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ひがしかぜのブログ一覧

2024年05月11日 イイね!

黒田古墳群19号墳(埼玉県深谷市)

黒田古墳群19号墳(埼玉県深谷市)近頃は車での埼玉~群馬県界隈の探索が少ないですが、花園IC近くの探索で富士塚が見つかりました....と言いたいところですが、てっぺんの社殿の中を見るとどうやら稲荷で、富士塚ではありませんでした。次に考えられるのが神社古墳ですが、帰宅後に調べると黒田古墳群19号墳と判明しました。


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側縁の石も葺石の雰囲気があり、現地でも古墳だろうとは思っていました。

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ところで、黒田古墳群は以前に探索したことがあり、記録では2015年11月に2号墳と16号墳を訪れています

黒田古墳群は、この付近一帯にあった30基に余る古墳の総称である。
長い年月の間に荒廃していたが、荒川中部第1次ほ場整備事業実施に当たり、昭和49年に13基が調査された。また関越自動車道花園インターチェンジ設置に伴い、昭和52年に3基が発掘調査された。
古墳の内部主体は河原の自然石を乱石積にした横穴式石室で、大部分が袖無型で狭長な長方形プランである。
副葬品は、大刀・鉄鏃等の武器、轡・壷鐙金具等の馬具、高杯・提瓶等の須恵器、装身具としての空玉・管玉・丸玉等多くの玉類が出土した。構造や出土品等を総合的に考察すると、築造年代は6世紀後半から7世紀初期と考えられる。
昭和52年4月、主墳である前方後円墳1基と、東方約160mの円墳1基を町の文化財に指定した。

昭和60年3月    花園町教育委員会


フォトギャラリー 埼玉県深谷市の探索
Posted at 2024/05/13 15:45:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 古墳 | 旅行/地域
2023年04月13日 イイね!

八雲神社古墳(埼玉県川越市)

八雲神社古墳(埼玉県川越市) 久しぶりに古墳ネタとなります。川越市を探索した際に中台元町の八雲神社を初訪、如何にも富士塚のような塚の上に社殿がありました。しかし、富士講碑や合目石など富士山信仰の痕跡はなく、そうなると古墳の可能性もありますが..... 麓を一周してみるとなんとなく周溝のような感じもある地形です。ただ、古墳の説明版もありませんでした。

 もともと、塚というえば富士塚の探索が多いですが神社古墳」という探索のカテゴリーもありまして、最古の記録では2011.05.18  御諸塚古墳 の記事に“神社古墳”の語が見えます。10年以上前から古墳や富士塚の探索をしていることになります。なお、富士塚に関心を持ったきっかけのミニ富士塚の記録も2011年5月となっています。神社主体なら古墳神社? となりそうですが、実際には固有名詞としての「〇×神社古墳」という古墳がたくさんあり、神社としては古墳であるなしにかかわらず「▽×神社」と名乗っているようです。

 ネット上では、古墳が壊されていく中で神社古墳という古墳と神社の共存は古墳が残っていく一つの形(神社が建っていると造成で古墳が壊されることもない)という記事もあります。神社を建てたときに古墳という認識がなかった可能性もあって、古墳を残したくて神社を建てたわけではないでしょうが、結果的に残りやすいことは確かですね。


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このように石段になっていますが、側面から見ると

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墳丘のようにも見えます。未発掘の円墳とのことです。

フォトギャラリー 埼玉県川越市の探索
Posted at 2023/04/16 08:05:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 古墳 | 旅行/地域
2022年06月20日 イイね!

地蔵塚古墳(埼玉県行田市)

地蔵塚古墳(埼玉県行田市)(←シェルター風の感じの石室入り口の扉)

久しぶりに古墳ネタとなります。
埼玉県行田市を軽く探索しました。通常ですとさきたま古墳群には立ち寄るのですが、今回は時間のつごうもあり地蔵塚古墳を再訪。記録によれば、2011年12月に来ていました(11月に近くに来て工事中で接近できず12月に再訪している)このときのブログ記事は古墳めぐり(埼玉→栃木)となっていて地蔵塚古墳が特だしではなかったので、再掲することにしました。

登っていくと地蔵があり、社殿のようなものの中も地蔵で神道色がないものでした。これが浅間神社なら古墳利用の富士塚になりそうなものですが、まさに「地蔵塚」です。

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この古墳は若小玉古墳群に含まれ、墳頂に地蔵堂が安置されていることから、地蔵塚古墳と呼ばれています。

墳形は方墳と思われ、築造時期は7世紀中葉と考えられています。規模は、一辺約28メートル、高さ約4.5メートル、周堀幅約1メートル、深さ40~50センチメートルです。石室の形態は胴張りで、奥壁と天井石は緑泥片岩(りょくでいへんがん)、他は安山岩の切石を用いています。奥壁及び側壁下には、根石が置かれていました。遺物としては、石室内から鉄鏃(てつぞく:鉄製矢じり)片や須恵器片が少量出土しています。

この古墳の最大の特徴は、左壁・右壁及び奥壁に線刻画が描かれていることで、烏帽子(えぼし)を被った人物、弓を引いている人物、馬、水鳥、家と思われるものが描かれています。これらの絵からは、広々と広がる沼で鳥が遊び、舟に乗り、かいで漕ぎ渡る景色が想像され、この石室に葬られた人物の生前の姿を描いたと考えられます。

-----------------------------(行田市HP)

石室とは反対側の公園から見ると、

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このようになっています。また、行田市HPには草が枯れている季節の写真があり墳丘の形がわかりやすいです。草ぼうぼうの時期は古墳探索はあまり良くないかもしれません。
Posted at 2022/06/21 19:18:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 古墳 | 旅行/地域
2021年09月08日 イイね!

とうかん森古墳(埼玉県吉見町久保田)

とうかん森古墳(埼玉県吉見町久保田)(← これは古墳なのか?)

 久しぶりに古墳ネタです。
  
 近頃はコロナの影響で都内に留まっていることが多いですが、埼玉県吉見町を探索しました。下細谷天満宮付近できのこが見つかりましたが、その前に久保田という場所を通っているときに如何にも古墳らしきものを発見、現場には標示はないのですが帰宅後調べてみると古墳と判明しました。とうかんもりとは稲荷森で墳頂に稲荷祠があるのですが、各地にいなりを祀ってある同名の古墳あるいはとうかん山古墳と称するものがあるようです。

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 トウカンモリ古墳(トウカン森古墳)という名の古墳です。
名前は墳頂部に稲荷社が祀られており、稲荷の音読みで「トウカ」→「トウカの森」→「トウカンモリ」となった模様。

埼玉県埋蔵文化財情報公開ページのデータでは、「トウカンモリ古墳」と記載され、5世紀後半~6世紀頃の築造と、推定されている様ですが、発掘調査は実施されていない模様で、説明板も無く、埋葬主体部や出土品は不明です。
また、現状直径15m×高さ1,5m程の円墳ですが、南西方向に少々長い事から帆立貝型前方後円墳もしくは、造り出し付の円墳の可能性も有るかと思われます。(埼玉県埋蔵文化財情報公開ページから)付近にも2~3基の円墳が有った模様で、久保田古墳群と呼ばれていたそうですが、耕作の際に崩され、たまたま村境に有った当古墳のみ、頂部に祠を祀っていた事が幸いし、現在も残されて。るそうです。頂部は平坦面が広く、葺石などの礫は皆無。築造年代から推測すると、木棺直葬などの竪穴系と思われます。

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 出典:個人ブログ


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 写真はEOS6Dで撮ったものをスマホに転送してスマホから投稿したもの(こうすることでRAW現像せずに現地でも投稿できる)ですが、やはりPC上で拡大して見るとスマホカメラより画質はいいようです。なお、これは遠くから撮ってこれくらいの画質になっていますが、近づかずに同じ位置でスマホだとこうはなりません。スマホカメラの進歩でカメラが売れないという話もありますけど、スマホの画面だけでしか見ずある程度のレベルでしか見ないという人が増えているのでしょうか。 


フォトギャラリー:埼玉県吉見町の探索
Posted at 2021/09/11 10:42:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 古墳 | 旅行/地域
2020年08月08日 イイね!

綿貫観音山古墳のすべて@群馬県立歴史博物館

綿貫観音山古墳のすべて@群馬県立歴史博物館 近頃は仕事のタイミングなどで探索で群馬県の比率が落ちてますが、群馬県立歴史博物館で古墳の展示をしているとの情報が入ったので、群馬での仕事を午前中に終わらせ、午後から高崎まで移動しました。

 国法決定記念 綿貫観音山古墳のすべて 

 綿貫観音山古墳とは、(偶然らしいが)群馬県立歴史博物館のすぐ近くにある前方後円墳で、記録では2012年4月2013年6月に訪れています。まだCR-Zの時。

 さて、今回の展示はこの古墳からの出土品が国宝に指定されることが決まったことを受けたものですが、コロナ騒動により一応入館は予約制となってます。しかし、実際にはそれほど混んでおらず当日申し込みでも入れるようです。
 展示は充実していて、石室を直接覗いたこともあるのですが、副葬品がこれほどあるとは。(埴輪は常設展示のところにありました)修復されてはいるでしょうが、銅が想像以上に錆びずに残っているのが印象的でした。そして、いろいろと細かい。

 関東地方の諸勢力相互の関係、近畿の王権との関係、朝鮮半島との関係などがわかるらしいですが、図録の説明を読むとこの地域の首長も対朝鮮半島外交に関与したり直接関係を持ったりしたかもしれないと。現在では政府と地方自治体の役割は完全に分かれていますね。ということは、現在の感覚での日本国とか政権があったようなイメージは誤りでしょう。ま、前からわかっていたことですが。で、そういったことを示す品々が国宝になるということは、どういう意味あいかということですね.....

Posted at 2020/08/10 22:24:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 古墳 | 日記

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