スカイラインの父、逝く

スカイラインの生みの親
桜井真一郎さんが
今月１７日午後１０時２３分、心不全により東京都世田谷区の病院で逝去されてしまいました。
享年８１歳、死にはまだ早い、そう思うばかりです。

初代から七代目までを手掛け、スカイラインの礎を築かれたお方
桜井さんナシに、日本のモータリーゼーションは無かったことでしょう
あったとしても10年は遅れていたことと、想像には難しくありません

子どもの頃、気づけば手に握っていたミニカーはスカイライン
スープラやセリカではなく、スカイラインでした。

覚えたての言葉の中にも、スカイラインは混ざっていましたし
R32スカイラインと共に、歳を重ねて来た私にとって
スカイラインはやはり特別な存在
切っても切り離せない名車です。

その生みの親、桜井さんが逝去なされたというニュースを聞くに至り
非常に悔しい気持ちでいっぱいです。
是非、一度だけ、一刻だけでもいいからお会いしてみたかった。
モータリゼーションの一翼を仰いだ師として
是非お目にかかりたかった。

桜井さんは逝去されても、スカイラインがある限り
桜井さんの名は語り継がれ、輝き続けることと思います。

桜井さんのスカイラインにかけた一生と
スカイラインを生んでくれた事に



黙祷






私達の国にはスカイラインがある、それは偉大な産物である。

どうか、天国へ到着されても
スカイラインを乗り回し、その自由な世界を謳歌してください

もしカール・ベンツやフェリー・ポルシェにお会いした際は
胸を張って、スカイラインを自慢してください
それだけ素晴らしいものをお造りになったのだから