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ロボ部長のブログ一覧

2017年03月22日 イイね!

GT/CSの称号

GT/CSの称号マスタングのカリフォルニアスペシャルが限定車とはいえ、かつて正規輸入ルートでも選ぶことができたというのは、今にしてみれば粋なはからいでした。いってみれば、GT/CSは専用の内外装が特徴のドレスアップバージョンで、絶対的な性能の高さ以上に、そのムードを愉しむことにこそ価値のあるグレードですが、マスタングの歴史を飾るストーリーに裏打ちされたこともあって、独特のオーラを漂わせています。たとえボンネットフード上のバルジやボディサイドのエアスクープがフェイクであろうが、それらGT/CSならではのディテールから醸し出される雰囲気こそが、このモデルの真骨頂です。
この2005〜モデルはアーリー・マスタングのテイストを強く匂わせつつ、モダナイズされた明快なボディラインを持っています。だからマスタングのヒストリーを映し出すキャンバスとしては恰好の素材といえます。GT/CSを象徴するディテールの数々が実に明快に表現されていますよね。
Posted at 2017/03/22 23:00:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2017年03月20日 イイね!

リアランプが縦型でないマスタング

リアランプが縦型でないマスタング自宅からほど近くに駐車されているSVTマスタング・コブラは、ホイールの形状からおそらく1996年頃のモデルと思われ、だとすればすでに20年以上の車歴となります。一方でこのコブラ、よく見るとリアのテールランプのレンズが1994年のモデルチェンジ直後から翌95年までの二年間だけ採用された横3本ラインなんです。マスタングの長い歴史でも、テールランプが縦型基調でないのはFOXと1994-1995年モデルくらいなので、もしかするとこのコブラは1996年より以前のものかもしれません。
この横型のテールランプには、90年代初頭のフォードのスタイリングテーマであったオーバル・デザインの方向性がよく顕れています。こちらの写真は1993年にショーモデルとして発表されたマスタングベースのコンセプトカー、マッハ3のミニカー。リアのテールランプが、ボディ全体形状の流れるようなラインに即応するかのように水平基調の横型に配置されています。
マッハ3は、まるで古いジャガーのクーペのような有機的なラインで、当時フォードが指向していた造形の究極を示すものでした。さすがに量産車にここまで徹底したラウンディッシュな形状を採用することは、コストや実用性などの面で現実的ではないですが、しかし1994年からのマスタングには、随所にマッハ3に象徴された、フォードがめざした造形哲学の片りんがうかがえます。この横3本のテールランプもそうしたディテールの一つなんですね。
Posted at 2017/03/20 23:58:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2017年03月19日 イイね!

いかにも「欧州色」なフォーカス

いかにも「欧州色」なフォーカスカラーリングに関する話題を続けます。つい先日まで中古車検索サイトに掲載されていたとある初代フォーカスGhiaのボディカラーが「ネプチューングリーンメタリック」でした。この色は日本だと、MCを受けたフォーカスが導入開始された2002年のわずかな期間しか設定されていませんでした。それだけに歴代のフォーカスのボディカラーとしては、1600GLXにのみ設定されたブループリントとともに遭遇率が低いレアカラーで、特にハッチバックにこの色が塗られたモデルは、私も記憶している限りこの1台しか見たことがありません。かなり深めのグリーンがいかにもヨーロッパ調の趣で、初代フォーカスが欧州生まれであることを強く匂わせるカラーリングといえます。
初代フォーカスのボディカラーは、今から思えば日本での5年間の販売期間を通じて、案外豊富といえるものでした。ムーンダストシルバーやパンサーブラックといった定番色とともに、その時々を彩るさまざまなカラーが短期間ながら設定されていたので、それらのカラーチャートを累計すれば結構な色数でした。明るいトーンでは未来的なフォルムが引き立ち、その一方で陰影に富んだダークトーンも着こなせる。フォーカスはなかなかのスタイリストぶりでしたね。
Posted at 2017/03/19 21:51:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | Focus | クルマ
2017年03月18日 イイね!

白が似合うフィエスタ  

白が似合うフィエスタ  街で目にするフィエスタの相当数がフローズンホワイトであるように感じています。テーマカラーだったブルーキャンディも多いですが、これまでに見てきた印象ではホワイトの量がダントツですね。「スポーツプレミアム」のように初めからホワイトしか設定のなかったグレードもありましたし。
このフィエスタは、立体造形がしっかりと煮詰められているのでどのような色でもそれなりに似合いますが、ホワイトだとコロッとした陶器のように可愛らしい感覚もあり、その一方で多用されているメッキパーツとのコントラストは繊細な上品さも漂わせ、日本人の好みにはかなり合いそうです。ふと、これまで日本で販売されてきたフォード車で、そもそもFJLが白と黒系の設定に偏重してきたエクスプローラーを例外にすれば、実はホワイトの量が多く出た車種というのはあまりなかったことに気付きました。国内でも相応にヒットした初代トーラスやモンデオ、フォーカス、エスケープなど、主だった車種においてホワイトは決して主流ではなかったはずです。

かつて、日本の自動車市場では白が圧倒的な人気とされました。今は状況が変化してきていると思いますが、しかし白は変わらず一定の支持を得続けている鉄板色です。その意味で日本におけるフォードは、市場のすう勢とは少し違ったカラー展開で推移してきたと考えられ、この「最後のフィエスタ」に至って、もしかすると日本人の嗜好にはまった、といってもいいのかもしれません。
Posted at 2017/03/18 10:52:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2017年03月15日 イイね!

EcoBoostな洒落者ピックアップ

EcoBoostな洒落者ピックアップ日本で見かけるF-150といえば、だいたいがスーパーキャブかスーパークルーが多く、このようなシングルキャブタイプはSVTラプターでもない限り珍しいのでは?キャブまわりが軽快な感じでいいですよね(といっても、そもそも十分に大柄ですが・・)。このF-150はボディカラーもなかなか凝ったもので、シャンパンカラーとメッキのコントラストが効いた洒落者ピックアップという趣きです。そしてボディサイドにはEcoBoostのバッヂが。何かの記事で、ピックアップユーザーももはやV8に特別なこだわりはなく、F-150オーナーの多くがEcoBoostを選んでいるというフォード首脳のインタビューを読みました。合理的に最大限の目的を果たせる、ピックアップトラックって元来そういう目的性が明確なクルマだから、EcoBoostのバッヂもごく当然のように馴染んでいます。
Posted at 2017/03/15 00:52:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | F-150 | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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