NHKスペシャル
2013年9月21~22日 午後9時00分~9時58分
神の数式というのは、
数学的実在論ですね。そしてそれはプラトン主義である。既に退会したMIXI上でブラックホールなどについて勉強?した時にいろいろ考えて
理論物理学者は数学的実在論者
一般相対性理論と量子力学(番組では素粒子の理論 )は相性悪い
ブラックホールの特異点と宇宙の始まりは大いに関係あり
という基本線はもう押さえてある。しかし、
カメラ初めてからちょっと勉強が中断なので知らなかったこともいろいろあり、超ひも理論の方程式から“演繹的に”相性が悪いとされる一般相対性理論と素粒子の理論の数式が導出されるなら、もはやこれを疑う理由がなくなる。
一般相対論や量子力学はより世界の表層にあり、超ひもはよりイデアの側にあるのが明らかじゃないのか。
また、この計算のなかで
完全数496が頻回に出現しそれはギリシャ時代から宇宙の調和を表すとされてきたことは面白い(ピタゴラス派か?)
そして、最後にでてきた「10の500乗個の異なる宇宙の存在」というのは超ひも理論でいうランドスケープのことであろう。マルチバースについては「難問」とだけ言ってあるのかないのかの言及を避けているようだった(私はあると思う)。これにより
更に哲学とも数学ともいえるような探求が続くという含みで終わっている。
やはり思弁哲学ではなく、数学的探求の中に哲学的なものをも見出すのが正しかろう、と思うがある程度数式で追いかけられるレベルにならないと
世界はこうだと実感はしない......とか考えると
そろそろまた学びたくもなってくる。
(これが終わって途中からトランスフォーマー見ながら書いてるが)
============(NHK HP より概要)======================================
第1回は、2千年以上に及ぶ人類の思索の歴史。それは、全宇宙の謎を解く唯一無二の“神の数式”を追い求めた歴史でもあった。ニュートン、アインシュタイン以来、科学者たちは「あらゆる自然現象は、最終的には一つの数式で説明できるはずだ」と信じてきたのだ。そして今年、ヒッグス粒子の発見によって、人類は“神の数式”の完成に向け、大きく前進しようとしている。この番組は、“神の数式”の探求に挑んだ天才たちの、苦悩と創造、ときには狂気さえはらんだ思索のドラマをビジュアル化することを目指す、野心的シリーズである。
第1回は、「なぜモノに重さ」があるのかという、素朴とも言える問いに挑んできた天才たちの物語。ヒッグス粒子の発見は、ノーベル賞を受賞した南部陽一郎博士らの「標準理論」と呼ばれる数式が、全ての物質を書き表す数式であるということを証明するものであった。その本質は、「もともと対称だった世界が、対称でなくなることで重さが生まれる」という奇想天外なものであった。あまりの大胆さ故に一度は葬られた南部博士の理論がどのようにして蘇り、ついには実験で確認されたのか、今年91歳になる南部博士らの証言ドキュメントと最新CGによって、知的興奮に満ちたドラマと斬新な世界観を描いていく。
第2回は、物質の理論を手にした物理学者たちが、もう一つの偉大な理論、広大な宇宙を支配するアインシュタインの一般相対性理論(重力理論)との統合をめざし、その2つを網羅する“神の数式”に迫ろうとする闘いを描く。ミクロの物質から、極大の宇宙の果てまで、ほとんどを数式で表すことに成功した人類だが、どうしても説明できない場所が存在する。それはブラックホールの奥底だ。宇宙空間の超ミクロの点を解き明かすことができれば、宇宙がどのように始まったのか、という究極の難問にも答えることができる。
現在彼らがたどり着いたのは偉大な2つの理論を含む「超弦理論」と呼ばれる最新の数式。しかしその数式が示したのは「物質の根源は点ではなく、“ひも”である。そして、この世は“10次元”でなければならない」という、私たちの常識をはるかにを超えた世界像だった。車いすの天才スティーブン・ホーキング博士ら一流の物理学者たちが、ブラックホールをめぐって議論を闘わせてきた、人類の知のフロンティアを映像化していく。
ブログ一覧 |
宇宙 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2013/09/22 22:34:35