
自分が今どこにいるのか?―現在、私たちはGPS(グローバル・ポジショニング・システム)などを利用することで、世界中どこにいても正確な緯度と経度を求めることができます。しかし300年以上前の大航海時代、海上で経度を測定することは大変困難でした。海難事故が続いていたイギリスでは「経度を発見する(finding the longitude)」という言葉自体が「不可能である」という意味で使われていました。その不可能を可能にしたのが、時計職人であるジョン・ハリソンが発明した航海用精密時計「マリンクロノメーター」でした。位置を知るには、正確な時刻が必要不可欠であり、時計と航海は共に発達してきたといっても過言ではありません。
セイコーミュージアムと日本郵船歴史博物館の共催展である本展では、古代から現代までの航海術や航海計器を紹介しながら、時計技術の進化と航海術の歴史を振り返ります。
--------------------------
横浜の赤レンガ倉庫辺りを散策中に日本郵船歴史博物館に立ち寄りました。ここは何回か来たことはあります。
船と時計と言えばマリンクロノメーター、腕時計好きなら時々時計雑誌にも記事が出るのでジョン・ハリソンとか、マリンクロノメーターによって船の位置が分かるようになり遠洋航海ができるようになったこと、それを段々小さくしていって懐中時計のように携行できるようになり、やがで腕時計となっていくという流れを読んだことがあるでしょう、
また今回の展示には関係ありませんが、かつて時間は為政者のもので古くは暦は神官によるものだったり庶民は教会や寺の鐘の音などで知っていたのですが、腕時計のように各人が携行できる時計ができたことで時間を為政者が支配する時代ではくなったが、一方で工場のように分刻みで仕事(と労働者)を管理する産業の発展に関係していることなど.......
存在を知らなかったものもありました、夜時計のようなやつとか。
所有する腕時計は久しく増えてはいないのですが、久しぶりの時計ネタとなりました。
Posted at 2018/11/11 19:35:10 | |
トラックバック(0) |
時計 | 旅行/地域