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ロボ部長のブログ一覧

2020年08月05日 イイね!

重箱の隅をつつくような・・Mach Eのルーフエンド

重箱の隅をつつくような・・Mach EのルーフエンドマスタングのEVであるMach Eのカタログを眺めていて、おやっと思わされたのがルーフエンドの造形処理。こちらの拡大写真で赤く囲った部分です。



黒いルーフ部分が白いボディパネルから一段高くなったような造形になっているのがわかりますでしょうか?これは、特にサイドから見たときにファストバックのきれいなルーフラインの流れを維持しながら、後席乗員のヘッドスペースを確保しつつ、空力性能の向上を狙っての策だと思われます。それにしてもここまで実際のルーフライン(黒いルーフ部分のライン)と、見かけ上のルーフライン(白いサイドパネル部分のライン)とが明確に異なった処理はなかなか珍しい。
Mach Eがマスタングのイメージを主張するためにファストバックの形状を強調したい、しかし2+2のクーペではないから居住性も損なうわけにはいかない。その両立を目指したゆえの造形テクニックと理解できます。

そして、このような造形処理ー流麗なルーフラインを持ちつつ見た目よりもちゃんと乗れるーの過去の典型として思い出されるのが、こちら、ランティス・クーペです(撮影は本日)。



これもボディサイドの弓なりのクーペルックなルーフラインとシルエットを強調しながら、実際には5ドアハッチバック的な空間を確保するべく、ルーフ後端部を一段膨らませたような造形が施されています。このランティスが登場した当時は、なんとも不可思議でトリッキーな造形処理だなあと思わされたものですが、その手法をさらに発展させたかのような造形が最新のMach Eに施されてきたのがおもしろい。
Posted at 2020/08/05 21:22:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2020年08月01日 イイね!

8代目フィエスタがもたらした大きな意識変化

8代目フィエスタがもたらした大きな意識変化いまのフィエスタでお世話になっているフォード茨城の守谷店さんから、6ヶ月点検の案内ハガキが届きました。9月だからまだ少し先とはいえ、それでも乗り換えてもう半年近くになるのか。早いものです。
フィエスタ定期点検の案内は合計3箇所から届いていました。守谷店さんのほかに、前のフィエスタでお世話になっていた市原の高畠さん、時々お世話になったことがある自宅近所のJeep江戸川店さんからも。それぞれ同じくらいのタイミングで案内をいただいていましたが、やはり守谷店さんからの案内には、店名として「フォード店」が掲げられているのが嬉しい気分にさせられますね(ちなみに以前までお世話になっていた2店へは丁重に今後の案内の辞退を申し出ておきました)。

さて、8代目・B299フィエスタとの半年近い付き合いを通じて、車のスタイリングに対する私自身の意識と嗜好性が明らかに変化しました。平たくいうと、車のスタイリングはその車が備えるビークル・ダイナミクス(動的性能)を的確に表現すべきだ、と考えるようになったのです。
ここ最近は、あれほどまでに気に入っていたはずのS197マスタングの初期型が、やや退屈な物足りないものにさえ感じられて、MCを受けた2010年以降の方が、マスタングのキャラクターや性能をより高く反映していて魅力を覚えるようになりました。
以前の愛車である6代目B256フィエスタに関しても、立体造形物としてのまとまりのレベルは相当に高いことは今でも疑いませんが、あの車本来のポテンシャルに照らし合わせて果たして正当なかたちであったかというと・・・。フィエスタの7代目の開発にあたり、当時のフォードのデザイン担当副社長J.メイズが、成熟・保守路線に傾斜したニューエッジ・デザインから決別すべくGMからマーティン・スミスを招いた大英断が、今になって大いに納得させられます。

こんな意識の変化も、ひとえに8代目フィエスタの商品キャラクターとスタイリングのマッチングがあまりにも見事であるから。このフィエスタの基本的なプロポーションと各部のディテールは、フィエスタ自身が持っている高い動的ポテンシャルを過不足なく表現しています。それでいて、使い込んでみれば不自由さや人の感覚に障るような部分もないパッケージングで快適に付き合える。日々乗るたびに、意匠と機能との高度なバランスに感心させられています。

みんカラの愛車紹介で、前の6代目フィエスタのことを「均整・端正・抑制」と3つのseiでもじって表したのに倣って、8代目を言い表すのに適した韻を踏んだ表現は?と考え、出てきたのが「愉快・痛快・爽快」の3つのkaiでした。いろんな場面でよく使われるフレーズで、そもそもkaiの字が3つとも同じ「快」なあたり、トンチもヒネリもまったく効いていないですが、やはりこれがもっとも8代目という存在を言い得ている表現であるように思えます。
それにしても、一度覚えてしまった「快」からはそう簡単に抜け出せそうもありませんね・・
Posted at 2020/08/01 14:47:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
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