
去る10月4日、群馬県伊勢原市の大國神社に立ち寄りました。この地域ももう数えきれないほど訪れてますので、いろいろな史跡や神社の前を素通りしているなかで、時々立ち寄るパターン、これは
車で移動していないと無理、観光化されてないところをめぐることに意味あるわけで。さて、境内には仏教的な形をした祠や石塔がありました。この地域の神社の社殿はなにやら仏教的な形に見えるものが多いような気がする、淡路島もそんな感じだったかな。
そして、例によって社殿の周りを探索していると「
富士嶽神社」の石碑を発見。あれ
、小御岳神社ではないのか、とも思いましたが富士山信仰には関係あるんでしょう。境内の木の前にあって、その周辺には大きな石が転がっていて、ミニ富士塚の残骸かもしれない。
さて、富士嶽神社とは聞きなれないと思ってたところ、ブログ見てみると昨年10月16日に館林市の富士嶽神社(古墳)を訪ねてますね。(
https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/blog/24176219/) さらに調べてみると
富士嶽神社は現北口本宮浅間神社のこと、そして江戸時代に大流行した富士講の総本山だというのですが、はるか古代から富士山信仰はあり、古来から勅使で純粋に富士山を祀る浅間神社は存在しています。(富士宮の本宮、須走浅間神社、河口浅間神社)。浅間神社は古来からの山岳信仰とともにあり、富士講・富士塚はかなり近世になってそれに付随してきた。そうすると浅間神社ではない富士講・富士山信仰もあるわけで、先日の扶桑教などはそういうものなんでしょう(要するに新しい)あるブログには
「富士山を修行の場と捉えるか、神のおわす山と捉えるかでは全く意味合いが違いますね。」
とありましたが、後者だと信仰になりますが、前者だと仏教徒でもない、あるいは無神論者だが座禅は心身に良さそうだ、というのに似ているのか。
フォト:
https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/car/796726/3282605/photo.aspx
ブログ一覧 |
富士塚 | 旅行/地域
Posted at
2012/10/07 08:17:33