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ロボ部長のブログ一覧

2020年02月29日 イイね!

時が経てば、それも立派なフォードの一員に

時が経てば、それも立派なフォードの一員にフェスティバ・ミニワゴンー果たしてこの車が長いフォードの歴史の中で、どれほどに位置付けられる存在であるのかわかりません。私の勝手な推測では、この車をフォードはもともと日本で販売するつもりなどまったくなかったのでは?とさえ考えています。
当時、二代目フェスティバの想定以上の不評で売るものがなくなってしまった、さらに初代フェスティバを愛用していた人が次に乗り換えるべき車がなくなってしまった、この二つのピンチを穴埋めするために、急きょ、好評を博していたマツダの初代デミオのバッヂエンジニアリングを仕立てた、いわば苦肉の索として設けられたタマだったのではないか、くらいの認識です。これに関しては、ぜひ当時のオートラマの販売戦略担当の方に、真相について聞いてみたいくらいですなのですが、結果として、デミオ人気のおこぼれに与るかたちで、窮乏極まる(失礼!)オートラマにとって「恵みの慈雨」程度にはなれたのでしょうか?

そんな邪推はさておき、こうして今なお、オーナーさんの暮らしの中にガッツリと入りこんでタフに愛用されていると思しき個体を見れば、その姿は紛うことなきフォードであると実感します。
Posted at 2020/02/29 22:29:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ
2017年03月26日 イイね!

気がつけば良き伴侶に

気がつけば良き伴侶に特にFordのブランドに対するこだわりはなく、コンパクトで運転しやすそうなクルマを探していた。軽自動車だと小さすぎるけど、それよりは大きくていろいろな用途に使えそうだった、何より安かった。。そんなような理由で選ばれたのかもしれません。もしかするとオートラマに勤める知人がいた、なんてことがきっかけだったかも?いずれにしても、この車種でなければ!的な「指名買い」の対象にはほとんどならないであろう、フェスティバミニワゴン。それでも、こうしてオリジナルナンバーのまま今日まで乗り続けられていそうな様子を見ると、オーナーさんの暮らしにぴったりと密着した一台になっていることがうかがえて微笑ましい。最初はさほど思い入れが強くなかったとしても、共に暮らすうちにいつしかよき伴侶となっていたークルマに対して思い入れが強い自分としては、そういう「良い加減に」自然なクルマとの付き合い方に憧れます。
Posted at 2017/03/26 08:35:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ
2016年04月14日 イイね!

今こそフェスティバ・ミニワゴン(初代デミオ)復活待望論

今こそフェスティバ・ミニワゴン(初代デミオ)復活待望論このクルマについて何か言うなら、フォードブランドよりもマツダのデミオ、それも初代のこととして言うべきでしょう。ちょうど数日前、みん友のくうればさんのブログに共感を覚えてコメントを書かせていただき、自分なりにいまのマツダに対する意識を再確認していたところへ、たまたま目にしたのがこの一台です。
フェスティバ・ミニワゴン、初代デミオは今なお素晴らしいクルマだと思っています。このクルマには何かを飾り立てたり、実体以上によく見せようといった気負いは皆無です。そもそも作り手の側にそんなことに気を回せるほどの余裕もなかった。ともかくいまできる範囲内で、人々に受け入れてもらえるクルマを少しでも早く、しかも商業的に失敗することなく提供しなければならないという、ある種の切羽詰まった状況がもたらした「無作為の潔さ」がありました。それが結果として、日本の風土の中で扱いやすく便利に使いこなせる一台となって、多くの人の支持を得たことで、マツダの救世主になったのです。いまでこそ国内の自動車メーカーの中では業績が比較的良好とされ、ブランドイメージ面での飛躍もあり一目置かれる存在となっているマツダの今日に至る礎を築いたといってもよいのでしょう。
ところで、私は作り手の財政状況や対外的なイメージが上向いているときにこそ、その見識や哲学が如実に顕れると考えています。つまり、単に「守る」だけでなく、一歩進んだ「攻め」に打って出られる立場として、何に投資をして、何を訴求するか。それは組織として社会に対してどういった展望と目的意識をもって、具体的に実践していくかという姿勢の表れであって、組織が沈滞しているときにはなかなか外からは見えにくいものです。
翻っていまのマツダからは、この初代デミオのような商品が生まれる機運は見出しづらい。時代が進み社会のありようもすでに20年前からは大きく変わっているので、人々が求めるものごとのあり方も変化していて、単純に昔のような商品をリバイバルすればよいということはないにせよ、マツダが自分たちがこれまでに培ってきたものを大事にしながら、これからの人々の暮らしに真に資するような提案に挑むことを望むものです。
Posted at 2016/04/14 04:56:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ
2014年11月25日 イイね!

「重宝している」フォード

「重宝している」フォード京都の南禅寺そばで目にしたフェスティバミニワゴン。品のよい、つつましやかな趣きの住まいに収まった姿が、こじつけかもしれませんがとても京都らしく映りました。細い路地が多く、季節によっては観光客も多数そぞろ歩く京都の中心部には、これくらい小ぶりなクルマが合っている気がします。このフェスティバミニワゴンも、もはや決して新しいといえない一台とはいえ、小ぎれいに保たれているようで、きっと京都の街中を日々元気に駆けているのでしょう。とっさに頭に浮かんだのは「重宝しているクルマ」という表現でした。

フォードとマツダの関係が当時とは様変わりしたいま、フェスティバミニワゴンを引き合いに日本におけるフォードについて思い巡らせることにさほど意味はないと知りながらも、つい「このクルマに代わる一台をフォードはいま提供できるだろうか?」などと考えてしまいます。
フェスティバミニワゴン、すなわち初代デミオは実用小型車の傑作でした。スタイリングのことなど構っていられない、とにかく手持ちのコンポーネンツを活かしてユーザーが多用途に使える利便性に富んだクルマを作るという、ある種の切羽詰まった状況から生まれた初代デミオが、経営危機にあったマツダを救ったことはご存知の通りです。そのバッジエンジニアリング車であったフェスティバミニワゴンは、純粋なフォードのクルマづくりの枠組みからはまず生まれて来なかった一台といえます。

5ナンバーサイズで大人5人と荷物を飲み込み、いざとなれば大物も積めるのに立体駐車場にも対応できる。そして軽自動車のような制約を強いられることもない‐この国で使うにはそんなディメンションのクルマがもっとも相応しいように思います。それは、世界規模の視点で見れば特異な成り立ちなのかもしれません。いまの日本のフォードのラインナップでこれに近い商品性を持つのは、あえていうならエコスポーツになるのでしょうが、何か違います。古都の落ち着いた街並みの中で、入り組んだ路地をめぐりながら役目をこなすような「重宝するフォード」を、ないものねだりであることをわかりつつ夢想するのです。
Posted at 2014/11/25 22:52:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ
2010年07月11日 イイね!

今日のブルーオーバル・・フェスティバミニワゴン

今日のブルーオーバル・・フェスティバミニワゴン言ってみれば初代デミオの“お面替え”に過ぎませんが、たまたま目にしたこの一台は、紅いボディカラーと、珍しくルーフレールなどが装備されていないスッピンな感じとが相まって、どことなくヨーロッパの大衆車然としており、そう思うと急に真正のフォードっぽく見えてきませんか?

この車は明らかに、デミオの予想以上の好評ぶりを背景に、二代目フェスティバの不振を穴埋めするために生み出された窮余の産物です。初代フェスティバに魅力を覚えたオーナーの多くは二代目を認めませんでしたが、むしろこのミニワゴンに初代のスピリットに近いものを見出した向きもあったようです。実直でありながら適度に洒落た雰囲気を漂わせる、ひとめ見て運転がしやすそうなスクエア基調のボディラインなど、フェスティバがマツダ主導の開発体制を離れたことで失われた美点を辛うじて提供できたのでしょうか。
日本での初代から二代目に至るフェスティバの栄枯盛衰については、車が生まれた時代背景などさまざまな要因があるにせよ、「日本人が好むデザイン・そうでないデザイン」を端的に示す恰好のモデルケースでした。

それにしても、当時このフェスティバミニワゴンにまでGhiaの設定があったのには恐れ入ったものです。。
Posted at 2010/07/11 15:03:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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