカの自動車の黄金期であり、ましてやアメリカが本家のフォードですから、そのテイストをヨーロッパ市場へ向けても積極的に採り入れる戦略だったのでしょう。
コルセアより登場が早かったアングリアも、やはりアメリカフォードのボディラインをヨーロッパの小型車へと咀嚼したのが、あの特徴的な逆反りのクリフカットへと昇華されたと理解できます。

そのアングリアも、マツダの初代キャロルに影響を与えています。たまにキャロルに対するシトロエンのAMI6からの類似性を指摘する意見もありますが、1961年登場のAMIが、翌年登場のキャロルの基本的なボディの成り立ちを左右するほどの影響を及ぼすことは不可能で、1959年に登場したアングリアこそが、クリフカットのお手本であったはず。

国産車が米欧の車のスタイリングを貪欲に手本としていた頃、こんなところにも、フォードからのインスピレーション。
Posted at 2023/01/21 11:02:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | Other | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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