
今月24~25日にかけて静岡市付近を探索しました。まず三保の松原に行ってみましたが天候がいまいちで富士山は見えずスナップ何枚か撮って帰ろうとしたところ、「世界い産おめでとう」書かれた石ころを発見。御穂神社にも立ち寄りました。
フォトギャラリー:三保の松原の散策
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さて、そのあと静岡浅間神社を再訪しました。

ここにはずいぶん以前に来てましたがここには古墳があります。しかし、前回は古墳は見ておらず、今回初訪。浅間神社に古墳があるとなると、これまでのパターンでは神社古墳で富士塚になっているのが多いですが、ここは違うようです。
機山古墳(しずはたやまこふん)は、静岡平野の中心部に突き出た賤機山の南端に造られています。当初は、標高約50m、比高差約30mの尾根上で、ここからは静岡平野を一望することができます。
賤機山古墳は、古くからその存在が知られ、江戸時代の文献にも発見の経緯等が記されています。『駿河国志』(天明三年)、『駿河記』(文政元年)などがその主なもので、「明和年間に古墳の上の大木が大風により倒れ、根の下に穴が開いたため中に下りたところ石積みの部屋(=石室)があり、中に石櫃(=石棺)が置かれている」ことが記載されています。
昭和24年に、後藤守一・斎藤忠両博士により初めて考古学的調査が行われました。その結果、古墳の形は直径約32m、高さ約7mと推定される円墳で、内部には巨石を積み上げて造られた巨大な横穴式石室(よこあなしきせきしつ)があり、石室内には大型の刳抜式家形石棺(くりぬきしきいえがたせっかん)が置かれていることが明らかになりました。

石室の前には古墳の模型がありました。その後、吉田町の神社や小山城を探索。浜名湖(弁天島付近)にも立ち寄ったのですが、浜名湖の入り口の水路も川のように流れる海になってました。

Posted at 2014/06/28 06:29:14 | |
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