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ロボ部長のブログ一覧

2020年11月14日 イイね!

シェルビーGT350、真に唯一無二な存在として。

シェルビーGT350、真に唯一無二な存在として。マスタングのハイパフォーマンス・バージョンたるシェルビーGT350(350R)の生産停止が間近です。2021年モデルから登場するマック1が継承するかたちでの、いわば発展的解消にあたるのでしょうか。確かに、オーバー5Lの自然吸気V8+MTというコンベンショナルな成り立ちは両車に共通であり、フォードとしては絶対的な出荷台数がそこまで多くはないパフォーマンスモデルに似たような2車を設定する必要もないというのは、当然の経営判断として理解できます。
とはいえ、シェルビーGT350にあって新しいマック1にないものーそれこそがGT350最大の魅力とされる、通称“Voodoo”V8。世界中のフォードの多様な車種の中でも、このGT350にしか搭載されていないという究極の専用設計エンジンです。今回のGT350の生産終了に際して漏れ伝わるところでは、やはりこの専用エンジンに起因するコストが足かせであったとかなかったとか?おそらくこの“Voodoo”が今後他のモデルに積まれることはなく、不世出の名機として語り継がれるのでしょう、それを搭載した唯一の存在としてのシェルビーGT350とともに。

私はこれまでにシェルビーGT350を2度ほど見てきました。偶然にも、それらはいずれも自宅のすぐ近場での遭遇で、しかもどちらも幸運なことに静止状態でなく走行中であったため、自慢の素晴らしいエグゾースト・ノートを耳にすることができています。それは本当に「粒の揃った」、いかにもアメリカ車っぽい大味なサウンドとはまったく異なった、精度の高さを感じさせる、心底惚れ惚れさせられる音でした。
私自身はスポーツカーにもし乗るなら、なるべく小型で軽くシンプルなのが好みだから、いまのシェルビーGT350だと少しばかり大柄かつオーバークオリティに感じられますが、しかし唯一無二のNAエンジンと3ペダルMTとの組み合わせによる原初的なスポーツドライビングを堪能できるであろう点で、たとえ生産が終了されても、私にとって将来にわたり憧れの一台として存在し続けます。
Posted at 2020/11/14 14:58:04 | コメント(6) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2020年11月10日 イイね!

実はものすごいパンテーラが駅近くの歩道沿いに

実はものすごいパンテーラが駅近くの歩道沿いに仕事で出向いた先のすぐ近くに、国内でパンテーラのサービスといったらここ!とされる専門店があるので、目的地の一駅手前で降りて通りを歩いて行くと、いきなりこの写真の光景が目の前に・・そりゃあ驚きますよ。駅からそれほど離れていない、人の行き来も多い大通り沿いに、パンテーラが突如こうしてお尻を向けているんですからね!

この真後ろからの写真だと一見わかりづらいですが、相当のオーバーフェンダーっぷりであり、しかもそれは後付けのボルトオンでなく、ボディパネルと完全に一体化されています。リヤタイヤの異様なまでの太さを見ればそのマッシブ度合いも想像が付きますよね?さらに、それに伴っての、ホイールのリムの深さといったらなかった・・そしてこれまた巨大なリアウイングの間からはエアクリーナーの突き出しも・・その下には当然のことながらフォードのV8が鎮座しているのでしょう。
これらの特徴的なディテールの数々から、最初にこちらを見た時は「ずいぶん派手な、手の込んだモディファイがされたパンテーラだな」と率直に思ったのです。

パンテーラはイタリアン・エキゾチックカーであるとともに、フォードとの関係の深さもあって、アメリカン・マッスルカー的なキャラクターも有する稀有な車です。それだけにオーナーさんによって思い思いのモディファイを施された個体が多いというイメージをパンテーラに対して持っていて、こちらもきっとそうした一台なのだろう・・くらいにしか感じなかったのですが、甘かった!帰宅してパンテーラの文献をめくってみたら、どうやらこの個体はGT5Sという、1985年にリリースされたデ・トマソ純正の稀少なハイパフォーマンス仕様のようです。オーナー個人によるカスタマイズというレベルを超えた一台で、もしかして今日は朝から何気にすごいモノを目にしていたのかも?
Posted at 2020/11/11 00:00:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2020年11月09日 イイね!

ファミリアとレーザー、カブリオレは共通!

ファミリアとレーザー、カブリオレは共通!ファミリアとレーザーがバッジエンジニアリングによる双子車であるのはご承知の通り。それにしたって、ファミリアに設定されていたカブリオレまでもがレーザーに設定されていたことは驚きです。決して数が多く出る車型ではない、「遊びグルマ」のカブリオレでさえも双子車をキープするなんてね・・さて一昨日前、六本木を歩いていて不意に目の前に現れたのが、なんとこちらのファミリア・カブリオレ!はっきり言って、この界隈でこの車と出会うのは、R&Rのオープンカーであるドーンと会うよりもはるかにレア度が高い(^^;)。そもそもいま現在、国内にファミリアのカブリオレなんて何台現存しているというのでしょうか??

ここからは一気にマニアックばなしです。ファミリアとレーザーのアウタースキンは各世代ごとに微妙に作り分けられていました。特にこのカブリオレがあった代の両車はフロントエンドとリアエンドだけでなく、サイドパネルさえもそれぞれのオリジナルにされ、意外と印象が大きく異なっていたものです。
しかしカブリオレに関しては、さすがにボディパネルを作り分けるほどの投資はできなかったようです。リアエンドがファミリアとレーザーとで共通であることを、今回ファミリアのカブリオレを見て確かめられました。これがハッチバックのレーザーなら、ファミリアとは全く違ったテールランプのはずだし、そもそもリアエンドのボディパネル自体が違っていました。その意味では、ことカブリオレに関しては、ファミリアとレーザーはフロントグリルとエンブレムを変えただけと言っていいのでしょう。
いまから10年近く前に撮影したレーザー・カブリオレのリアからの写真をご覧ください。ファミリア・カブリオレとバッジとエンブレム以外は共通であることがおわかりですよね。ちなみにこのレーザー・カブリオレは、今年の夏にも走行中の様子を撮影することができたので、たぶんいまもバリバリの現役であると考えられます。今回六本木で出会ったファミリア・カブリオレともし2ショットできたら悶絶しそうだな・・



Posted at 2020/11/09 20:39:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2020年11月07日 イイね!

トラコネーそれはアクティブな趣と実質的な成り立ちのバランス

トラコネーそれはアクティブな趣と実質的な成り立ちのバランス港区内のとある一角に、このトランジット・コネクトが。もともとヨーロッパフォードを起源とし、それがいまやアメリカでも伝統のブランドであったエコノラインに取って代わった、押しも押されぬフォードを代表するMPVです。しかし日本では目にする機会はまだ少ないですね。

実車を前にしてまず感じたのは、車幅が意外と狭く、国産ミニバンと同等のスケールであることへの驚きでした。あとで調べたら1,850mm程度というから、それこそアル/ヴェルあたりと十分に互角なサイズです。これだったらいまの日本の路上でも手に余すこともない、おしなべて大型化した国産車を見慣れた目には、むしろコンパクトで適切にさえ映るくらいでした。
そしてこちらのトラコネは、上級のタイタニアムでなく、標準トリムであるXLTであるため、エクステリアも光り物などが少ない質実的な仕上げにされています。フロントエンドはかつてのキネティック・デザインの文法に従ったダブル・グリルが目立ち、ボディサイドも斜めにキックアップしたサイドウインドウのオープニングラインがピラー1本ずつに反復されるなど、全体にアクティブなイメージが強調されていますが、装飾は控えめなのが商用車ベースたるトランジットならではで好感が持てますね。

最近、自分のフィエスタのコンテンポラリーな存在感がすっかり馴染んできて、一昔前の地味でアノニマスなフォードのあり方に対して物足りなさを覚えるようにさえなっていました。しかしこちらのトラコネを見て、アクティブな趣と、実質的な成り立ちとはちゃんと両立できるのだなあ、と納得。このトラコネに見られるのは、フォードらしさの今日的な表現と言っていいのかもしれません。
Posted at 2020/11/07 22:59:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | Transit | クルマ
2020年11月05日 イイね!

写真集:日本に入ったシークレット・フォーカスたち

写真集:日本に入ったシークレット・フォーカスたち昨日までヤフオクに出ていた2019年式フォーカスST-Lineのドイツ仕様車は、エンジンルームがスッカラカンなドンガラ同然での出品だったから、明らかに実験用か研究用に供された成れの果てと見るのが妥当でしょう。外されたエンジンとミッション以外は輸入時のままとされていましたが、当然のことながら国内での登録に必要な書類もなく、どう見ても日本で走らせることは不可能と思しき個体でした。さすがにこれを競り落とすような人はいないだろう・・と思っていたら、驚いたことにしっかりと落札されていましたね。落札値は10万円です。一体どこのどなたがどういう目的で入札したのか、他人事ながらとても興味があります。まあしかし、今後このフォーカスを国内で目にする機会はまずないことでしょう。

これまでに、今回のST-Lineほど極端でなくても、実験や研究調査目的などで日本に入れられたものが、用済み後に中古車市場に流れてきたと思われるフォーカスを何台か目にしてきました。とかく不思議なのは、そうした個体はことごとくフォーカスに集中していることです。フィエスタなどはそのような痕跡がある個体に出会ったことは一度もありません。
これはフォーカスがゴルフと並ぶCセグメントの世界的な代表車種で、フォードがいっとき謳っていたような「世界でもっとも売れているCセグメント車」であることで、国内各社においてもベンチマークとして研究対象に位置づけられているため、さらにそれだけでなく、国内のサプライヤーでフォーカスに部品が採用されている所なども意外と多いのかもしれません。

今回は、そんな「ちょっと謎めいたフォーカス」として私がこれまで国内で見てきた各車を取り上げます。ちなみに、ここで紹介するフォーカスがすべて実験・研究調査を目的としたものかは一切定かではありません。私がかつて乗っていた北米仕様車のように、純粋に個人オーナーが現地から持ち帰った個体も含まれるかもしれません。いずれにしても、実際にはより多くのフォーカスが密かに輸入されていて、各社の研究などに用いられた後、市中に流れ出ることもなく、そのままスクラップされているケースも多いはずです。


Posted at 2020/11/05 21:31:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | Focus | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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