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ロボ部長のブログ一覧

2020年02月29日 イイね!

時が経てば、それも立派なフォードの一員に

時が経てば、それも立派なフォードの一員にフェスティバ・ミニワゴンー果たしてこの車が長いフォードの歴史の中で、どれほどに位置付けられる存在であるのかわかりません。私の勝手な推測では、この車をフォードはもともと日本で販売するつもりなどまったくなかったのでは?とさえ考えています。
当時、二代目フェスティバの想定以上の不評で売るものがなくなってしまった、さらに初代フェスティバを愛用していた人が次に乗り換えるべき車がなくなってしまった、この二つのピンチを穴埋めするために、急きょ、好評を博していたマツダの初代デミオのバッヂエンジニアリングを仕立てた、いわば苦肉の索として設けられたタマだったのではないか、くらいの認識です。これに関しては、ぜひ当時のオートラマの販売戦略担当の方に、真相について聞いてみたいくらいですなのですが、結果として、デミオ人気のおこぼれに与るかたちで、窮乏極まる(失礼!)オートラマにとって「恵みの慈雨」程度にはなれたのでしょうか?

そんな邪推はさておき、こうして今なお、オーナーさんの暮らしの中にガッツリと入りこんでタフに愛用されていると思しき個体を見れば、その姿は紛うことなきフォードであると実感します。
Posted at 2020/02/29 22:29:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ
2020年02月27日 イイね!

ファッションフォトグラフとリンカーン

ファッションフォトグラフとリンカーン原宿の外れ、リンカーンのMKXが駐車されている脇で、何かの撮影中でした。おそらくファッション雑誌などのモデル撮影ではないかと思います。今日の東京はとてもいい天気でしたが、風が強めでまだまだ冬の寒さを感じさせました。そのような中、ノースリーブ姿のモデルさんはなかなか大変そうでしたが、2020春夏物の特集に向けた撮影だったのでしょう。

はじめ、もしかするとこのMKXが撮影の小道具であるように錯覚したものの、どうもそうではなく、これはフォトグラファーさんの車ではないか?と思い直しました。少なくとも、まったく関係なくたまたまここに路上駐車されていた、ということはないはずです。なぜならこの写真には入っていないですが、MKXのすぐ後ろにはロケバスがいたからです。さらにMKXの脇には照明器具が置かれていたりと、いかにもスタッフカーといった風情です。
そういえば、特にファッション分野のフォトグラファーには、機材もたくさん積めてかつスタイリッシュということで、こうしたSUV系の人気が高いです。もしこちらのMKXがフォトグラファーの方の車だとすれば、他にあまり目にしない希少性、大きく見えて実は意外と扱いやすいサイズ、リンカーンならではの押し出しのあるリュクス感覚など、絶妙なセンスをお持ちではないかと感じましたね。
Posted at 2020/02/27 22:38:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | Lincoln | クルマ
2020年02月26日 イイね!

ベースグレードだって元気

ベースグレードだって元気今日のこちらのマスタングは、ぱっと見ではわかりにくいものの、S550でもっともベースグレードとなるV6モデルです(リアエンドのバッジもシンプルなギャロッピング・ホースでした)。
ふだん目にする機会が多いS550マスタングですが、2015年から2016年にかけて国内でフォードジャパンにより正規に販売された50 YEARS EDITIONの2.3EcoBoostモデル以外にも、並行車として販売されたモデルがけっこう多いことを、これまでの出会いを通じて実感しています。それはシェルビーGTといったハイパフォーマンスバージョンはもとより、今日のようなベースグレードや、私の自宅の近くには5.0 V8モデルもいます。このブログでMustangカテゴリーで直近の記事を見ていただくと、いかにそうした並行車が多いかおわかりいただけると思います。

一方で不思議なのが、そうしたこれまでに目にしてきた並行もののS550には、フェイスリフトを受けた2018モデル以降の個体が含まれていないこと。2019モデルから設定されたブリットなども路上ではまだ見ることができていないので、これからどこかで出会えるのが楽しみです。

もっとも手間いらずなディーラー経由でなく、たとえ入手と維持にそれなりの手数と対応も必要になるルートであったとしても、手にしてもらえる・気に入ってもらえる車というのは幸せなものです。まぁマスタング(フォード)の場合は、正規ディーラーに頼りたくてもできないことが前提なのですが。
Posted at 2020/02/26 22:28:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2020年02月21日 イイね!

新しいヤリスにフォードの新型車的な期待を覚える

新しいヤリスにフォードの新型車的な期待を覚えるヤリスを見ました。カーディーラーが軒を連ねるエリアだったので、この週末に開かれる発表会を前にしたディーラー試乗車などだったのでしょう。初めて見たヤリス実車がこの路上での実動車だったのですが、その第一印象は「小さっ!」。写真には入っていないですが、ヤリスのすぐ前にはアクアがいて、それと比べてもかなりコンパクトであるように映りました。上方へ向けて絞り込まれたボディと、相対的に張り出したたくましい下半身、そこに収まる4つのタイヤがぐっと踏ん張ったスタンスに、どこかしら初代Kaの像がダブって感じられました。

・・と、半ば強引にKa=フォードと結びつけたところで、しかしこのヤリスに対してはフォードの車に対するのと同じような期待感を率直に抱いています。それはトヨタとフォードに共通する、いずれもごく一般的な、世の多くの人たちが当たり前に選び、接するという前提のもとで供給される商品であるという事実が第一にあります

少し前に、みんカラで「トヨタの車を誰も批判しないでいいならばそれに越したことはない」といった趣旨の投稿があり、まったくもって同感です。車に対して一般的な以上の思い入れがある人がわざわざ選ぶ車が、一定以上の商品性を備えているのはある意味で当然なこと。それよりも、そこまで車に特別な感情を持たない圧倒的多数層のための車こそ、基礎がしっかりしていて信頼に足るものであれば、社会的にどれだけ素晴らしいことでしょう。
私はこれまでフォードの車に対して、見た目の派手さやわかりやすいアピールポイントは弱くとも、そうした基本的な商品体力の確かさを感じ、信頼し続けてきました。そして、今度のヤリスをはじめ、直近のトヨタに対しても同様の感触を覚えているのです。人の移動(モビリティ)に対する企業としての定見と哲学とビジョンのもとで、自動車という存在をどのように位置付けてまとめあげるか。そのような難しいテーマに正面から向き合い、規範となるモデルを示すことができるプレーヤーは、誰もが務まるものではないと思います。

フォードにしてもトヨタにしても、企業規模やこれまでの実績・今後のポテンシャルを顧みれば、十分にそうした役目を担える存在であり、それらが供給する車がいいものであることに対しては全面的に肯定します。ヤリス、試乗もぜひしてみたいです。
Posted at 2020/02/21 22:52:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2020年02月18日 イイね!

ガラス戸越しのレア・フォード、札幌に生きる。

ガラス戸越しのレア・フォード、札幌に生きる。昨日から札幌に滞在していました。札幌はちなみに、3日ほど前からの降雪で街がちょっとした雪景色になっていて、急な積雪に交通もやや混乱気味でした。

今日は仕事が始まる前、朝早い時間に札幌市の中心にある北海自動車工業の本社を訪ねてきました。毎火曜日が店休日ということで、バックヤードに駐車されている車もなくちょっと寂しかったのですが、そこで私は決してあきらめませんよ。敷地内にあった少し古めかしい造りの小屋の中をガラス戸越しに歩道から覗いてみると、そこには何気に、日本ではきわめて珍しいフォードの後ろ姿が拝めるではありませんか!

「Five Hundred」ー2005年モデルとして登場し、その後2008年モデルで商品内容はほぼそのままに、トーラスへとネーミングを変えられるまでのわずかな期間だけ、北米市場で販売されていたラージサルーンが「ファイブハンドレッド」です。おそらく日本にはごく少数のみ生息しているであろうレアモデルですね(以前に小田原のショップに販売在庫があったのを知っています)。ちなみにこちらのファイブハンドレッドはリアエンドからの姿しか確認できなかったのですが、アルミホイールの意匠から、おそらくフロントがマイナーチェンジを受けた後期型ではないかと推測しています。

ファイブハンドレッドのフロントの意匠についてご存知な方は少ないと思います。2005年モデル・オリジナルのファイブハンドレッドは、当時のフォードのデザインアイデンティティであったニューエッジ・デザインに則した、2001年型モンデオのそれに近い構成のフロントフェイスでした。それが、2008年モデルで、新たに2010エクスプローラーに近いイメージの、クロームメッキ仕上げ3本バーのフロントフェイスに差し替えられたのです。そしてそのフェイスリフトを受けた直後、突如フォード伝統のネーミングであるトーラスに車名を変えられ、ファイブハンドレッドのブランドは消滅しました。
ファイブハンドレッドが、SUVの興隆に伴い地位を低下させていた4ドアセダンの復権をめざして登場したものの、泣かず飛ばずで、知名度に長けたトーラスの名にすげ替えることで浮揚を図るも・・失地の回復には、2010年のトーラス自体のフルモデルチェンジを待たねばなりませんでした。

3年間という短い期間に、実に数奇な?運命を辿ったサルーンとして記憶されるファイブハンドレッド。その後期型がこうして北海自動車工業さんのおそらく社用車として現存していることが嬉しいです。
Posted at 2020/02/18 23:26:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | Five Hundred | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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