• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロボ部長のブログ一覧

2019年06月23日 イイね!

フォドフォドに幕張

フォドフォドに幕張年に2度のフレフレ幕張会場、フォードは今日は私だけのようでした。いつものようにアウェイ気分で会場をうろついていて、遠路大阪からいらしたヨーストさんとクリオRSにお会いできたのがよかったです。

ちなみに非フレンチ系ではトップ写真のゴルフIが本日のヒット作でした。希少な国内仕様車で、もはや路上で目にする機会もほぼないだけに出会えて嬉しかった。カラーリングも素敵ですね。
この初代ゴルフは不朽の名車だと考えています。コンパクトカーのパッケージングのモデルを世に示した偉大な存在であって、この車がその後の小型車のあり方に大きく影響を与えたことは間違いない。
ただ、ゴルフが代を重ねるごとに重装備、過剰品質化していったこともまた、世界の小型車全体の方向性を無理に背伸びさせたことも事実なので、個人的にシンパシーが持てるのはせいぜい二代目までです。

我がフィエスタには初期の頃のゴルフに近い薫りを感じ取ってきました。サイズ、コンパクトカーとして身の丈にあった機能性、完璧を指向せずどこかに緩さがある仕立てなどに、相通じるものがあります(本来はゴルフでなく、ポロと比べるべきなのでしょうけど)。
今日も本当はこのゴルフに横付けしてツーショットしたかったけれど、隣にずっと二代目ゴルフが並んでいたのと、その逆側は通路で車を止めておくことができなかったので残念ながら叶わず、結果としてこんな無理な構図でお茶を濁すことに(^^;
ちなみにトップ写真をよく見ると、奥の方に非フレンチ系のいぶし銀、オペルのベクトラが見えます。このベクトラのオーナーさんはたまたまイオンにいらしていたのかな?

おっと、今日はあくまでも仏車が主役の日でした。3社とも近年の顔ぶれがだいぶ増えてきた印象をますます受ける中で、フレンチ系でいちばんグッときたのがこの一台。もう30年以上前の車のことを、最新世代の車と比較しても意味はありませんが、この身軽で自然な風がつねに出入りしているような感覚にやっぱり惹かれてしまいます。
Posted at 2019/06/23 22:14:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2019年06月13日 イイね!

この珍しくも素敵なオープン、フォードとともに

この珍しくも素敵なオープン、フォードとともに世田谷の某所を歩いていて、紅いボディのオープンカーに目が行きました。これはBMWのZ1、しかもアルピナのモデルですね。とても珍しい!

実は私、このZ1はかなり好きな一台です。その後の「Z」・・Z3やZ4、Z8などにはほとんど関心がないのに、このZ1だけは別格です。キットカーみたいな成り立ち(ボディのアウタースキンなしで走行している写真をかつて見た覚えがあります)、縦に昇降するドアといった実験的な要素に加えて、オープン2シーターというと定型的なクラシカルなボディラインになりがちなところ、あくまでも近代的なタッチでありながら、可愛らしさも感じさせるスタイルである点などに惹かれます。

Z1の実車を見たのは本当に久しぶりだったので、嬉しくなって写真を撮ろうとしていたら、オーナーさんがすぐ近くにいらしてガレージの扉を開けてくださいました。それに加えて、特徴的なドアを下ろして車内を見せてくださり、さらに前ヒンジのボンネットフードを開けてエンジンルームも見せてくださったのです。ありがとうございます!
なるほど、大きな直6エンジンが縦置きにされているから、これだけノーズが長いわけだ。納得♪

さて、今日はこのZ1にまず目が止まったのですが、実はその背後のシャッターに記されたブルーオーバルも見逃しませんでしたよ・・オーナーさんにお尋ねしたところ、このZ1の他にもう一台、65年式のマスタング・コンバーチブルをお持ちであるそうです。たまたま今日はエアコンの調整でショップに預けているそうで、このZ1とともにオープンエア・モータリングを愉しまれているとのこと。「実用的な車が一台もないんですよ」笑いながらそう仰っていましたが、純粋に自分が好きな車に乗り続ける、そんなシンプルなスタンスは最高に素敵に思えます。
Posted at 2019/06/13 23:20:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2019年05月29日 イイね!

フォードの影響下にマツダはもうない

フォードの影響下にマツダはもうない何を今さら、と言われそうですね。マツダがフォードの傘下を脱してすでに長く、フォードからの資本参加も引き上げられ、もうマツダは独自の地歩を築いていますから。フォードとのアライアンスの産物で目に見えるかたちで今なお残るのは、もはやZoom-Zoomのスローガンくらい?

Mazda3はファミリア→アクセラという伝統のネーミングを変えてまでのブランニューモデルであるのと、メディアでの前評判がやけに高いこともあって私も気になっていたので、昨日実車を見てきました。ただし試乗はなく、ショールーム展示車に接しただけですが、なるほど確かに、目に見える部分・身体に触れる部分の形状や質感へのこだわりは相当でしたね。ドアハンドルなんか、非常用のキーホールさえ内側に隠しこんであり、滑らかなオブジェのようで驚きました。ボディサイドパネルの造形などもシンプルながら手が込んでいて、最近の表現過多なカースタイリングに対する異議申し立ての意志が伝わってきます。

事前の写真から、特にリアの居住性に関心を持っていました。想像通り、サイドガラスの面積の狭さと極太のB/Cピラー、リアドアのオープニングラインの下降度合い、重厚なブラック基調のトリムなどが相まって閉塞的な空間でした。フロントも寝たAピラーに加え、ドアパネル内側の凹凸が反復された造形など、どうにも身体を解放してくれない感覚が付きまとい、私自身の結論としては落ち着けない、長く乗っていたくないと生理的に感じる車でした(あくまで屋内での静止状態における印象です)。
そう感じさせたのは物理的な要因もさることながら、Mazda3(そしてマツダ)がことさらに「美」を強調することに象徴される、美意識という名の緊張感を人に強いる車であるように思えたのが大きいです。そして、Mazda3という、いわばマツダにとってボリュームゾーンを担う車種からこういう感覚を得たことは、今さらながらですが、マツダはフォードから完全に離れ、違う方向に進んでいると確信させるに十分なものでした。

私は日頃、フォードのことを表すのに3つのYoがあてはまると考えています。それは「鷹揚・寛容・実用」です。Mazda3はこのどれにもあたらなそうです。そこには、Mazda3に共感してくれる人に対して突き詰められた車の姿があり、同じ価値観を有する人を囲い込むかのようなキャラクターがありました。長年、フォードというユニバーサル志向の企業との協業を重ねてきた上で、マツダが現在のような境地に至ったならば、それは企業としてのひとつの哲学・行き方を得たわけだから尊重すべきなのでしょう。私は支持しませんが。












Posted at 2019/05/29 22:02:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2019年05月05日 イイね!

ブランドは去っても価値はあり続ける

ブランドは去っても価値はあり続ける近所のスーパーの駐車場で、一台分を空けた隣のスペースに今となっては珍しい車が駐車されたので、つい先だってのghiaさんとの何シテル?のやり取りを思い出しました。オペルのザフィーラ、国内での最終仕様車だと思います。

ザフィーラはこれよりも前の世代、スバルからトラヴィックとしてアジア生産車が販売されたモデルのベースとなったそれが、日本でも一定程度売れていた記憶があります。しかしそれより後のこの代になると、販売ネットワークの縮小化もあってさほどの量は売られなかったはずで、当時から国内で見かける頻度は少なかったです。
私も久しぶりに目にしたのですが、日本でも扱いやすそうなサイズ感やクリーンな外観の印象に対して好感を覚えました。これで実際のパッケージングの密度や信頼性が高いのならば、質実性と個性を尊ぶユーザーから喜ばれそうです。もちろん、こちらの個体についてもオーナーさんにしてみれば、そうした点での魅力が備わっているからこそ、いまだに愛用し続けられているのでしょう。ヤナセがサービスを担っていることもそれをサポートできているのかもしれない。
これみよがしな強い個性やカラーはないものの、飽きが来ずに使い続けられそうな雰囲気で、我がフィエスタに相通じるものを覚えました。

言うまでもなく、オペルとフォード、どちらも日本市場におけるオフィシャルなビジネスをすでに取りやめた間柄です。オペルに関しては、大元のGMから離れてPSAとの間でビジネスが再編されるなど、ブランド自体のありようも一大変動を迎えそうです。その一方で、フォードも特に欧州事業に関しては、先に発表されたVWとの提携関係の進展次第で、今後やはり想像を上回る変革に直面することだって考えられます。
Posted at 2019/05/05 22:36:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2019年03月19日 イイね!

アウディA2と六代目フィエスタとの相関について

アウディA2と六代目フィエスタとの相関について今晩、表参道で久しぶりにアウディA2を見ました。A2は一代限りで消滅したとはいえ、その先駆的な成り立ちとともに、一時期のアウディデザインの究極と言うべきスタイリングを持った唯一無二の小型車で、私も今なお本当に大好きな一台です。

このクルマが実は、我が六代目フィエスタのスタイリングに大きく影響を与えているであろうことは、六代目フィエスタのデザインを担当したフォードのデザインディレクター、クリス・バードが、かつてアウディに在籍していて、A2もバードのアウディ在籍時代の息がかかった車であったことからも明らかでした。それで今日、A2を見た後でネットを検索してみると、驚いたことに今まで私も見たことがない、このような六代目フィエスタのエクステリアデザインスケッチが・・



(画像はネット記事から引用しました)
これは六代目フィエスタの開発初期、99年に描かれたスケッチのようで、初代Kaやフォーカスを彷彿とさせるグラフィカルなディテールのラインはさておき、全体のシルエットやライン、フェンダーアーチの処理などには、明らかにA2との近似性を感じませんか?
どうやらバードは、アウディ時代に自らが指揮していたスタイリングテーマを基調に、当時のフォードのニューエッジ・デザインとの融合を試みようとしていたのではないでしょうか。結局、このスケッチに示されたカッティング・エッジなテイストよりは、より親しみやすく、オールマイティに受け入れられそうなトーンへと修正されて、最終的な六代目フィエスタの量産型へと至ったようです。



こうしてA2→フィエスタの初期スケッチ→量産型フィエスタへと、同じシルバーボディ+近しいアングルで推移を並べてみると、こじつけかもしれませんが、何らか一本筋が通ったトーンが感じられないでしょうか?

A2はいかにも技術オリエンテッドなアウディらしい、実に理詰めでストイックなスタイリングを誇っています。それこそがA2の最大の魅力ではあっても、しかしそれゆえ、あまりにも先鋭化されすぎてしまい、こうした小型車が本来ターゲットとすべき層に対するアピール度は弱かったのでしょう。それに対するフィエスタは、A2で試みられたスタイリングのテーマを土台にしつつも、フォードという大衆に浸透したブランドだけに、より親しみやすく受け入れられやすいキャラクターへと希釈されて現れてきた、と言えるのではないかと思います。

Posted at 2019/03/20 00:20:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

愛車一覧

フォード フィエスタ フォード フィエスタ
2014年に国内80台限定で販売されたレザーパッケージの第一弾、うち20台の割り当てとさ ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
生涯で8台目のフォードとして、2000年式・日本発売極最初期のC170フォーカス 160 ...
フォード フィエスタ フォード フィエスタ
「均整」「端正」「抑制」いまのカーデザインが忘れた3つのSeiを備えた小粋な実用小型車で ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
Ford Focus SE/2003 year model/Zetec 2,000cc/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation