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ロボ部長のブログ一覧

2016年02月28日 イイね!

右ハンドルのマスタングを路上で見たかった

右ハンドルのマスタングを路上で見たかったこの50 YEARS EDITIONが日本での最後のマスタング正規導入車となりました。本来ならば右ハンドル車の登場を間近に控えて、今月発売の自動車誌にはそれらの試乗記事がいっせいに掲載されていたはずです。国内のいくつかの見本市では先行して右ハンドル車の出展もあったようですが幻に終わりました。ちなみに私は右ハンドルのマスタングを一度も見ることができませんでした。

マスタングはこれまでも並行輸入販売のルートが多数あったため、今後も入手や維持のための一定の環境は保証されるでしょう。しかし右ハンドル仕様を導入する業者はおそらくあまりないものと推測します。ハンドルだけでなくウインカーレバーも国産車と同じに配置されるなど、この国の交通環境に適した初めてのマスタングがどのように受け入れられるか、それによって人々とフォードとの関係もどう変化するのかとても関心があったので、実際に日本の路上で見られなくなったのが心残りです。
Posted at 2016/02/28 19:41:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2016年02月27日 イイね!

フォード日本撤退表明一ヶ月後の自動車媒体

フォード日本撤退表明一ヶ月後の自動車媒体フォードの日本事業撤退正式表明からちょうど一ヶ月が経った昨日は、多くの自動車誌の発売日でした。神田神保町の書泉グランデ自動車書売り場を訪ねると、そこには写真のような「特設コーナー」?が。旬な話題に合わせたタイムリーな売り出し方はマニアックな書泉グランデらしいのですが、あいにくそこに並ぶ書籍にさほど目新しさはありません。
そもそも「シボレー」をフォードの一員扱いとは、これいかに??

昨日発売の自動車誌各誌すべてを見たわけではありませんが、ざっと目を走らせた限りでは、フォード日本撤退についてなんらか言及している媒体がほとんどでした。「マガジンエックス」や「ベストカー」などややジャーナル志向のある媒体ではFJL関係者などへの取材も交えて一定のページ数を割いているものの、多くはFJLの公式発表内容に即したニュース欄やコラムでの扱いといったレベルでしょうか。もとより日本では自動車誌への登場回数も少なかったフォードだけに、日本撤退というそれなりに大きな事態に際しても各誌での扱いは比較的冷淡、ありていに言えば「弊誌として特段の関心はありませんが事実なのでお伝えしておきます」といった印象です。
個人的にはベストカーの記事で、フォード本社からの通達事項には先に合意されたTPPに関わる内容が含まれていたという指摘があったことに関心を引かれました。内部関係者のみぞ知ることであり真偽のほどは定かでないとはいえ、あまりに唐突な意思決定へと働いた大きな力の存在をうかがわせます。

本当に突然の撤退表明であって(このことへの驚きは各誌が揃って指摘していました)それからジャスト一ヶ月後の発行では満足な取り上げ方もままならない、といった出版側の事情はあるにせよ、そもそも日本の自動車誌は、独自の企画・取材・情報構築力の弱さに起因する販売収入の少なさをメーカーやインポーターなど企業の広告収入で穴埋めしてもらっているような媒体も多く、その点では今後FJLが新規に媒体向けに予算を支出するようなことはありえないため、この先フォードについてそれなりの態度で扱おうとするなら、媒体としての相応の見識と意地が問われるでしょう。そうした媒体が現れる可能性もまだあるのではないかと期待はしています。
Posted at 2016/02/27 11:04:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | Ford | クルマ
2016年02月19日 イイね!

やがて自分のフィエスタもこのモンデオのように歳月を重ねるだろうか

やがて自分のフィエスタもこのモンデオのように歳月を重ねるだろうか本日の赤坂で。RSエアロパーツ装備のワゴンは案外珍しいように思います。インクブルーの渋いボディカラーとあいまってヨーロッパの快速ワゴンといった風情がいいですね。写真ではわかりにくいかもしれませんが、このモンデオワゴンはいかにも「使い込まれた道具」といった具合に外見が適度にヤレているのもまたいいです。
思うに、このモンデオのことを私流に例えるならば「大きめの標準車」であって、決して「高級車」に非ず。だから多少ボディパネルが傷つこうがペイントが剥がれようがヘッドランプが曇ろうがホイールがダストにまみれようが、ちゃんと動くならばお構いなし!特にこの、意匠に光り物も少ない二代目初期型はそんなラフな付き合い方が積極的に許せる気がするのです。
実車は見たことがないですが、おそらく現行モンデオはある意味で本当に高級車の域に片足を入れているので、こういう関わり方はだんだんと似合わなくなりつつあるのではないでしょうか。

私のフィエスタもそのうちあちらこちらに大中小のキズが走り、パネルのギャップが少しずつ広がり、塗装のツヤが引け・・・となって、やがて自然な景色の一部と化していくのでしょう。
Posted at 2016/02/19 20:56:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2016年02月18日 イイね!

青い2台の「F」の香しさ

青い2台の「F」の香しさいつもブログでフォードをネタにひとりごちていても、私自身基本的にはクルマ好きの一人です。かつてのスーパーカーブーム全盛期にはカウンタックにノックアウトされた小学生で、今でもかっこいいクルマや美しいクルマがあると無条件に嬉しくなって、フォードに限ることなく写真を撮ったりしています。
上野でフェラーリのFR4シーターモデル(412?400??)がパーキングされているのに出くわし、思わずフィエスタを横付けしてしまいました。お互いに青いボディカラーという偶然の一致点を差し置いても、両車の造形のテイストがそこはかとなく似通って見えませんか?そもそもフォードとフェラーリ、しかもお互いのクルマの間に30年もの時間差があるのを同列にする強引さは承知のうえで、楚々としたスタイルの表現にシンパシーを覚えました。エレガンスよりインパクトを誇示しているかのような最新のフェラーリに対して、声高でなくとも存在感のあるボディラインとディテールは、果たしてクルマが技術的にも社会的にもずっとシンプルであった過去の遺物と単に片付けられない「普遍的な美しさ」なのだと思います。そして親バカですが、我がフィエスタにもそんな普遍的な美の薫りを感じ取っています。

このフェラーリを久々に目にしてからネットを少し漁っていたら、ピニンファリーナでこのモデルのデザインを手がけたレオナルド・フィオラバンティの作品を集めたエキシビションが、ちょうど今週末から名古屋で始まるとの情報をキャッチしました。70年代から80年代にかけてのフェラーリ像を導いた不世出のデザイナーにスポットを当てる、とても貴重な機会でしょう。5月までの長期開催のようで、できれば見に行ってみたいと思っています。
Posted at 2016/02/18 00:54:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2016年02月14日 イイね!

T-SITEは“カー・メルティングポット”になった

T-SITEは“カー・メルティングポット”になった今朝の代官山T-SITEでのモーニングクルーズは、ちょうど関東に春一番が吹いたタイミングで終始強い風雨に見舞われ、なかなか手ごわいコンディションでした。そのせいもあって参加台数は少なめでしたが、フィエスタ・フォーカスなどヨーロッパ系と、マスタングを筆頭とするアメリカ系がほぼ同じくらいの割合で集合してパーキングで向き合ったのが、フォードらしいシチュエーションにも映りました。マスタングはどれひとつと同じタイプがないのでは?というくらい、各車それぞれに仕様やモディファイに差異がみられたのはさすがといった感じです。日本でのフォードの稼ぎ頭であるはずのエクスプローラーが少なかったのは意外でした。そして欧州系ではフォーカスの初代と二代目の標準車、モンデオの初代、クーガの初代は姿がなく、Ka、ギャラクシー、C-MAXなども参加がありませんでした。
みんカラのみなさんとのオフ会と違う場だったので、もしかするとびっくりするような想定外のフォードがやってくるかも?などと淡い期待もありました。たとえばカプリ、RSでない標準型シエラ、グラナダ(ヨーロッパではスコーピオのネーミングだったモデルではない、80年代初頭のノッチバックセダンのほう)といった、かつて日本に正規に導入されていた欧州フォード車がいまなお日本のどこかにひょっこりと生存していて、この場に現れたりしないかな・・というのはさすがに無理な願望のようでしたね。まあしかし、そうした大古級のモデルが顔を出すには、今日はあまりにバッドコンディションでしたが。

今日も会場でつくづく実感したのは、「フォード」というビッグオーバルの内に、マッスルなマスタングもアメパトなクラウンビクトリアもアメリカン・グラフィティなT-バードも世界のベストセラーカーであるフィエスタやフォーカスもコンペティティブなコルティナロータスやエスコートRSコスワースもある・・・まさにT-SITEに展開した状況そのものが、“カー・メルティングポット”なフォードの縮図であって、日本でのマーケティングを難しいものにしてきた根本を象徴していたということです。特定のひとつのイメージに集約することができないゆえのブランドアイデンティティの拡散を、結局フォードは日本で最後まで乗り越えることができなかった。そのことはある意味でフォードにとって苦闘の歴史だったのかもしれませんが、それに終止符が打たれることになったこれから先は、私たち一人ひとりのフォード像を思い思いに抱いていければそれでよいのかもしれません。
Posted at 2016/02/14 18:16:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ford | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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