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2020年11月05日 イイね!

写真集:日本に入ったシークレット・フォーカスたち

写真集:日本に入ったシークレット・フォーカスたち昨日までヤフオクに出ていた2019年式フォーカスST-Lineのドイツ仕様車は、エンジンルームがスッカラカンなドンガラ同然での出品だったから、明らかに実験用か研究用に供された成れの果てと見るのが妥当でしょう。外されたエンジンとミッション以外は輸入時のままとされていましたが、当然のことながら国内での登録に必要な書類もなく、どう見ても日本で走らせることは不可能と思しき個体でした。さすがにこれを競り落とすような人はいないだろう・・と思っていたら、驚いたことにしっかりと落札されていましたね。落札値は10万円です。一体どこのどなたがどういう目的で入札したのか、他人事ながらとても興味があります。まあしかし、今後このフォーカスを国内で目にする機会はまずないことでしょう。

これまでに、今回のST-Lineほど極端でなくても、実験や研究調査目的などで日本に入れられたものが、用済み後に中古車市場に流れてきたと思われるフォーカスを何台か目にしてきました。とかく不思議なのは、そうした個体はことごとくフォーカスに集中していることです。フィエスタなどはそのような痕跡がある個体に出会ったことは一度もありません。
これはフォーカスがゴルフと並ぶCセグメントの世界的な代表車種で、フォードがいっとき謳っていたような「世界でもっとも売れているCセグメント車」であることで、国内各社においてもベンチマークとして研究対象に位置づけられているため、さらにそれだけでなく、国内のサプライヤーでフォーカスに部品が採用されている所なども意外と多いのかもしれません。

今回は、そんな「ちょっと謎めいたフォーカス」として私がこれまで国内で見てきた各車を取り上げます。ちなみに、ここで紹介するフォーカスがすべて実験・研究調査を目的としたものかは一切定かではありません。私がかつて乗っていた北米仕様車のように、純粋に個人オーナーが現地から持ち帰った個体も含まれるかもしれません。いずれにしても、実際にはより多くのフォーカスが密かに輸入されていて、各社の研究などに用いられた後、市中に流れ出ることもなく、そのままスクラップされているケースも多いはずです。


Posted at 2020/11/05 21:31:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | Focus | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
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自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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