
(神社古墳になっていて、正面の浅間神社の鳥居)
20~22日は関東平野北部に仕事に行ってましたが、21日午前はかなり早く終了したので、例によって古墳めぐりです。まずは以前にも訪れた愛宕塚古墳(の神社)に参拝、ここは参道が妙に?落ち着いた感じで良い。
そして、検索したところ東日本最大級の円墳とある
千駄塚古墳に向かいました。ついてみると神社古墳で、
浅間神社とあることからこの古墳を富士山に見立てたものだろうと想像がつきます。
こんもりとした森が千駄塚古墳だ。頂に富士山信仰の浅間(せんげん)神社を祀り、入口には鳥居が構える。別名「浅間山古墳」ともいわれる。 千駄塚古墳群の中心墳ともいえ、北に宮内古墳群、南に牧ノ内古墳群を従え、この3つで間々田地区の一大古墳群を形成している。 思川の段丘上に築かれた東日本最大級の大形円墳で、関東有数の大きさを誇る。直径は約70m、高さは約10mを測る二段築成。截頭円錐形(さいとうえんすいけい)の墳丘を幅15m?20mの周湟がめぐり、とくに西と北側にはっきりと残る。 埴輪(はにわ)・葺石をともなわず、内部主体が未調査のため築造年代は不詳だが、古墳時代後期とみられる。 墳麓には近くの古墳から出土した家形石棺が保存されている。昭和32年(1957)8月27日、石棺が考古資料、古墳が史跡として県の文化財に指定されている。 空から見ると、木々が生い茂るまあるい形をした森だ。
(小山市観光協会HPより)
上っていくといろいろな小さな神社があって、頂上に浅間神社があります。参拝後に社殿をみると、墳丘や参道を地域の人々が整備したことがわかります。自治体からの補助があったのかはここからはわかりません。
神社としてみれば
富士山信仰に関係した
富士塚とも言えます。そういう観点から詳しく書かれた
ブログがありました。
付近を散策すると、石棺と大きな石が固まっていて、その時はこの古墳から出土したものと思っていたのですが、どうも近くの別の古墳のものらしいです。割と小さく大人が足を伸ばして入るのは無理そうです。当時の人々の体格が小さかったのか、あるいは被葬者が
子供と言うこともありえるか?
更に石棺の近くの石が
支石墓のように見えるのですが、後世意図的にそう並べられなものだと思います。もし本物なら古墳より相当古いことになります。

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Posted at
2011/06/22 22:06:34