
(潤滑油として使用しているシリコンスプレー)
GW10連休にしている人にとってはいよいよ終盤、しかし月曜朝まで籠城の予定で、しばしの休養で自宅に戻っています。ここでひとっ走りできればいいのですがその気力もなく、フェラーリひとコマ進めるに止まりました。
走るというのは車とは限らず、自分の足で走るのもいいですね。サーキット3周で12キロとか。
今回は
フロントのロワシャーシにロワサスアームを取り付けるという

作業です。まず、これまでの号で組み立てていたロワサスアームにサスシャフトを差し込みます。右はスムーズでしたが左はアームの動きに抵抗あり、シリコンスプレー注入しました。
デジタル思考的には左右差ないはずなんですが、実際には公差というものがあるから
微妙な左右差があったり、それが大きな走りの差になったりすると思われます。デジタルは近似で現実はアナログといえましょうか。
そういえば、先日円周率πに関するテレビ番組があって、コンピューターの計算間違いもザラだと言ってました。スパコンで膨大な数の半導体を使用しているから、そのうち一つも故障しない確率は意外に低いのかもしれません。そのため複数の計算式の結果を比較して検算したりする。デジタル的に人間が正しい入力をすればコンピューター自体は間違わないという認識ではこういう発想は出ません。
知らないと怖いことっていろいろありますね。
次いでロワシャーシに取付けて画像のような状態で完成です。だいぶそれらしき外観になってきました。
今回の記事で
エンッオ・フェラーリのことが出ていました。
彼は執務室などにトロフィーや賞状などの
過去の栄光を飾ることをしないで、「ネジ切れたコンロッド、壊れたサスペンション、熔けたピストンなど 失敗の明白な証拠品であるそれらを毎日のように目に触れるところに並べ、同じ失敗を絶対に繰り返さないように、心の戒めとした」と。
歳をとってから
、「私は元◎×です」なんてことを誇りにしなくても その時々で充実した人間になりたいものです。
Posted at 2011/05/06 15:29:32 | |
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