ひがしかぜのブログ一覧

去る１０月２０日、栃木県足利市の正善寺古墳を訪れました。基本的には神社を巡っていて寺によることは少ないですが、ここには古墳がある。たまたま標識を見てのことです。

　現地はお寺さんだから駐車場もある。そこからなにやら鳥居が見えるので、恐らくそこに石室の開口部があるのだろうと思っていってみるとそのとおりでした。墳丘の上も墓地になっていて、寺の墓地の中に鳥居がある。石室には弁財天が祭ってありました。

　夥しい群集墳の所在する大沼田、山川の山丘を北に望み、渡良瀬川北岸の低台地に南西面する前方後円墳である。車塚といわれるが、いまはくびれ部に正善寺本堂が建ち前方、後円の両丘は分断されている。墳丘全長約88m、後円部の径約32、高さ約5m、前方部の幅約38、高さ約4mで周湟をもつ。すでに墳丘は墓地化しているが、後円部に南に開口する横穴式石室があり観音菩薩像などが出土したという。足利地方最大級の後期前方後円墳であり、首長墳としてその存在価値は大きい。


　帰宅後調べてみると、近傍に小円墳らしき小さな富士塚があったようです。（http://kofunmoodys.fc2web.com/asikaga_5_keno_tomita.html）


　その墓地に変わった墓石を発見、それは「前方後円墳の墓」
どうもよくわからないのですが、前方部と後方部を分断するように本堂が建てられているため「古墳の供養」なのか？

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