2014年08月05日
さて、秋田県を出て南下するまえに大湯ストーンサークルに行ってみました。ストーンサークルといえば日時計みたいな石の構成物を連想しますが、どうも墓らしい。「高等動物の脂肪酸」も検出されているとのこと。宇宙人が....とか超古代文明が.......というものではない。ここにも目指せ世界遺産の声があるようです。
この日はかなり暑く、もう東北も何もないだろう、日本は亜熱帯になったか? という感じでした。ここは列石が良く見えるようになのか、ストーンサークルのあるところは殆ど木がなくて直射日光に曝されます。

大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)は、秋田県鹿角市十和田大湯にある縄文時代後期の大型の配石遺跡。国の特別史跡に指定されている。環状石籬(かんじょうせきり)やストーンサークルとも呼ばれる。
遺跡の使用目的に関しては諸説あるが、近くには構造が似ている一本木後ロ遺跡があり、これは墓であることが調査によって明らかになっており、またそれぞれの配石遺構の下から副葬品をともなう土坑が検出されたため大規模な共同墓地と考えられている。
世界的に広がるストーンサークルやウッドサークルとともに人類に普遍的な円環の思想をそこに看取し、注目する立場がある。(Wiki)
縄文時代後期ということで、弥生人が日本に入ってくる前、国津伸というか原始神道あるいは固有の精霊信仰と言えるでしょうか。しかし、大陸との関係から言えばそうでも人類に普遍的な何かがあるのだとすれば、一度考察したことがあるのですが、外来のものを除いて固有のものを追求していくとしまいにはアイデンティティが融解するんじゃないかと思います。このような円環に普遍性があるのでしょうか。そうえいば禅の円相図を思い出しました。

さて、ストーンサークルを見た後は東京方面に向かいましたが、途中で猪苗代湖をちらっと見て宮城県名取市で古墳を探索して帰りました(別記事)
フォトギャラリー:大湯ストーンサークル(秋田県鹿角市)
Posted at 2014/08/05 20:22:45 | |
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