今年4月に、12年に一度の香取神宮神幸祭の時にはたまたま近くで仕事があったので見ることができました(
https://minkara.carview.co.jp/userid/946290/blog/32885638/) 今回はたまたま仕事がなくて、鹿島神宮御船祭にも行くことができました。これらの祭りは一方の神が出かけていってもう一方の神の出迎えを受けるという似た形になっています。
12年に一度行われる水上祭。鹿島神宮の祭神である「武甕槌大神(たけみかずちのおおかみ)」と、香取神宮(千葉県佐原市)の祭神である「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」の2柱の武神が水上で再会するという祭。水上の御船祭としては国内最大の規模と華麗さを誇る。
鹿島神宮から出御した神輿は、鰐川の大船津で船に乗せられ、この御座船を中心として50隻以上の船が、平安絵巻さながらに行列を組んで進んでいく。河川湖沼の水の道を通り、水郷地帯の加藤洲で経津主神の歓迎を受けたあとは、再び鹿島神宮に戻る。
かつては中断されたり、毎年行われたりした時期があったが、現在は12年に一度午(うま)年に行われ、海上安全・豊漁祈願を願う祭となっている。(茨城県HP)
祭りは9月1日からですが着いたのは2日の昼頃。このため船団は潮来のあたりで昼休み?中でした。結構写真を撮っている人は多いですが、一眼レフの割合はそれほどでもなさそうです。

さて、やがて船団は鹿島神宮一の鳥居に向けて戻っていきました。ここに上陸して神宮まで行進するのですが、先頭はパトカーの先導付きのオープンカー、これは予想外でした。

行進は軍隊調ではなくややリラックスした感じもアリ....

神宮では御神輿を納める祭礼があって皆集まるので、ごった返した感じ。この後の祝詞奏上・万歳三唱。

ブログ本文にはフォトギャラリーにUPしてない写真を選んでいます。3日にはこの付近の街中を練り歩くそうですが、その出発式のような祭礼があって、そこまで見て帰りました。舞の奉納など。

12年に一度のことなので現地で見ることができてラッキーでした。参加している人はこの土地の人が多いようですが、人口減少を踏まえれば地縁というものはどうしても弱まってくる。イベント的に土地にこだわらずにエキストラを集めるような感覚も必要になってくるような気がします。
さて、12年後はどうなるでしょうか。12年で祭りができなくなるまでこの国がおかしくはなってないでしょうけど、
私は生きているかも定かではありません。
フォトギャラリー:鹿島神宮 御船祭
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Posted at 2014/09/08 00:12:16 | |
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