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ロボ部長のブログ一覧

2013年08月31日 イイね!

フォーカスSEに若葉が生えました

フォーカスSEに若葉が生えました先だって妻が免許を取得しました。フォーカスもこの期に及んで若葉マークを付けることになるとは夢にも思ってなかったことでしょう(^^;)さっそく運転を始めてみて、クラウンコンフォートの教習車に比べてクラッチが重いのと、リアデッキが高く後方視界がよろしくないとのこと。クラッチはKaやST170に馴れていた身からすれば特段重くも感じていなかったのですが、いまどきの国産車のクラッチは相当軽いんですね。その代わりミートポイントは広く、発進時などエンストもせずスムーズに動かせるようです。

妻には、自動車という動的エネルギーをもった機械を安全に御すことを忘れてほしくなかったので、渋るのを諭してマニュアルで取得してもらいました。案の定、いまどき女性でマニュアル志望の教習生は他にほとんどおらず、教官からなぜマニュアルを?と聞かれることもしばしばだったそうです。

妻にとってはフォーカスSEが人生で初めて自ら運転する車となります。いろいろな意味で記憶に刻まれる一台になるでしょう。一方で初心者にとり、左ハンドル+MT+ミラー非可倒は特に23区内の道を走るのにハードルが高いことは確かです。しばらくは様子を見守るものの、いずれ箱替えも考える必要があるかもしれません。


ところで、隣りに写っているのは親類のフェスティバミニワゴンです。ルーフレールレス、無塗装バンパーといういたって素っ気ない感じがいい!こういう車がいまフォードで正規に扱われていたなら即乗り換えるのですが。



Posted at 2013/08/31 11:13:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2013年08月03日 イイね!

New Edge Chronicle#6 フィエスタこそ究極のニューエッジ・デザイン

New Edge  Chronicle#6 フィエスタこそ究極のニューエッジ・デザインニューエッジ・デザインは、ブレッド&バターカーの典型だったフォードが、高い基本性能に裏付けられた商品性をアピールするための、いわば切り札の役目を担った。実際にKa やフォーカスは、人々の目をブルーオーバルへと積極的に向けさせるだけのインパクトを市場に与えたし、それまでのフォードのイメージを改めることに大きく貢献した。

ちなみに、初期のニューエッジ・デザインに顕著なラジカルな趣きには、ミレニアムを控えたヨーロッパの高揚した精神も作用していたように思う。歴史の新たなページがめくられるとき、新しい何かを産み出そうとする飛躍の意志が、これまでとは違うデザインをもたらし、社会もそうした変革を受け入れる。ひとりフォードだけでなく、ヨーロッパの当時の風土もまた、気鋭に富んだニューエッジ・デザインを育んだに違いない。

そんな体温の高い当初のニューエッジ・デザインから比べると、フィエスタの小粋な存在感は、あたかも”平熱に戻った“かのように感じられるかもしれない。しかし、このフィエスタこそ、ニューエッジ・デザインの思想と方法論の集大成にして究極形である。Bセグメントという一大ボリュームゾーンで、多くのユーザーが受け入れやすい中庸さを身に付けたフィエスタのニューエッジ・デザインは、Ka やフォーカスでの大胆な冒険を経たからこそ辿り着けた境地であって、その洗練の度合いは一朝一夕で得られるレベルではない。

たとえば、フィエスタを外から眺めたときに目に入ってくるさまざまなラインーボディの輪郭線、プレスライン、ドアやウインドウのオープニングラインなどーは、隣り合うライン同士がお互いに平衡を保ちながら展開されていることがわかる。各々のラインの方向性や曲率を注意深くコントロールしつつ、ニューエッジ・デザインのアイデンティティであるシャープエッジを要所に取り込むことで、立体全体の密度感が高められている。それは結果として、小型実用車に不可欠である視覚的な安定感をフィエスタにもたらしている。フィエスタは清楚であっても決してひ弱ではない。
室内では、ドアの内張りパネルやリアシートのヘッドレストをはじめとした、コーナーエッジ部のRがデリケートに調律されていて、煩雑さのないクリーンな空間という印象を抱かせる。面積の大きいグラスエリアと合わせて、実寸以上に室内を広く感じさせる効果がある。コマンドポジションを核に、充分な居住空間と視界の確保を目標に掲げたニューエッジ・デザインのスピリットが見事に昇華している。

こういった秩序立てられた造形を、バランスのとれた安心感のあるフォルムと見るか、それとも予定調和で面白味のないフォルムと見るか。形に対する受け止め方は千差万別だが、長い時間の経過に耐える普遍性がより備わっていることは確かだ。昨今の、フォードのキネティック・デザインを含めた世界のカーデザインの主流とは価値を大きく異にするデザインであることは言うまでもない。


これまでニューエッジ・デザインをテーマに、フォード各車を題材にしながら無手勝流に読み解いてきました。自分では乗ったことがない車種を含めて、ほとんど主観的に外見の印象論に終始してきたにも関わらず、毎回長々とした持論にお付き合いいただきましてありがとうございました。

Posted at 2013/08/03 23:17:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | Fiesta | 日記

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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