神社ってほんと多いわ

　去る１４日に仕事のついでに埼玉県深谷市の寅稲荷神社（古墳）に立ち寄りました。駐車場なし。
　ここは神社古墳で前方後円墳のようですが、前方部～後円部にまたがって社殿が建っていて、拝殿と本殿にわかれています。これまで見た神社古墳は大抵が狭い円墳の墳頂に社殿があり拝殿と本殿の区別はないことが多かったので珍しいと思いました。

　が、考えてみるとこのような形式で建てるにはかなり墳頂を削平しなければなりませんね。主体部（埋葬施設）未調査ということなので、墳頂付近に直葬ではなく横穴式石室がどこかにあるんでしょう。

　ところでこの鳥居をこのサイト（http://sgkohun.world.coocan.jp/SAITAMA/okabe/toraina2.htm）でみると、稲荷神社でよく見るようなものだったところが、こんな風になっちゃってます。老朽化とみるかわびさびとみるか。




　それにしても我が国に神社って本当に多い。この付近だけでもそれぞれ１ｋｍも離れずに多数分布してます。車もない時代にそれぞれの日常の生活圏に１社はあったという感じでしょうか。


　汎神論のまえに汎神社？