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  ４月２３日に埼玉県東久留米市で散策、「浅間町」という地名があってそこに浅間神社があったので、これは富士塚があるに違いないと思って行ってみました。結局ひばりが丘～東久留米駅の地域を歩くことに、しかしこの程度は全く苦にならず。

　

　現地に着くと境内は道から見上げるような感じで塚のムード。しかしこれは斜面の縁にあるだけで境内全体が塚ではないようです。境内には富士塚があると思ったのですが、一見してそれらしきものなし。しかし、小御岳神社の鳥居があったので奥に行ってみると塚があり、てっぺんには「小御岳神社」とあって、これが富士塚というわけではないですね。

　
　社殿で参拝を済ませて奥の方を探索するともう一つの塚がありました。てっぺんは「八海山神社」「御岳山神社」「三笠山神社」とあり、山岳信仰ではあるが富士塚ではないな、とおもっていると麓の方に「合目石」を発見しました。　これは富士塚で浅間祠か何かあったのが、浅間神社の社殿ができて富士塚でなくなったのか？

　そこで、帰宅してから調べてみると、

　浅間神社（落合）は、東久留米市浅間町にある浅間神社です。浅間神社（落合）の創建年代は不詳ですが、当社の鎮座する浅間町はもと落合村と呼ばれ、前沢村からの分村と伝えられていることから、開村時に落合村の鎮守として創建したと推定されます。現在は南沢氷川神社の兼務社です。
　浅間神社（落合）の創建年代は不詳ですが、当社の鎮座する浅間町はもと落合村と呼ばれ、落合村は前沢村からの分村と伝えられていることから、開村時に落合村の鎮守として創建したと推定されます。
（http://www.tesshow.jp/tama/ekurumentokyo/shrine_ekurume_sengen.html）

ここで

（落合村）浅間社
社地1段5畝、年貢地。村の東にあり。上屋2間に3間にて中に小祠を置。西向。村の鎮守。例祭3月15日、村民持。
稲荷祠、天王祠。右何れも小祠。本社の左右にあり。（新編武蔵風土記稿より）

とあり、富士塚についてはわからずじまい。ただ、私がこれまで探索したところでは、富士塚ではない塚で合目石を見たことはないので、仮説は有力かなと。あるいは社殿も元からあるが、奥の塚には奥宮のように浅間祠があったとも考えられます。

フォトギャラリー：埼玉県東久留米市の探索