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ロボ部長のブログ一覧

2023年01月20日 イイね!

たまたまフィエスタが現れたから写したの図

たまたまフィエスタが現れたから写したの図昨年の暮れに浜名湖で各地から集結された多くの欧州系フォード車たちに会えたあと、この1ヶ月と少しの間に、路上でフィエスタやフォーカスと遭遇した頻度は決して高くはありません。というより、ここ3年くらいで本当に、街中でそれらを目にする機会がガタ減りしました。ついこの前も、自宅からわりと近い場所に長らく生息していたミッドナイトスカイのフォーカスがついに消えて、それが収まっていたガレージには代わりにプジョーが・・そのことに気づいたタイミングとほぼ軌を一にして、同じ千葉県内の販売店に中古のミッドナイトスカイの売り物が現れたので、まず間違いなく、オーナーさんが手放されたのだろうと踏んでいます。フォード→プジョーのシフトは、もしかすると守谷店が介在した箱替えかもしれません。

そういうことで、また一台、欧州起源系のフォードが身近なところから去って行ったような中で、今日出先でこうして不意にフィエスタと会えたことは嬉しかったですね。ホイールから察するにスポーツ・プレミアムでしょうか?
オフ会に参加されるような、明らかに特別な熱意とともに所有されている方による寵愛とは違った境遇下で、なおも元気にしている仲間たちがいる風景を、これからももっと見たいです。

Posted at 2023/01/20 23:48:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2023年01月08日 イイね!

スポーツカーのようでも、これは標準フォードです

スポーツカーのようでも、これは標準フォードです先ほど近所へ買い物に出た際に出会った、こちらのフィエスタは、以前にもやはり近所でお会いして路ミュニケーションしているので、おそらくかなり近場に生息されているのだと思われます。外見的にほぼストック状態を保っていて、外装の状態もとても良く見えるので、もしかすると普段は屋内保管されているのかもしれません。そうだとすると近くとはいえなかなか所在をつかむことは難しそうです。いずれにしても、国内のB299フィエスタの中では相対的に珍しいムーンダストシルバーが、程度良好ですぐ身近に元気にしているというのは嬉しいことです。

さて、若き欧州フォード伝道の星・Yorupikuさんが『欧州フォード標準車オフ』という素敵なミーティングを企画してくださいました。Yorupikuさんが告知のブログで書かれている「スポーツモデルもベースモデルがあってこそ」というフレーズは、まさにその通り!RSやSTといった優れたパフォーマンスマシンがフォードから生まれるその前提には、ベースとなる標準モデルの資質が高さがあってこそ。基本的には控えめな実用車であっても、走らせて愉しく、信頼の置ける存在であることは今さら言うまでもありません。
そんな「素タンダード系」の欧州フォードは、しかし趣味性という点ではやはりパフォーマンス系に及ばないため、オフミでもスポットを浴びにくい面があり、あえてそうしたグレードがメインとなる機会というのは、ある意味で欧州フォードの真髄を味わえるにも等しいのかも(大袈裟か)。
同じ趣旨の集まりは、だいぶ以前にも『スタンダード・フォードオフ』として埼玉で実施したことがありましたね。その時はB256フィエスタで参加しました。それ以来なので私も楽しみです。

ミーティングは今月28日(土)の午前にさいたま市の秋ヶ瀬公園での開催です。私はフォーカス1600GHIAで参加するつもりです。今に至るフォードのRSやSTの名声の、事実上の源泉であったと言っていい、初代フォーカスの標準車。その「いくぶん枯れた乗り味」?を体験されたいという方も、ぜひご参加いただければと!
Posted at 2023/01/08 18:54:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2022年10月29日 イイね!

BEVがフィエスタを名乗れない時代状況

BEVがフィエスタを名乗れない時代状況フィエスタの終焉がFord UKのSNSで公にされました。フィエスタオーナーの端くれとして私も思うところはありますが、感傷でなく、フォード自身も言うように次へ向けた跳躍のタイミングとして前向きに捉えたいと思います。一方で、2023年から本格的に始まる欧州フォードの商品ラインBEV化にあたり、伝統があり長く親しまれてきたフィエスタの名を用いないと決定されたことに対しては懸念も感じています。
私自身、少し前のブログでこんなことを記していたのに矛盾するようですし、それまでとは全く異なった次元の商品を出すに当たって、ネーミングを含めて旧来の印象を一気に刷新することはむしろ正当な手段なのですが、「フィエスタの名が使えない」ということに、ただ単にフィエスタのことという以上に、フォードという存在自体が直面するシビアな状況を感じ取るのです。

いま、自動車の価格がおしなべて上昇しています。電動化・情報化・安全対応などを主な理由として開発・製造コストが増していることに加えて、折からの不安定な国際情勢下でのサプライチェーンの問題もあって、需要と供給のバランスが崩れていることが影を落としています(日本はそこへさらに過度の円安が響いています)。少し前に100万円台で買えたクラスがいつの間に200万円台になり、本体にさまざまな装備を加えるとすぐに300万円くらいに達するのは当たり前になっています。
モーターフリークでない、暮らしに自動車を必要としている世の中の圧倒的多数の人々にとって、自動車が気安く買える対象でなくなってきている気がします。そこへ追い討ちをかけるような内燃機関車廃止へ向けた急進的な動きは、いくら補助金などを充ててもまだまだ初期投資としては高額なBEVを買うことができない人が確実に生まれることを物語ります。
他ならぬBEV市場自体も、今のところは比較的高価格帯のアッパーミドル車が牽引する構図となっており、いわば「電動化のトリクルダウン」的な図式に準拠しているように映ります(このあたり、ヨーロッパでの中国や韓国メーカーのBEVがどのような販売実績を上げて市場に影響しているのかがよくわかっていないのですが)。

こうなると、長きにわたって庶民のブレッド&バターカーとして存在してきたフィエスタの名が、もはや出る幕でないこともやむなしとはいえ、フォードもまた、それまでフィエスタが担ってきた市井の人々の日常を支えるベーシック・トランスポーテーションの役割を、後進のアジアメーカーへ譲り渡して、自らはより高付加価値を備えたクラスへと転化せざるを得ません。
この点で、たとえばシュコダやセアトを擁するVWや、ダチアを擁するルノーのように、自社グループ内により低価格帯のボトムレンジを担うセカンドライン的な存在を持たないフォードは、ますます自らを収益性が見込める事業構造にせざるを得ず、自ずとフィエスタ的な存在に見切りをつける判断となります。フォーカスでさえも2025年をもって廃盤となると予告されているようです。
その意味では、完全BEV化への道のりは、フォードにとって自社の経営体質をより骨太いものにするためにも「渡りに船」な面があるのは確かです。

しかし、フォードが「必要な誰もが気軽に買えて使える」車づくりを離れるようになってしまうとしたら、それはもはやフォードでないのではないでしょうか?フィエスタの名がフォードから消えることには案外重い投げかけが認められるように思えます。



Posted at 2022/10/29 13:32:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2022年09月25日 イイね!

街中フォード「路ミュニケーション」2・フィエスタ編

街中フォード「路ミュニケーション」2・フィエスタ編地元の良心的で美味しいインド料理屋さん。お昼にテイクアウトのカレーをいただきに、出来上がりを店の前で待っているまさにその時に、前の通りにフィエスタが現れました。しかもレアカラーのムーンダストシルバーです!ちょうど赤信号で停車中だったのでフィエスタのところまで駆け寄って、ドアウインドウ越しに車内へ手を振って路ミュニケーションをスタート。すぐにウインドウが降りてドライバーさんとお話ができました。話と言っても、限られた停止時間ですから「フィエスタお乗りですね、私も乗っていますよ」程度の、ごくごく簡単なフレーズだけです。それでもドライバーさんは「おお、そうですか!」とニコニコしながら答えてくださいました。信号が青に変わり発進する際には「これからもお互い乗っていきましょう!」いつもの決めゼリフで、今日の路ミュニケーションは終了です。

ズバリ、今でもフィエスタやフォーカスを乗り続けている方は、ほぼ例外なく、何らか確たる思い入れがあって乗っている方ばかりです。仕方なく不本意ながら乗っているなどという人はまずいません、そういう人はとっくに他車へ乗り換えているはずです。だからたとえ見ず知らずでも、声をかければ例外なく会話が通じるし、短時間であっても確かなコミュニケーションが成立します。私はこれからも機会があれば、どんどんお声がけしますよ。もしブログを読んでくださっている方で、私からいきなり街中の路上で声をかけられても、どうぞ怪しまないでくださいね〜😃

Posted at 2022/09/25 14:39:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2022年09月17日 イイね!

B299フィエスタに関する積年の疑問、氷解!

B299フィエスタに関する積年の疑問、氷解!先頃B299フィエスタ登場時のドイツ版カタログを入手しました。2008年9月の発刊でB299フィエスタのスタートイヤーに当たる2009年モデルが紹介されています。そのページを見て、長年にわたり密かに抱いていたB299フィエスタに関する疑問が解けました。

『B299フィエスタGhia存在説』はみんカラ上でも交わされたことがあり、ヨーロッパの中古車サイトなどを見ると、グレード名をGhiaと記された掲載が相応に認められます。しかし日本でも中古車サイトに掲載されている個体のグレード名表記が誤っていることなんてしょっちゅうですし、掲載写真を見てもGhiaに固有のバッヂも見えない。そもそもフォードの公式情報として当時のB299フィエスタにGhiaを設定していたという記録が見つけられず、信憑性が今ひとつつかめず確信を持てずにいました。
それが、2008年ドイツ版カタログには、Ghiaが確かに掲載されているではありませんか。同じく2008年に発刊されたイギリス版カタログは以前から所有していて、そこにはGhiaの紹介はなかったので、おそらくドイツ市場に限った設定(もしくはイギリス市場以外での設定)であったのだろうと推測します。

双方のカタログを比較してみます。トップ写真の左がドイツ版、右がイギリス版のページです。当時フィエスタに設定されていた基本的なグレードは、ドイツがAmbiente、Trend、Ghia 、Titaniumで、イギリスはStyle、Zetec、Titaniumとなっています。ドイツ語が読めないため断言はしませんが、車両本体や装備に関する写真や説明を見る限り、どうやらドイツでのGhiaはイギリスのZetecに相当するグレードとして理解ができそうです。
ただし双方で大きく異なるのが室内の意匠です。Zetecがブラック基調のカラースキームとドットパターンを配したシートなどでスポーティーな印象であったのに対して、Ghiaはステアリングを含めてベージュが基調で、シートもベロアっぽいファブリックが採用されています。このインテリアの全体感は私も愛用していたB256フィエスタGhiaのそれとも相通じる、Ghiaならではのウォームトーンです。
当時のNokiaの携帯を連想させるセンタークラスターに象徴される、B299フィエスタの躍動的なインテリアに、落ち着いたベージュカラーの組み合わせがかえって新鮮に映ります。さすがにかつてのGhiaでよく見られたような木目調パネルまではこの空間には似合わなかったのでしょうね。採用がありません。
あと、伝統のGhiaバッヂも外装のどこにも見当たりません。このことが、私がネット上でGhiaと紹介されていた各車の写真を見ても確信が持てなかった理由の一つでした。




2008年頃の欧州フォードといえば、キネティック・デザインの展開を本格的に推し進めていて、それ以前のスタティックなイメージを脱して、より若い世代やアクティブ志向のユーザーから積極的に選ばれることを狙っていました。それ故、たとえ長い伝統があるサブネームでも、ともすれば保守的・守旧的なグレードとして扱われたGhiaから訣別したのがこの時期のフォードでした。にもかかわらず、各車の中でも最も大きく前世代からジャンプしたと言っても過言でないB299フィエスタにおいて、たとえマーケットと販売時期が限られていたとはいえGhiaの名を残したことに、当時のフォードユーザーがあまりの急変化に戸惑わないよう、旧来のトーンを折衷させた「穏健な」仕様をあえて設けた配慮のようなものが伺えます。

Posted at 2022/09/17 10:32:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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