• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ロボ部長のブログ一覧

2016年06月30日 イイね!

アイスホワイト、白の中の白の妙味

アイスホワイト、白の中の白の妙味色にまつわるネタを続けます。アイスホワイトの初代クーガ・タイタニアム。初代クーガが日本で売り出されたとき、もともとボディカラーの設定が少ないのに、アイスホワイトとフローズンホワイトとわざわざ白系統が2色も用意されていたのがなんとも不思議でした。しかも似たようなネーミングで・・フォードのカラーデザイナーはよほどのジェラード好きかと(笑

これまでこのブログでは、何かにつけて日本のフォード各車は白黒ばかり・・と愚痴をこぼしてきましたが、見方を変えれば「白の中の白・黒の中の黒」として、同じ色相であっても微妙なトーンの差を楽しむこともでき、それはそれで味わい深いものがあります。で、このアイスホワイトはこうして他の白い車と並ぶと、同じ白とはいえその表情がだいぶ異なっていることが実感されます。画面だとそこまではっきり差がわからないかもしれませんが、暖色のオフホワイトでもない、色温度が高い白とも少し違う、全体に淡いグレーを帯びた感じは、いまユニークなカラーとして一部で注目を集めているマツダCX-3の「セラミックメタリック」に近いトーンといえるかもしれません。
この写真のような、湿度が高く日差しが弱い空気の中で目にすると、特にその持ち味が際立ってくる色だと思います。
Posted at 2016/06/30 21:18:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ
2016年06月29日 イイね!

連投・・マスタードオリーブだより

連投・・マスタードオリーブだより仕事が休みだったので役所へ用を済ませに出向いた帰りがけ、近くのマンションの駐車場にたたずむマスタードオリーブのフォーカスを発見!つい先日のブログに掲載したマスタードオリーブのフォーカスとも別の個体で、これで我が家からおよそ3km圏内にマスタードオリーブだけでも3台生息していることが判明しました。やはり少し前にブログで紹介したパンサーブラックの個体と合わせると、合計4台の三代目フォーカスが近所にいることになります。これはやはり多いと思いますね。フォーカスの不人気説を疑いたくなります。

マスタードオリーブは景色の中でピカッと光って見えます。ほかのクルマのカラーリングとは明らかに違ったトーンなのですぐにわかる。時どき、少し古いBMWのM3がよく似た色相で見間違えることもありますが(笑
Posted at 2016/06/29 18:41:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2016年06月26日 イイね!

晴れた空の下のマスタードオリーブ

晴れた空の下のマスタードオリーブ梅雨の晴れ間に目にしたマスタードオリーブのフォーカス。この色は幾度となく目にしてきましたが、今日のような日差しの強い晴天下と、曇り気味の空の下とでは見え方がだいぶ異なります。光線の反射量が少なくなるほど、青みがかった陰影が強調されて、キネティック・デザインの複雑な立体構成が引き立ちます。その反面、強い光を受けたときに放たれる爽快感のある輝き、この鮮やかな二面性がマスタードオリーブというカラーならではの魅力でしょう。

思い返すに、これまでに街中で見てきた三代目フォーカスの多くはこのマスタードオリーブだった気がします。日本ではイエロー/ゴールド系はなかなか定着しないとされますが、フォーカスを選んだオーナーさんにはこの色のマッチングを好んだ方が少なからずいたのだと実感します。365日、さまざまに表情を変える空の下で、愛車の表情の変化もまた愉しめそうな素敵なカラーリングです。
Posted at 2016/06/26 21:42:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2016年06月25日 イイね!

KA日本発売時のトップメッセージ

KA日本発売時のトップメッセージ近ごろ、ヨーロッパでKA+がリリースされたり、みんカラでKAの中古車を最近になって手に入れた方の話題を目にしたりと、個人的にKAへの関心があらためて高まっています。私自身、いまから10年くらい前に愛用していた思い出ぶかい一台で、いつまで経っても決して忘れることのない、愛すべきフォードです。
KAの国内導入時に発行されたプレスキットが手元にあるので、久しぶりにその中の報道資料を見返してみました。すると、そこに書かれている当時のフォードジャパンのトップメッセージが素晴らしい内容であったことを今さらながら再認識しました。
ぜひご存知ない方にもお伝えしたく、以下、少し長いのですがその文面を引用してみます。

皆様 こんにちは

フォードが1996年秋にヨーロッパで発表し、新しい発想のもとに生まれたコンパクトカーとして高い評価を頂いておりますKaの日本専用モデルをご紹介できる事を、たいへん嬉しく思っております。
Kaは欧州フォードの開発チームが総力をあげてつくりあげた意欲作であり、また今後のフォード製品のデザイントレンドを示す「ニュー・エッジ・デザイン」にもとづき、一からデザインされた作品第一号です。
Kaの特徴を簡単に申し上げますと、ひとつはその独創性と個性豊かなデザインであり、もうひとつはコンパクトカーという実用車でありながら、「走る事の楽しさ」を気付かせてくれる、懐の深い走行性能です。
個性的で美しいデザインと、コンパクトカーとしての実用性・機能性を高い次元で融合させること。品質や装備においても、従来の実用車の概念を大きく上回るクオリティを備えていること。そして何よりも走行性能において快適性はもちろんのこと、スポーツを語る車に優るとも劣らない走りへの楽しみを備えていることがKaの魅力であり、欧州市場において導入以来ご好評頂いている所以であると思います。
(中略)
私どものKaに対する熱意とチャレンジング・スピリットをご理解頂き、この小さな愛らしいクルマに一層のご理解ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
1999年1月
フォード セールス ジャパン株式会社
代表取締役 岩國頴二



KAを、わざわざ日本専用の仕立てに変えてまで(よく知られているように、ラジエーターなどが日本向けに容量が拡大されたのに伴い、フロントバンパーも欧州仕様とまったく違う形状に変更されています)満を持してこの国で紹介できる喜び、スポーツカーにも負けないfun to driveをたたえていることのワクワク感、そして何より、KAというクルマが持っている豊かなキャラクターに対する、作り手としての自負や愛情が言葉の端々から感じられる一文だと思います。特に、メッセージの最後を締める「私どものKaに対するー」からのくだりは、日本のマーケットに対するフォードの謙虚な意志と希望を象徴していたかのようです。翻って現在のフォードの日本における状況を顧みて、なんとも言いようのない気持ちになりました。

KAは残念なことにこのメッセージに込められた思いが十分に叶えられることなく日本を去りました。やはり日本ではMTのみというKAの生まれ持った本質が実を結べなかったのです。
いまあらためて当時の関係者のKAにかけた熱意に触れたことで、フォードがこの国のユーザーへ向けて確かに手を差し伸べていた瞬間があったことに思いを馳せています。
Posted at 2016/06/25 22:32:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | Ka | クルマ
2016年06月24日 イイね!

オリエンタルカラー・ジンジャーエール

オリエンタルカラー・ジンジャーエール今日の夕刻の有楽町ですが、梅雨時らしい湿った空気の中で、週末のいささか浮き足立った感じの通行人たち、その背後の電照看板などが醸し出すどこかしら猥雑そうな雰囲気に、一瞬自分が香港の街角にでもいるかのような気分におちいりました。もちろん、そう感じた決め手はジンジャーエールのクーガがそこにいたからです。
このカラーはひとことで言えば「ニュアンスのある色」。日没直前の複雑に移ろう景色を写しこみ、反射させ、まるでクーガ自身が景観の一部となっているかのような印象です。二代目クーガは当初この色をテーマカラーとしてグローバルに展開されましたが、聞くところによれば日本では期待したほど数が出なかったそうで、MC後にはホワイト系にシフトされました。それでも、ことのほか雑多な環境の中で映える色味は、特にアジアの熱気を帯びたエネルギーを放つ都市空間にはまるオリエンタルな存在感をクーガに与えています。
Posted at 2016/06/24 23:13:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/6 >>

   1 2 34
56 7891011
1213 141516 1718
1920212223 24 25
262728 29 30  

愛車一覧

フォード フィエスタ フォード フィエスタ
2014年に国内80台限定で販売されたレザーパッケージの第一弾、うち20台の割り当てとさ ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
生涯で8台目のフォードとして、2000年式・日本発売極最初期のC170フォーカスを202 ...
フォード フィエスタ フォード フィエスタ
「均整」「端正」「抑制」いまのカーデザインが忘れた3つのSeiを備えた小粋な実用小型車で ...
フォード フォーカス (ハッチバック) フォード フォーカス (ハッチバック)
Ford Focus SE/2003 year model/Zetec 2,000cc/ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation