ロボ部長のブログ一覧

国内最終テルスターのワゴンは、ベースのカペラワゴンとグリル周辺を替えただけで、フォードオリジナルとしての面白みには欠けますね。
とはいえ、もうこのモデルもめったに見なくなり、しかもこちらの個体はGhiaでホイールもオリジナルのようなので、当時の姿を今に伝えてくれる点で貴重であることは確かです。

マツダ車のバッヂエンジニアリングで生まれたいわゆる「日本フォード」車の中では、オリジナルモデルとの外見上の差異化に程度差がありました。わりと変化量が大きかったモデルとしては、一見すると似ていても実際はボディサイドやリアのパネルまでもファミリアと作り分けられていた二代目レーザーが挙げられます。ちなみにファミリアとはまるで別な形であった三代目レーザーは、実は北米のエスコートと共通であったことは、意外と知られていません。
レーザーと比べると、より上級車であるテルスターの、ベース車との外観上の差異化度合いはどのモデルでも少なめです。私が乗っていた初代テルスターのTX-5も、フロントとリアのパネルは作り変えられていたものの、サイドはほぼ共通だったはず。
特にこの最終テルスターの頃にはマツダの経営状態も相当厳しく、チャンネルごとのモデルの差別化にコストを振り向けることも難しかったのでしょう。

日本フォード車については、チューニングやセッティングまでベースのマツダ車とは変えられていたのか？いつもそんなことを疑問に思いつつも、はっきりとしたことはわからずじまいです。レーザーにしてもテルスターにしても、フォードのモデルとしてみればオセアニア市場などでも販売されていたので、日本国内向けのマツダ車とは異なるよう、「中身」にも手を入れられていた気もするのですが。

先に発刊されたマニアックス・カーズあたりが、そうしたことにも斬り込んでくれればよかったのに！

親馬鹿ブログです。先月はEFM2019参加で、久しぶりに高速での遠方移動でした。往復にして550km強、往路の東名東京から浜松まで旧東名での道のりは、途中一部に工事渋滞があったものの、途中休憩なしでちょうど2時間ほどでの走破でした。当初はどこかでブレイクを入れるつもりでいたのが、終始安定した走りっぷりでドライバーに特に疲れもなく、必要をあまり感じなかったので一気に浜松まで入れました。ちなみに帰路も、日曜夕方お約束の渋滞が神奈川県に入った頃に生じたものの、やはり3時間弱で東京まで戻ってこられました。

先週は仕事の都合で、ウイークデーもフィエスタで毎日往復30km程度の通勤となりました。これももちろん、特段のトピックもなく、連日ごく当たり前に仕事の足として猛暑の中を黙々と稼働してくれました。

私のフィエスタは今月下旬に車検を控えています。実は先月の浜松への遠征に際して、遠乗り前のチェックを高畠さんで一通りしてもらい、特に不具合が認められなかったため、今度の車検でもおそらく大きな問題となるようなことは顕れてこないと考えています。車歴15年の3オーナー車にして、累計走行距離は60,000km未満。たぶん、日々車を運転して距離を重ねている方からすれば、おもに週末しか走らせないような「甘っちょろい」使い方ゆえ、さほどのトラブルや経年劣化に見舞われないのは当然のことと思われるかもしれません。
実際に、先日のEFM2019でも、会場でお会いした複数のフォードオーナーの方から、10万キロを超えたあたりから何らかの目に見えるトラブルが頻発するようになったとの話しを共通してお聞きしました。

私もあと何年かフィエスタに乗り続けるうち、いずれは恒常的なトラブルとの付き合いを経験することになるのでしょう・・か？
これまで愛車としてきたフォード各車が、いずれも最大でも6万キロ台での乗り換えだったので、ある意味でいまのフィエスタは自分にとっての未体験ゾーン突入であり、歴代の愛車たちが揃って深刻なトラブルとは無縁であった＝「フォードはタフ」という自己仮説を覆すような事態もありうるのかもしれません。

一方で、フィエスタもまたその仮説通りに、気のおけない関わり方を継続できるような気もしています。それは私のフォードに対する信頼であり、また私の車との接し方に則した自負でもあります。
フォードであるか否かにかかわらず、一定の年月を経た工業製品の宿命として避けられない定めがあるとしても、あまりそのような深刻な事態が想像できないのが、いまの正直な心境です。
今日も酷暑に負けず、近所への買い物に精を出してくれました。しかし、フロントホイールが汚いなぁ・・