7月27日~8月1日にかけて東北地方めぐりました。 これまで新潟にはCR-Zで行ったことがありますが、東北地方は初になります。行くのであれば原発や津波関連のところも直接見ておきたい、と考えて宿は予約したものの、実際の行動は当日の状況でアドリブです。
もうかなり気温も高いので車内にカメラやレンズを置いておきたくない、今回は交換レンズはもっていかずに 70-300mmの一本勝負。
さて、26日には高速から外れて川内村に向かいました。村に入るとすぐに線量計があって、原発に近づいていく実感があります。村の中心地は落ち着いた感じでしたが、この後海岸方向の大熊町に向かう途中の山間部に除染現場があり、また除染で出た土らしきものが路傍に積んであったりと、臨場感といえばそうですが、この土をいつまでもここに置いとけないだろうという疑問が先に立ち。
フォトギャラリー;福島県川内村の探索
山間部を抜けると大熊町に着きました。「この先帰還困難地域」とか「迂回してください」という看板が目立ちました。行けるところまで行こうと進んでいくと、スクリーニング場なるものがありました。ここで一時立ち入りの人が放射線の検査を受けるのか? さらに進んでいくと除染で出た土が半端じゃない量積んである。
やがて帰還困難地域の入り口まできましたが、検問所のようになっていてこれ以上進めません。ほかの方向に回ってみると防犯カメラつきのゲートが閉まっていて警備員はいませんでした。川が境界のようですが、柵の向こうにも普通に民家がある、人為的に地域が分断されてるのがわかります。
翌日はさらに北上して気仙沼市を探索しました。主要な道路には津波の到達がどこまでだったかわかる標識がつけられています。少し走ると津波に流されたらしい平地があって、少し歩いてみると確かに建物の基礎だけ残っていました。
近くの津波でも大丈夫そうな高台には神社があり、登ってみました。この付近の津波のあとを一望できます。
フォトギャラリー:宮城県気仙沼市の探索
そのまま北上し陸前高田へ。街だったところに建物はなくかさ上げ工事の最中でした。土を運ぶベルトコンベアが大規模につくられ、平地はこれから開拓される土地のような様相、よく見ると草の下に街の跡が....
探索していると富士塚のような神社を発見、それは愛宕神社だったのですが登ってみると被災地を一望できる、陸前高田の市役所は高台に移転していて仮庁舎でした。隣接してコンビニと新庁舎の工事現場、ここには建設企業の垂れ幕や旗があって、復興というのは実働しているのは民間企業であることを当たり前ながら実感します。
フォトギャラリー:岩手県陸前高田市の探索
津波は天災ですが、次は何百年先かわからない規模の津波に備えてとても住みにくい街をつくるわけにもいかないのでしょうね。難しいと思います。ググれば現場の写真や動画をネット上で見ることができますが、やはり直接現地に行くと印象が違います。写真も自分で撮るということは構図を自分で決めるということだから、そこには自分の意思が反映されています。ネット上にあるのはあくまでも「情報」でしかない。
そうして一度行くと、この先どうなっていくのかを見守りたい、また行ってみようか、という気持ちにもなります。
被災地を巡った後は秋田方面に北上しました(別記事)
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