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2020年06月19日 イイね!

マスタングの憂鬱

マスタングの憂鬱先だってマスタング・マック1(Mach1)が発表されました。マック1・・日本だとマッハ1の方が通りがいいですね・・といえば、私を含め70年代に小学生くらいだった世代にはなじみ深い存在です。マスタングの歴史においては欠かせないビッグネームですが、かつて2000年代初頭の一時復活を最後に途絶えていたのが、久しぶりにラインナップされました。

現行のS550マスタングは、2015年の登場以来、こうした伝統あるビッグネームを続々とラインナップに加えてきています。シェルビーGT、ブリット、そして今回のマック1。一代の中でここまで揃うことは歴代のどのモデルにもなかったはずで、これにあとBOSSが入ったらパーフェクト?しかし、さすがにさらなるBOSSの追加はなさそうですね(意外とあったりして・・)

これは言うまでもなく、S550がUS専売でなくグローバルに市販されるモデルになったことが大きく影響しています。いまヨーロッパ市場でブリットが好評を博しているというのも、マスタングのヒストリーに魅せられたヨーロッパのファンにとってもその名は憧れでしょうから、マック1も遠からず強い支持を集めるのでしょう。そうした目算があってこそ、フォードもそれを復活させたのだと思います。
その一方で、マックEといったこれまでと違う、まったく新しいマスタングの展開が同時に行われ、ともすればマスタングの「変質」がファンから危惧される中で、ヘリテージを手厚くさせることが、「マスタングは変わらないですよ」というメッセージを発することにもなる。

偉大なブランドであるがゆえに、そのブランドの力を有効に用いて新たなビジネスの活路を見出したい反面、変えてはならない部分はしっかりと保っていかなければならない。ましてや、マスタングはいまではある意味でフォードにとって乗用車の「稼ぎ頭」でもあるので、その両方を高い次元で追うことを求められる・・ポニーの背中に載る荷がなんとも重そうです。
Posted at 2020/06/19 08:56:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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