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ロボ部長のブログ一覧

2010年01月30日 イイね!

今日のブルーオーバル・・F-150

今日のブルーオーバル・・F-150フォードを代表するクルマの一台、F-150です。

個人の好き嫌いを言わせてもらえば、このF-150は大好きなクルマです。フォードというメーカーが連綿と築きあげてきた「タフで誠実な実用車」像が、しっかりと体現されているかのような存在感に惹かれます。

日本で乗り回すには気が引けそうな躯体も、よく眺めてみればボディのパネル面が広いにもかかわらず、適度に張りのある面質で間延びした印象を与えません。繊細なRを描くウインドウやランプのグラフィックスも、穏やかささえ感じさせるものです(この点で最新のF-150は、ややマッチョさを強調する方向へシフトしているようです)。

それでいてなお、“ひ弱”さがなく、いざとなればパネルの凹みくらいハンマーで叩いて直してしまえ!と思えるような、いい意味でのラフな感覚も備わっているのがお見事です。

こういったトラックはアメリカならではの車種だと思います。古くから人々の暮らしとともにあり、毎日の仕事や作業に駆使される中から、少しずつ発展してきたジャンルです。
その過程では、この写真のハーレーダビッドソンとのダブルネーム仕様のような、マーケットの嗜好に合わせたバリエーションも増えましたが、根幹はやはり「アメリカの民衆に支持され、アメリカの土地に根を下ろした一台」なのでしょう。

市場のグローバリゼーション化が進み、地域性や風土に根ざしたクルマが減りつつある中で、F-150のアメリカを強く感じさせるたたずまいに魅力を覚えます。それは、アメリカだけでなく、ヨーロッパやオーストラリアなど、地域ごとに異なるニーズに真摯に答え続けているフォードの姿を象徴しているように思えるからです。







Posted at 2010/01/30 11:54:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | F-150 | クルマ
2010年01月24日 イイね!

今日のブルーオーバル・・トーラスワゴン

今日のブルーオーバル・・トーラスワゴン初代トーラスです。最近は目にする機会もめっきり減りました。

写真はフェイスリフト後のワゴンですが、オリジナルを含めこの初代トーラスは、フォード車としては日本でも健闘していた記憶があります。
「オートラマ」が扱っていたため店舗数も多く、入手しやすかったこともあると思いますが、何より商品として多くの人が魅力を覚えたのだと思います。

フォード渾身のエアロフォルムは、当時のアメリカ車としては適度なサイズで、アウディあたりに近いテイストも功を奏したのでしょう。それでいて、特にワゴンにはアメリカ車ならではのおおらかさもあり、ヨーロッパ車とは違った雰囲気が、潜在的にアメリカ車への憧れを持っていた層も惹き付けたのではないでしょうか。

初代トーラスを見るたび、日本のユーザーは、よく言われるようにブランド信仰的な面も確かにあるものの、一方で自分がよいと思ったものは、ブランドや過去の定評といった「色眼鏡」にとらわれず、素直に選ぶ選択眼を持っているのでは、と思ったものです。それは、やはり初代のフェスティバやフォーカスでも感じました。
そうして選ばれたクルマは一時の流行りでなく、ユーザーの支持を得てマーケットに根ざすでしょう。ユーザーはメーカーを信頼し、できれば次もそのクルマの新型に乗り継ぎたいと考えます。

残念ながら、日本でのフォードはその点でユーザーの信頼に応えられなかったと言わざるを得ません。これは日本サイド以上に本国側の事情が大きいとはいえ、日本のユーザーが「クルマのサイズアップ」に対してどれほどデリケートであるか、つくづく実感したものです。

トーラスはアメリカでは2010年モデルとして新型が販売されています。日本にこの名前がもう一度入ってくるかはわかりませんが、初代トーラスのように、多くの人にアピールするだけの魅力を備えたフォード車に日本でも会えることを期待しています。
Posted at 2010/01/24 01:56:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | Taurus | クルマ
2010年01月17日 イイね!

フォードという存在

フォードという存在約20年前の実家のテルスターに始まり、いまのフォーカスセダンまで5台のフォード車を乗り継いで来ました。

世界屈指の大メーカーたるフォードでも、日本では明らかにマイナー派です。「地味」「無個性」「日本車みたい」・・よく聞くフォード評ですが、国産車の品揃えが充実した日本で、あえてフォードを選ぶだけの決定的な理由を見つけにくいのは確かです。
しかし「乗れば、わかる」。一度でもフォードを愛車にした人からよく聞きます。異なる車種であっても、ブルーオーバルのバッジを付けた車に共通する、派手さはないものの、じわりと心に染み入る味わいや、気の置けない安心感。私も長いフォード遍歴で実感しているところです。

フォードをめぐる言説は、日本では極論すれば「良きアメリカ路線」か「RSに代表されるハイパフォーマンス路線」に二分化されています。そこに、フォード本来の「大衆に悦びをもたらす実用車」という視点は希薄です。

ステレオタイプでなく、フォードのよさを表現することが、単にクルマのことだけでなく、いろいろなことに対する働きかけになるのでは、とずっと考えていました。このたび、みんカラというプラットフォームを得て、ささやかながらそれに挑んでみようと思います。

ブルーオーバルの哲学に、多少なりとも共感や関心をもつ方に、なんらかの刺激になれれば嬉しく思います。









Posted at 2010/01/17 22:27:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | Ford | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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