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2015年04月28日 イイね!

かたちの余白感

かたちの余白感国内販売が始まったばかりの最新型マスタングについて、気が早いようですがすでに関心のあるのが、ここ数代のマスタングがそうであったように、果たしてモデルサイクル中途で大がかりなリスタイリングが行われるか?ということです。思えば、FOX以降のマスタングはみな、デビューからおおむね5〜6年を経る頃、大規模にイメージを改めてきました。プラットフォームを維持したまま、ハードポイントは変えないことによるボディ外皮の変更、いわゆる「スキンチェンジ」の手法です。それによって最新のフォードデザインのテーマを反映させたり、ライバルを意識した商品力の強化を図ってきたのです。
先代マスタングも2010イヤーモデルからこのスタイルになりました。それまでより大きく隆起したリアのショルダーライン、フロントフェンダー周辺もフレアの度合いを増し、フロントエンドの逆スラントも強調されるなど、2005モデルのオリジナルに対してより筋肉質に、ダイナミックさを増すことに成功しています。これもひとえに、2005モデルのオリジナルスタイルがいい意味で「余白感のあるかたち」であったからこそ、それを素材としたアレンジが巧妙にできたのでしょう。どこにも手を入れる余地がないほどスキのない、完璧すぎる彫刻のような造形だったなら、こうした芸当は望めません。

この点で最新のマスタングに対しては、個人的に「カタチの余白感」があまり感じられないのです。先代に比べるとボディの隅々に至るまでスタイリングの手が及んでいて、造形の密度が上がった分、これをベースに大幅に手を加えるのはちょっと難しそうな印象があります。さて、2020年頃のマスタングの姿や如何に?
Posted at 2015/04/28 19:06:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ

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