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ロボ部長のブログ一覧

2014年01月29日 イイね!

地味で快活だったという、かつてのフィエスタのこと

地味で快活だったという、かつてのフィエスタのことフィエスタ、すでに試乗された方々の間でもおしなべて好評なようで、間もなく開始される発売にも大いに弾みが付きそうです。エンジンと足回りの素晴らしさをはじめ、豊富な装備、内装の造りこみなどを評価する方も多く、それらを読むとフィエスタも立派に成長したのだなあと思わされます。確かに実車を見れば、Bセグメントのコンパクトカーにしては堂々とした存在感が感じられ、それはひとりフィエスタだけでなく、このクラス全体のクオリティがアップしたことの反映とも言えるのでしょう。

一方で、この写真は私が今でもすごく好きな2000年頃のフィエスタです。あまり特徴のなかった凡庸なスタイルに、当時のKaやフォーカスのニューエッジ・デザインのエッセンスを入れ込む形で大規模なマイナーチェンジを施したモデルです。スタイルだけでなく、エンジンやシャシーにも大幅な手が加えられた結果、モデルサイクル末期にあったにも関わらず、隠れたハンドリングマシンとして商品性の見事な復活を果たしたそうです。外見的にはそうした部分を誇示するような印象はまったくないですが、走らせればヨーロッパのコンパクトカーらしくきっと愉しいのだろうな、と想像します。中身の充実ぶりがそのまま外見にも表れたかのような現行フィエスタの姿をネットなどで連日目にするうち、いかにもブレッド&バター(この表現がすでに死語ですね)な風情の下に快活さを秘めたこのフィエスタのことを思い出しました。
Posted at 2014/01/29 00:02:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2014年01月23日 イイね!

熟成5年・新鮮にして豊饒のフィエスタ

熟成5年・新鮮にして豊饒のフィエスタ2/1のフィエスタ発売日が近づいてきました。すでに試乗された方々からの声もおしなべて好意的なようで、幸先のよいスタートが切れそうなのが何よりです。表情のはっきりしたフレッシュな面持ちに加えて、時宜に適ったインテリジェンスを感じさせるエンジンなど、新鮮な印象とともに日本に戻ってきたフィエスタですが、振り返ればこのフィエスタのオリジナルモデルがヨーロッパで売り出されてから早や5年以上が経過しています。写真は2009年の春にイタリアで撮影したものです。
以来、大規模なフェイスリフトや機関系のアップデートを経て、国産車であればフルチェンジを迎えんとするタイミングでの国内導入にあたります。その意味では基本的に十分なエージングを積み重ねた、満を持しての国内デビューといえるでしょう。これまでの期間を「タイムラグ」ととらえると、好機を逃してきた面が多々あり歯がゆい思いもしましたが、日本のユーザーにとって商品性が煮詰められるまでの「リードタイム」であったと考えれば、その価値もぐっと増そうというものです。

どなたかも仰っていたように、迷っている方がいるなら、すでにフィエスタは成熟の域にある一台と言ってよいと思います。
Posted at 2014/01/23 00:04:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2014年01月16日 イイね!

正方形から伝わるフィエスタの意志 

正方形から伝わるフィエスタの意志 フィエスタのカタログはすでに多くの方のお手元に届いているかと思います。他のフォード各車のカタログと異なった正方形に近い版形を見て、いまから10年前に先代フィエスタが日本で売り出されたときのカタログが同じような版形だったことを思い出しました。久々に引っ張り出して並べてみたところ、少しだけ今回の方が大きめなものの、やはりほとんど同じ縦横比でした。そのこと自体に特別な意味はないのかもしれませんが、フィエスタというクルマを他の車種とは一味違ったものとして扱おうとするFJLの思いのようなものを感じます。日本でのフォードのエントリーカーとして、コンパクトで親しみやすい印象を与えたい狙いがあるのかもしれません。先代は確か、国内デビュー直後に女性誌とのタイアップもあったように記憶しています(記憶違いだったらすみません)。明らかに女性ユーザーを意識したプロモーションが展開されたにも関わらず、思うような成果は出せませんでした。
対する今度のフィエスタは、女性よりはむしろ運転が好きな男性に受けそうな商品内容にも見えますが、それ以上に、エコロジーやセーフティといった社会的な関心に向けたアピールに努めています。男性だ女性だといったレベルを超えて、マーケットのど真ん中を相手にすることに踏み出したのがこのフィエスタです。

“タテにもヨコにも、等しい力を込めて堂々と挑む”うがった見方をすれば、そんな意志表明としての正方形にも見えるのです。
Posted at 2014/01/16 23:43:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2014年01月12日 イイね!

時代が愛した初代フェスティバ

時代が愛した初代フェスティバ自宅の近所で思いもよらず初代フェスティバに遭遇しました。ご覧のように、無塗装の樹脂バンパーこそかつてのルノー顔負け?に白っちゃけてしまっていますが、ボディは屋根保管の甲斐もあってか往時の輝きをいまなお保っているのが嬉しい。エーゲブルーのボディカラーにキャンバストップ・KENWOODのカーステレオという組み合わせに、思わず80年代中頃の空気の匂いを呼び覚まされました。世の中が明るく屈託のない、きらめいた気分に包まれていた時代。少し背伸びをして楽天的に生きることが許された時代。このフェスティバはあの頃の空気の中に生まれ、あの頃の空気があったからこそ、のびのびと生きることができた1台だったと思います。時代の風を全身に浴びて、人々の気持ちと自然に寄り添うことでその価値を認められ、愛された幸福なクルマ。初代フェスティバはその存在自体がまさしく「奇跡」でした。
Posted at 2014/01/12 23:08:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | Festiva | クルマ
2014年01月10日 イイね!

主張の強い弟、現る。

主張の強い弟、現る。昨日のフィエスタ正式発表が済んで、神谷町にはたくさんのフィエスタがいました。こうしてフォーカスと並んだ様子を見ると、ことのほか表情が異なっていることに気付きます。同じキネティック兄弟とはいえ、One Grobal Designによりアグレッシブになったフィエスタと比べると、フォーカスがやはり無表情に映るのは仕方ありません。現行フォーカスも登場から4年を迎え、そろそろOne Grobal Designへと進化するのでしょうか?そうなれば印象もだいぶ変わるかもしれません。

それにしても、ずいぶん出来のよさそうな弟分の登場で、兄貴は大丈夫か・・
Posted at 2014/01/10 18:33:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | Focus | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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